HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
O.S.T. 「波の数だけ抱きしめて」
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 え~、前回のLarryの記事は、私の評論家モード(?)で書いてみたので、毎度の「イルさ」があんまり出しませんでしたが・・・今回は「イルすぎる」作品のご案内です!!

 今年の冬に発掘し、今年の夏に紹介しようと温めていたテープで・・・ジャケを見ただけで反応してくれる方がいれば本望です!!
 気付いたら、こんなテープも掘るようになりましたが・・・こういうテープこそ「テープで聴かないといけない」作品です!!


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 今回は、アラサー以下には全く反応をしないと思いますが、1991年に公開された映画「波の数だけ抱きしめて」のサントラの「カセットテープ版」を紹介します!!
 
 恐らく、現時点でアラフォー世代の諸兄には感涙な作品で、アラサー世代ならギリでお世話になった作品ですかね・・・私自身は、テレビの再放送などで見た記憶があった程度ですが、30過ぎたら格別な作品でした!!


 まず、今回のテープ、いわゆる「テープアルバム」になるのですが、このブログの中心題材であるミックステープではなく、今となってはかなり特殊なモノだと思いますので、その点から指摘をしたいと思います。

 「テープアルバム」とは、CDやLPでリリースされたアルバムの「カセットテープ版」のことを指し、今は殆どありませんが、時期によってはかなり一般的な存在として流通をしていました。
 それこそ、今までこのブログで紹介した限りだと、Nasの1stSadeのベストアルバムのような名盤のテープ版を紹介していますが・・・名盤のアルバムは、ミックステープ的な感覚で全体的な世界観を楽しめることが分かり、ある時期からテープアルバムを掘るようになった次第です。

 んで、今回のテープアルバム、ブログ的には新機軸で、「国内産」のテープアルバムになります。

 今までは海外流通のテープを紹介していましたが、日本国内でも70年代末から90年代初期ぐらいまではテープアルバムが生産されており、そこそこ売れていたようです。
 私の感覚だと、海外と同様に、レコードだと裏返すのが面倒だとか、車に乗って聴くときに便利だとか、当時はメインだったレコードのカウンター的な存在として流通していたと思います・・・私の親も安全地帯のテープとかを車で普通に聴いてた記憶があります。

 まあ、日本国内においては、CDがメインになったり、MDなどが出現したことで、見事にテープという存在が駆逐されてしまい、現在に至る訳ですが・・・コレも掘ると凄い面白い世界です!!

 テープを掘り始めて初期の頃はスルーをしていましたが、ここ数年、吉澤さんCrystalさんの良質な和物ミックスを聞いたことで、私の中での和物評価が高まり、その流れで掘るようになりましたが・・・なかなか面白いです。
 先日も、後で紹介もする達郎さんのテープボックスを掘った話を書きましたが、テープ特有のデザインの良さだったり、予想だにしないテープがあったり・・・頑張って掘っております!

 特に、今回の記事の根幹にもなるのでが、日本産のテープアルバムも、ミックステープ的な聴き方をすると凄い楽しめるモノが多く、下手したらLPで聴くよりも、テープで聴いた方がカッコよく聞こえる・・・そんなテープが多いことが発見で、今回のテープはその分かりやすい例だと思います。

 前振りが長かったですが、以下で紹介をしますね・・・


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 この作品は、バブル真っただ中の日本において、一世を風靡した「ホイチョイ・プロダクションズ」が企画した映画のサウンドトラックで、作品中で使用された楽曲を中心に収められています。

 まず、テープの紹介をする前に、この映画の話からしたいと思います。

 内容的には、1982年に、日本では数が少なかったミニFMを舞台に、運営に携わる大学4年生の男女たちの、最後の夏の青春模様を描いた作品で・・・今となっては失笑しちゃうかもしれない内容かもしれないですが、ボーイズービーが分かる輩には「グッ」とくる作品かと思います!!
 作品自体は1991年の夏の終わりに公開され、田中康夫さんから続く「バブリー」な世界観を煮しめた作品の最右翼かと思いますが、夏の湘南というド直球な場所を舞台に、最高に甘酸っぱいストーリーを描く・・・直球で「ドストライク」な作品です!!

 主演には小麦色の肌が美しい中山美穂さんをはじめ、恋心をなかなか伝えられない姿が役にハマった織田雄二さん、今現在の方向性とは想像もできない活発的な姿が素敵な松下由樹さんなど・・・今となっては「役者さん」な感じの方々の若々しい演技が目立っております。

 バブル期特有の「トレンド志向」をド直球に出しつつも、鉄板な若い恋心を描いたストーリーを、演者たちの素晴らしい名演が光りつつも・・・今となっては「絶対に作れない空気感」が生きた映画になっていますかね・・・ホント、バブル崩壊以前にしか出せない独特の空気感が新鮮です!!

 この点を明確に表すのは凄い難しいのですが、ホント、この「空気感」は比類が出来ないんですよね・・・
 
 私も、世代的には小学生時代がバブル時代だったと思うのですが、未来に不安を抱かずに、今ある青春を謳歌し続けている感じと言うのでしょうか・・・アナログ的な不器用さは十分にあるのですが、心の余裕的には凄いリッチだった時代だったかと思います。
 子供心を思い返すと、誰しもが「前を向いていた」感じで、景気的にも、時代的にも「華やかさ」を謳歌してて・・・それを、今となっては不器用なりにもアクティブに活用している・・・そんな時代だったと思います。


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 そんな「時代」に乗ったこの作品・・・30過ぎて触れると「超最高です」ね!!

 ストーリー的には80年代の話になるようですが、ホント「ボーイズビー」的な甘酢感(Ⓒ高橋芳郎)が90年代フレイバーと共に爆発させてて・・・最高です!!
 
 映画の内容はYouTubeで見返した程度ではありますが、甘酢すぎてヤラれます・・・

 中山美穂さんの直球なヒロインっぷりも最高ですが、松下由紀さんの「おきゃん」っぷりも最高で・・・夏の湘南というド鉄板な舞台で、最高の名演を見させてくれます・・・

 特に、我々的にはグッと来るのが、ヒロインのミポリンがDJ役なので、レコードを取りだし、タンテにセットして、針を落とし、ボリュームを上げる姿が・・・グッとこない人はいないでしょう!

 大人っぽいけど、大人ではなく・・・子供っぽいけど、子供じゃない・・・そんな感じがし・・・ホント「波の数だけ」抱きしめたい・・・そんな思いを感じます。
 だけど、助演の松下由樹さんの活発な姿にも惹かれる・・・ホント、ど直球な作品づくりが、ナウなヤングを刺激します!!

 
 そんな訳で、詳しくは映画を見て欲しい所なのですが、そんな作品のサントラが、このテープになります!!

 詳細は以下で詳しく紹介をしますが、映画の世界観が上手く表現できており・・・これはテープで聴くのが絶対に一番でしょう!!



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 内容的には、中山美穂さんが演じるミニFMのDJが劇中でプレイした曲や、BGMとして使用されていた曲を収録しており、いわゆる洋楽の曲が中心にはなりますが、この作品の世界観をしっかりと表現しております。
 
 この映画においては、音楽面は主題歌も担当した松任谷由美さん(!)と、久保田利伸などの編曲やドラマBGMの作曲をしていた杉山卓夫さんが担当されたそうで・・・今回紹介するサントラに入っている曲も、確証はないのですが、彼らが選曲をしたようです?
 まあ、ホイチョイなので、メディアミックス的な動きは当然あるので、タイアップをとったレコード会社との兼ね合いも大いにあるかも知れませんが、サントラとしては素晴らしい内容で、聴いてるだけで夏の湘南に連れて行ってくれます・・・

 使用されている楽曲は、AORやサーフ系ロック、そしてブラコンなど、夏の海に似合う曲が多く選曲されています。

 それこそ、写真に上げた「Ned Doheny / Each Time You Pray」「Toto / Rosanna」など、太陽が照らす砂浜で聴いたら最高なAOR系の楽曲や、「George Duke / Shine On」「Cheryl Rynn / In the Night」のような夕焼けから夜に聴いたら涼みつつも盛り上がりそうなブラコン系の楽曲などがプレイされ、大変良いです!!
 正直、劇中では微妙な使われ方(Cherylは日中の交通情報を伝えるシーンでなぜかBGMに・・・)もありますが、どの曲も「夏の湘南」に合っており、聴いてるだけで波の音が聞こえてきそうな・・・そんな選曲になっています。

 夏の海なんて何十年も行ってないですが、都会の喧騒にない心地よさや、ゆっくりとした時間の流れ、人を優しく解放してくれたり・・・こんな私でも嫌いではないです(^^;)
 劇中では、ラジオを聴いてる人々の湘南の夏を彩ったり、演者たちの若い恋模様を表現する意味でプレイされていた訳ですが、全体的に湘南という「夏の海」をイメージした選曲が素晴らしく、聴いててホント心地よく、下手なミックステープを聴くよりも心が洗われます


 んで、ここからが大切なのですが、コレ自体はCDでも当然売られてて、絶対的にCDの方が売れていたかと思いますが・・・この作品の良さを引き出すには、やっぱり「テープ」だと思います!!

 雰囲気や感覚的な話なので、分かりづらいかと思いますが、こういう「雰囲気」を高めてくれる作品こそ、テープが一番素敵に再生してくれる・・・と私は思っています。

 なんでしょう、テープ特有の音の丸さや温もりが、作品の題材である「夏の海」感を更に高めたり・・・テープのアナログ感が、時間の流れを更に心地よいスピードにしてくれたり・・・・このテープの良さを更に高めています。

 私自体は、今回の紹介にあたり、自宅を中心にラジカセで聴いてたのですが、日曜の昼間、家の掃除をしながらBGMで聴いてたら、気分が高まり、窓から入ってくる風が心地よくなり・・・ベランダの外がまるで砂浜のような感覚を与えてくれ・・・最高な気分を頂きました。
 CDにはない柔らかい音が、波のさざ波のように聞こえ、自然と心を和ませ・・・まるで1982年の熱い湘南のシーサイドのカフェで、海を眺めているような・・・そんな心地よさがありました。

 そして、これをカーステに入れて、夏の湘南の海岸線を流してたら、隣にいる娘もウットリな感じでしょうか・・・
 いわゆる「ラブBGM」な話になりますが、これも一級品ですね・・・小粋なオープンカーで是非聴きたいものです・・・



 そんな訳で、若者には全く理解できない世界かも知れないですが、大変素晴らしい作品のご紹介でした。

 はっきり言って、中古市場では投げ売りどころか買い取り拒否な作品ではありますが、テープで聴くからこそ「価値」がある作品で、ミックステープ以上に価値がある作品だと思います。
 DJミックスは全くありませんが、選曲面の素晴らしさだけで世界観が出来ているのが素敵で・・・これからの夏の宝物になりそうです(^0^)

 テープを掘る方も増えているかと思いますが、こういう視点で掘るのも面白いので、是非、和物のテープアルバムも掘ってみてくださいね!!






<Release Date>
Artists / Title : O.S.T. 「並の数だけ抱きしめて」
Genre : Rock、AOR、Soul・・・
Release : 1991年8月
Lebel : Sony Records SRTS 5426
 





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おまけ 「特選! 夏の和物テープアルバム!!」

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 え~、和物テープアルバムの記事は初公開でしたが、昨年ぐらいからボチボチ掘っていて、文中でも触れましたが、結構ヤラれています。

 この手のテープ、探すと結構あり、いわゆる「街レコ」系のお店が在庫量が強く、東京だとCoconuts Discさん中央線沿いのRareさんなどがイイですね・・・特にCoconutsの池袋と吉祥寺は個人的にツボなのが多く、今回紹介しているテープの大半はCoconutsさんで仕入れました!!
 また、大穴なのが、フリーマーケットで、時間軸がアレなおじさま系の店を中心に、大量に出会うことが多く、フリマでも探してゲットしています・・・

 ただ、これらのテープ、やみくもに買ってる訳ではなく、私としては「ミックステープ的に聴ける」作品を中心に買っており、かなり選別しながら買っています。

 その観点でいくと、雰囲気を高めてくれる作品を中心に狙ってて、おのずと「季節モノ」が多くなります・・・
 つまり、その季節を盛り上げてくれそうな作品で、今回の波は正に「夏」を盛り上げる作品で・・・某店で発掘した瞬間、絶対に間違えなし!と確信し、喜びながら買いました(^^;)

 そんな訳で、以下では、ミックステープ視点で「夏」に合いそうなテープアルバムを、私のコレクションから紹介をしたいと思います!!



『サザンオールスターズ / Nude Man』

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 一発目は、今回の作品紹介繋がりで、夏の湘南と言えば「サザン」ですね!!

 私に関しては、吉澤さんの某ミックスを聴いて、サザンが凄い好きになったのですが、個人的にはデビューから80年代中盤ぐらいまでの作品が好きです。
 なんでしょう、初期の頃は「潮の香り」がするというんでしょうか・・・私の胸腺に触れる作品が多く、大人になった今だからこそ聴いてる作品が多いです。

 その中で、82年に発表されたこの作品、夏の海の明るさと切なさが両面に出た内容で、LPも凄い好きでしたが、テープ版を発見し、今はこっちで聴く方が多いです!!
 
 楽曲的には「匂艶The Night Club」のような熱い夜を演出してくれそうな曲、そして研ナオ子さんの名カバーでもお馴染みな「夏をあきらめないで」や、名スロー「Oh!クラウディア」など、心に染みる曲も多く・・・テープで聴くと更にイイですね!!




『山下達郎 / RCA・AIRレーベル 全アルバム集』

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 んで、夏と言えば「達郎さん」も外せません!!

 和物テープを掘り始め、真っ先に欲しいな~と思っていた達郎さんのテープですが、数ヶ月前に某所でバッタリ遭遇したこのテープボックスも、今の時期はパワープレイ中です(^0^)

 1987年に限定生産されたらしいテープなのですが、デビューアルバム「Circus Town」から大ヒットアルバム「For You」までの6作品をテープにしたもので、それぞれのアルバムがリリースした際にもテープ版がリリースされてはいますが、内容的には再発作品といった所だと思います。

 個人的にも、このボックスには収録をされてないですが、数年前の夏の暑い日に、出張で飛行機移動をしていた際に、機内ラジオで達郎さんの特別番組を聴いてたら、雲を突っ切り、高い空を滑空し始めたら「高気圧ガール」がプレイされて以来・・・夏と言えば達郎さんで、サザンと同様に80年代中期までの達郎さんも「潮」や「太陽の光」を感じる楽曲が多く、テープで聴くとホント格別です!!

 もー、名曲が多すぎて列挙ができませんが、今の時期ならAir時代のが最高で、自宅でラジカセで聴いたり、外出時にショックウェーブで聴いてたり・・・この時期にはぴったりですね!!



『阿川泰子 / Sunglow』

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 んで、次はレアグルーブ的な視点(?)で紹介しましょう!!

 Jazz系DJには昔から人気な曲「Skindo-Le-Le」が収録のアルバムのテープ版で、全編、泰子さんのシルキーボイスが光った心地よい作品で、これもテープで聴くと味があります(^0^)

 全編、英語歌詞なのもありますが、サンバテイストを生かしたメローグルーブが全体に生きた作品で・・・ちょっとエアコンを聴かせた部屋なんかで聴くと大変イイですね。
 
 話はズレますが、私に関してはDJプレイは一切しないけど、欲しい曲はアナログで買う訳ですが・・・テープを買うようになって、作品を「ちゃんと聴く」ようになったと思います。

 アナログだけを買ってた頃は、プレイはしないけど「プレイを前提」に買うことが多く、その作品を深くは聴いてなかったんですよね・・・こういう方って多くないですか??
 ただ、今回の記事でも出ましたが「ミックステープ的な視点でアルバムを聴く」という行為を覚えてから、ちゃんと曲を深く聴くようになった・・・ような気がします。

 この泰子さんのアルバムも、「Skindo-Le-Le」狙いで買った訳ですが、テープを聴いて初めて全編をちゃんと聞き・・・アルバム自体も素晴らしいことに気付きました!!

 テープって、色々と教えてくれますね・・・



『Cusco / Island Cruise』

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 今度はレアグル視点ですが、あえて「外した」作品の紹介です(^^;)

 アーティストの詳細は不明ですが、いわゆる「イージーリスニング」モノの作品で、世界各国のクルーズに似合う海を題材にした曲を集めたアルバムで・・・予想以上にユルい演奏が微妙でした(--;)

 分からない方に補足をしておくと、BGM的なムードミュージックというんでしょうか、インストを主体にユルーイ空気を与えてくれるジャンル(?)で、80年代ぐらいまでは人気があったジャンルかと思います。
 ただ、これらのジャンル、DJ以降の視点とはズレていることが多く、ビートが打ってなかったり、なんか変な雰囲気だったり・・・正直、期待して買ったらガッカリなアルバムが多いジャンルとしても有名かと思います・・・私以外にも苦汁を飲んでる方は大変多いかと思います(^^;)

 そんな訳で、爆安だったので試しに買ってみたこのテープ、確かにジャケットの青い海には似合うかも知れないですが、ちょっと喜太郎が入っている感じがアレで・・・私としてはグッとこなかったです。

 今回の「波の数」を掘り、作品良さを知った後だったので、こういった「海もの」は行けるのが多いのでは?と思ったのが行けなかったのかな・・・見事に外しました・・・
 だけど、こういうテープ、発見したらまた買うんだろうな~(^^;)



『かせきさいだぁ / かせきさいだぁ』

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 このテープなら「あっ、欲しいかも?」と思う方は多いかも??

 上の写真だと、何のテープか分からないですが、95年にリリースされた「かせきさいだぁ」さんの最初のアルバムのアドバンステープです!!
 リリース元のインディーレーベル「Natural」のマークが前面に出てて、コレだけでカッコよく、先日の下北ユニオンで同レーベルの別作品のアドバンスが出てましたが、即売れでしたね!!

 んで、この作品・・・今となっては、かなり人気な作品になりましたね。

 かせきさんは、日本語ラップの流れだと割と異端な位置にいて、当時としては直球なヘッズには敬遠されていた印象がありますが、独特の世界観が最近になって再評価された感があり、オリジナルのレコは結構値上がっています。
 私自身も、当時から知ってはいましたが、ラップでも歌でもない感じが分からず、スルーをしてて、大人になり達郎さんなどのCity Popが分かるようになり、とたんに好きになりました・・・アナログ、やっぱり買おうかな~

 作品に関しては、デビューアルバムにして独特の感覚が生きており、聴いてると不思議に涼しくなるんですよね・・・

 ホント、サイダーじゃないですが、冷涼感や爽快感があるんだけど、どこか苦さみたいのが気持ち良く残る感じで・・・これも大人になって分かった感じです。
 こういうのも、テープで聴くと味があってイイですね・・・今年の夏は結構聴きそうですよ!!



『Speed / The Best Album - Moment』

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 そして、そろそろ「オチ」へ向かってボムを紹介していきましょう!!

 ジャケを見た瞬間に「オフっ」となってくれれば本望です・・・一世を風靡した「Speed」のベストアルバムのアドバンスです!!
 まさか、こんなのまで掘ってるとは思わないでしょう・・・私もこれを買うとは思いませんでした(^^;)

 内容的には、彼女たちが大活躍をしていたデビュー時から1998年ぐらいまでの楽曲を集めたベスト盤で、いたって普通な内容なんですが・・・結果的に、これは個人的な「思い出テープ」です。

 私が高校1年生の頃、初めてバイトを近所のコンビニで夏限定でしたんですよ・・・ちょうど、タンテを買って、レコードが欲しい時期だったり、周りがみんなバイトをしてたので、親の反対を押しきってバイトをしたんですね・・・
 結局、冬ぐらいまでバイトをしてたのですが、その夏、Speedがデビューし、デビュー曲の「Body & Soul」が夏の間、コンビニのBGMでも流れるくらいパワープレイされており・・・自然と耳馴染みつつも、個人的な「胸キュン」ソングになっています。

 なぜなら、ここで書くのも恥ずかしいですが、一緒に働いてた同年代の女の子が、働いている内に段々可愛く見え、告ろうか告らないか迷っていたら、夏が終わり、その子が別の男と付き合っているのが分かり・・・淡い恋が実らなかった・・・そんな思い出があります。

 んで、どういう訳か、ある時期から、この曲を聴くと、この夏の事を思い出すんですよ・・・なので、このテープを数ヶ月前に発掘し、問答無用で購入し、最近はセンチになりながら聴いています・・・

 まあ、私にも甘酢な時期があったんですね・・・今は全く無いけどね(^^;)



『元ちとせ / ひぎゃ女童』

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 ラストは、ある意味「そんなの買うなよ!」と突っ込まれそうな特大ボムですが、意外と良く、買った自分もビックリです(^0^)

 独特の美声で、様々なヒット曲をだした「元ちとせ」さんが、デビュー前の15歳ごろに作った作品で、彼女の出身地である奄美大島の「島唄」を収録した民謡のテープです!!
 これは、某所の演歌テープコーナーで発掘をしたのですが・・・演歌モノの中では個人的には大ヒットな作品です!!

 まず、演歌ですが、これがビックリするぐらい、現在でも「テープ」が普通に流通してて、浅草とか上野、錦糸町などにテープ専門店があるほど、かなりテープ需要が高いジャンルです。
 おそらく、機械操作が苦手なお年寄りが聴きたいので、操作が簡単なテープを求めたが故にテープで流通がある・・・という所ですが、和物のテープアルバムを探すようになると、自然と演歌テープを目にするようになるぐらい普通にあります。

 まあ、演歌をミックステープ的に聴ける根性が無い(?)ので、それ系はスルーしてるのですが、たまに目に入ってくるテープもあり・・・それがこのテープでした。

 テープ自体は、彼女が民謡大会で優勝を記念して作られたそうで、全編に渡って民謡で・・・好きじゃない人は一切聞かない内容かと思います。

 ただ、自分でもびっくりしたのが、ちとせさんの澄み切った独特の声が生きていて、それが心地よく・・・気付いたらトリップミュージック的な感覚で聴いてて、メチャクチャ気持ちいい作品でした!!
 アンビエントと言えばそれまでですが、ちとせさんの声と、独特の空気感が、奄美の風として心地よく・・・これもクーラーで冷えた部屋で聴いたら、かなり癒されます!!

 買った時は、安かったのもあるのですが、ネタ的に面白いかな~と思った程度でしたが、演歌や民謡も探せばヤバそうなのがありそうです・・・
 おじいちゃん、おばあちゃんに混ざって、頑張ってコレ系も掘って行きたいと思います(^^;)




 そんな訳で、気付いたらメチャクチャ長い紹介になりましたが、私のダメさ加減を出しつつも、こういうのを聴いて熱い夏を乗り切りましょう!!
 そして、この手の和物ネタ、秋はないですが、冬編も用意をしておりますので・・・半年後ぐらいに再登場をしますよ(^0^)

 あと、最近、真面目なミックステープ紹介をしてないので、次回以降は真面目な紹介をする・・・予定です(^^;)






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(先週の)釣果報告

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 今週も今週で長くってすみませんね・・・ただ、記事はまだ続きます(^^;)

 先週のLarryの記事では報告しづらかった釣果報告があったので、1週遅れの報告です!!

 先週の土曜、渋谷のユニオンクラブ店で、久しぶりにまとまったテープのセールがあり、事前告知を見ただけでも欲しいな~と思うモノが多かったので、朝一で行ってきました。
 実は、先週の水曜日に、Larryの記事で足りなかったレコードを探しに、会社帰りに渋谷に行ったら、店員さんが作業をしてて、それを見ただけで欲しいのがチラホラあり、その時点でテープ馬鹿の血が騒いでいました(^^;)

 そんな訳で、当日は、開店の15分前に到着し、一人で待ってたら、もう一人セール狙いの方が来られ、お話をしていたら、4月ごろのセールで鉄火場を演じた(?)日本語ラップコレクターの否さんで、ビックリしながら11時にお店に入店・・・

 ディガーマナーにのっとり、二人で「抜いた者勝ち」な感じで抜き・・・私は結果的に、上記の写真のように18本購入・・・万超えどころか、1角●老ぐらいなお支払で、店員のお兄ちゃん達をビビらしてみました(^^;)

 今回は、結構強気な値段な付け方ではありましたが、全然見ないテープが多く、ここで逃したら見つけることが難しそうなのが多かったので、ちょっと気合を入れてましたが、否さんとはそんなには被らなかったようで、無事に色々とゲットしました。
 また、その後に行った下北や他のユニオンでもちょこちょこ抜け、久しぶりにテープがガツっと買えて大満足です!!

 では、以下でちょこっとだけ報告です。

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 まずは、最近、やっと過熱してきた「アドバンステープ」ですね!!

 どうやら、日本語ラップコレクターさんがこういったテープを注目し始めたようで、否さんも最近買っているそうですが、私も、今回の「かせき」さんのように、イイのがあればチョコチョコ買っています。

 今回のボムは、ジャケなしでしたが「MURO / Don't Forget To My Men」でしょうか!

 下北のセールでも、MUROさんのは即売れだったそうで、これに関しては、ジャケがちゃんとあったら最高でしたね・・・ただ、音に関してはイイ味でまくりでしたよ!!
 Don'tも最高ですが、B面にはしっかりと「Two Night」が入ってて、こっちがイイ味出しまくり・・・そろそろ、オリジナルのレコードを買おうかな~

 ちなみに、私もそれを知ってて、こういったアドバンスを探してるのですが、アドバンスオンリーでDJミックスをしているのが多く、否さんのお話だと、Youさんのアルバム(2nd?)のアドバンスで、Youさんの自由奔放なDJでミックスしてるのがあるそうです・・・まだまだ、旅は続きますね(^^;)


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 そして、これもアドバンスモノの一種ですが、本当はCDで販売をするDJミックス作品のテープ版アドバンスで・・・期せずして「ミックステープ」なモノです。

 今回は、かなり探していたDLさんとDenkaさんのが同時に出てくれ、やや値段が張り、ジャケも悪かったですが、速攻でゲットしました!!

 内容的にはCDと全く同じですが、こういうのこそテープで欲しいんですよね・・・早速、聴いてみたら、両方ともネタ系の選曲で、テープで聴くと、また別の温もりがあり、イイですね(^0^)

 この手のテープ、なぜかVictorからリリースしてた作品には多く、個人的にはかなりまとまったので、その内、公開をしたいと思います!!


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 そして、今回の大ボムはコレでしょうか?

 以前も一度紹介したことがある、MUROさんのKing Of Diggin'の海外流通版で、なんと「未開封」です!!

 内容的には、既に持っている1作目でしたが、これはレアですね・・・値段的にもそんなに高くなく、保管用に頂戴しました・・・

 あんまり明確には話したことが無いですが、レアな作品は、ストック用に購入もしてて、いつ紛失しても大丈夫なように準備をしています(^^;)
 まあ、いつかあるかもしれないトレード用だったりもするのですが、こういうののが出るのは嬉しいですね!!



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 そんな訳で、釣果報告でした!!

 なお、今回は事前に報告しちゃいますが、今年もお盆休み恒例の「レコードの旅」を敢行しますよ!!

 行く場所は、やっぱり関西+名古屋なんですが、日々の仕事のストレスを発散する意味で珍道中をしたいと思います!!
 多分、昨年などと同じで、夜に飲んだくれながら更新をする感じになると思いますので、お盆中、お暇な方は楽しみにしててくださいね~

 あと、ここで書くのもアレですが、もし、お心があるレコード屋さんがおられましたら、是非、いらないミックステープでも構わないので、ミックステープを店頭に並べておいてください・・・

 私の実感だと、関西や名古屋の実力であれば、ミックステープはもっとイッパイあるはずで、売れるところがないので、市場に出回って無い・・・そんな感じの実感があります。
 これは売れないだろ~と思っても、私みたいなおバカさんは結構いるので、意外と売れたりするかも知れません・・・是非、お心があれば、ご対応いただけると嬉しいです!!
 
 では、30過ぎの半ズボン男が、ユニオンのエコバック片手に必死に行脚しますので、宜しくお願い致します m(_ _)m





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追記 2013年12月23日

今更ですが、タイトルが間違ってた(誤:並→正:波)ので、訂正をしました・・・恥ずかしい(^^;)




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コメント
この記事へのコメント
今回は超マニアックでまさにイルですねー(笑)
主要メディアによると今若者の間でプロデュサー巻きをはじめとしたバブル期のファッションがリバイバルしてるらしいので音楽も日本では90年代が熱くなっていくんですかね(笑)(たぶん実際はごく一部の人たちの眉つばものですが・・・。)
ともあれ、レコ堀りツアーのご武運をお祈りしてます。
2013/07/29(月) 02:45:00 | URL | Sota #-[ 編集]
Re: タイトルなし
>Sotaさん

いつもコメント、ありがとうございます(^0^)

今回は「イルですね~」の一言が欲しく、書いた次第なので、反応を頂き、大変嬉しいです!!
言われてみれば、90年代がリバイバルしてる感じはありますよね・・・ファッション関連はアレですが、レコ業界だと短冊CDがにわかに注目を集めてるので、ちょっと来てる感はありますよね。
今回のは、そういうことを意識せず書きましたが、バブル期独特の空気感もある作品なので、面白い紹介になったかもしれないですね(^0^)

では、今後とも宜しくお願い致します。
そして、レコ堀りツアー、頑張りたいと思います!!


2013/07/29(月) 21:41:57 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
波の数だけ抱き締めて
どうもお久しぶりです。古い記事を見ていたら気になるのが乗っていたので。

これ、ご存知かもしれませんが、当時販促用としてDJ(クラブDJではなくラジオDJ)入りのCDが制作されています。てっきりテープの方もDJ入りかと思ったのですが、違うようですね。

僕が自分でMixcloudに挙げてる夏コンピはコレとdiggin iceがモチーフになっているので、良かったら是非聞いてみてください。若干季節外れですが。。。
2015/10/26(月) 17:24:11 | URL | Suitebossa #ujKBAFXo[ 編集]
Re: 波の数だけ抱き締めて
>Suitebossaさん

こちらこそ、お久しぶりです! コメントありがとうございます!
えー、そんなバージョンがあったとは!! 調べてみたら本当にありますね~
この時代のミュージックテープを掘ってると、ラジオDJ入りのテープは結構ありますが、波の数でDJ入りは強力ですね~
ブックオフ辺りで気長に探してみよ~っと

そして、MIxcloudの方も確認しましたよ・・・時間を見てチャンと聞いてみますね~
それにしても、DJ機材ネタを書いたばかりなのでアレですが、現役でDJミックスを作ってる方って凄いな~と思います・・・
私は、とてもじゃないけどミックスを作る作業工程(選曲作業etc)に時間が割けないので・・・ただ、その分、無駄にブログを書くことに時間を浪費してるので、同じと言えば同じかも??

ではでは、今後とも宜しくお願いいたします!



2015/10/26(月) 23:09:15 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
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