HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Nicola Conte 「The New Soud of '60」
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 ここ最近、elevenの閉店関連で、ブログ的にはダンスモードになっていましたが、ミックス作品も紹介しないといけないですね・・・

 ただ、祭りの後の静けさと言ったらアレですが・・・なんか気合が入らなく、自然と耳に優しいミックス作品をを求めていました・・・(^^;)
 体が、クラブでのハードな音と対極の音を求めてたのか、今週は自然とそういう感じのテープを聞いてて、一番良かったのはコレでした!!


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 大好きな「EMT」シリーズの作品で、Jazz系DJの大御所とも言える「Nicola Conte」氏による、ナイス選曲のテープをご紹介します!!

 まず、Nicolaさんの紹介をしておくと、イタリアに在住するJazzミュージシャン/Producer/DJで、ここ最近はミュージシャンとしての活動が強く、日本にもよく来日し、Blue Noteなどでライブをしていますね・・・
 Jazzと言っても色々なスタイルがある中で、クラブJazz以降の感性を駆使しつつ、このテープでも題材になっている60年代のModernやHard Bop、BossaやSambaテイストを再現できるお方で・・・写真の通り、イタリアらしい伊達男ながら、嫌みのないスタイルが大変素敵です・・・

 私自身は、あんまりNicolaさんのことが詳しくないのですが、もはや盟友ともいえる「須永辰緒」さんを通して知った部分が多く・・・この方もJazzのハードディガーとして有名です。

 以前のGrooveでレコ屋探訪的な記事において、辰緒さんとレコ屋を回ってた記事が印象的で・・・一見すると、オシャレ系な方かと思われがちですが、確実に「レコード馬鹿」であることは間違えなく、急に親近感が湧いたりしました。
 ここ最近、クラブでのDJはそんなには多くは無いようですが、ライブでの来日の際は辰緒さんとDJすることが多く、きっとレコ屋もニコニコしながら回ってるんでしょうね・・・

 そんな訳で、紹介です~


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 まず、この作品、タイトルの「The New Soud of '60」が示すとおり、60年代の楽曲を選曲した作品になり、60年代Jazzの中心であるUS産Jazzは一切選曲せず、それ以外のJazzなどで選曲した・・・新たな視点の「60年代Jazz」を提示した作品になっています。

 正直、こういったJazzは全然不勉強なので、書くのに自信が無いですが、拙い知識と記憶で紹介をしてみたいと思います・・・(^^;)

 まず、選曲的には直球なJazzは少なく、どちらかというとマニアックなJazzが多いのかな~と思います。

 それこそ、澤野工房さんの再発で有名なEU産Hard Bopである「Jazz Quintet 60 / Blue and Yellow」のようなスーパーレアな楽曲や、UK産Hard Bopである「Tubby Hayes Quintet / Half a Sawbuck」などが普通にプレイされています。
 私自身、上記のレコードは、ユニオンのJazzコーナーを通り過ぎた時に見たことのある・・・そのぐらいの記憶なのですが、Jazzがお好きな方なら「そんなレアなのを!」と思う部類なんでしょうね・・・検索してて相場にビビりました(^^;)

 また、面白いのが、BossaSambaといったジャンル外の曲を多くプレイしており、それらがスパイスどころが、先ほどのマニアックなJazzと上手く混ざっている選曲が素晴らしいです。

 上の写真の下が分かりやすい例で、ある程度RereGrooveやBrazil系に精通している方ならジャケを見たことがあるかと思いますが、左下の「Les Masques / La Grosse Bosse A Casanova」や、右下の「Mario Castro Neves & Samba SA / Nana」などのBossa/Samba/Brazillian系もサラっとプレイをしています。
 これらの選曲、通しで聴いても違和感は全くなく・・・むしろ、Jazzの堅苦しさを開放し、非常に聴きやすい内容にしていて大変イイですね・・・DJ以降の視点と言ったら失礼ですが、音楽をミックス(選曲)することで生まれる効果を知った上での選曲があり、流石ですね・・・


 そして、全体的な内容は・・・Nicolaらしいオシャレ感を出しつつ、非常に気持ちいい流れを作り、長く聴ける内容になっているかと思います。

 内容自体はDJミックスではなく、コンピレーション形式のノーミックス作品になっていますが、先ほど紹介をした選曲面の素晴らしさが光り、ミックスをせずとも素晴らしい音楽旅行を与えてくれています。

 上手く表現が出来ないのですが、選曲の流れも、しっかりと前後の楽曲に繋がりがあり、Jazzをキーワードに世界各国を粋な客船で旅行をしているような感覚で・・・大変心地よい選曲になっています。
 なんでしょう、Jazzというとジャズ喫茶のような「固さ」がイメージとしてあり、それは決して悪い訳ではないのですが、他者が寄りにくい固さがあるかと思います・・・それをNicolaの感性で取り除き、聴きやすくした感じがあり・・・大変素敵です。



 凄く、専門家ぶった文章になってしまいました(全然知識なく書いてます!!)が、なにも知識が無くても、この空気感は誰にでも馴染め、気づいたらその波に乗っている・・・そんな感じの選曲になっています。
 耳に優しいと言えばそれまでですが・・・ほんとリラックスをして聴ける作品で、EMTシリーズらしいDJの素晴らしさが如実に表れた作品だと思います。

 EMTシリーズの中で、このNicolaのテープはそんなにはないですが、かなりお勧めなので、気になる方は探してみてくださいね!!




<Release Date>
Artists / Title : Nicola Conte 「The New Soud of '60」
Genre : Modern Jazz、Hard Bop、Bossa Nova、Samba、Brazil、RareGroove・・・
Release : 2003年5月
Lebel : Especial Records No Number



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追記 2013/06/02 23:55

 ほんと、どうでもいいことなのですが、文中に「Bossa」な話があったのでつぶやきます・・・

 今日は休日返上で某四国に日帰り出張をしてきましたが、いつも聴いてる機内ラジオ(ANAです)で「小野リサ」さんの特集をしてて、帰りに思わず聴きましたが・・・いや~イイですね!!

 機内ラジオについては、以前、達郎さんの特集をしててヒットした話をしましたが、Jazz系プログラム(小曽根さんの頃が良かった!)と共に、アーティスト単発特集もチェックしています・・・

 今回は、日本人Bossaで有名な小野リサさんだった訳ですが、今回のNicolaのテープがあったので、耳が聴きやすい状態だったのか・・・Bossa Novaの気持ちいい調べにすっかり聴き入ってしまいました。

 内容的には、ニューアルバムが出る宣伝を兼ねてなので、アレな部分もありますが、選曲的には日本語曲のカバーが多くプレイされてて、ユーミンの「あの日に帰りたい」がボムで・・・疲れた体には最適でした!!
 ただ、聴いたタイミングが離陸直後で・・・個人的には羽田に着く直前に聴きたかったです・・・あのラジオって、かなり適当にプレイされていますが、たまにタイミングがとんでもなくバッチリな瞬間(それこそ、以前の達郎さんの時は最高でした!)があり、聴いててグッとくるんですよね・・・

 割とANAは、そういった所を狙っている(?)感じもあり、個人的には大好きです・・・飛行機に搭乗の際は、あの微妙なヘッドフォンをつけ、微妙な音質の元で聴いてみてください・・・たまにヤラれる瞬間がありますよ!!

 ちなみに、呼んで頂いた先方様のナイス・アテンドで、仕事終わりも観光をしてくれ・・・行きたかったレコ屋周りは出来ませんでした(^^;)




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