HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Kid Capri 「52 Beats」
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 これも「そういえば紹介していなかった」系のテープですが・・・遂に重い腰を上げて紹介です!!

 ミックステープ業界においては、もはや古典作品で知らない方も多いかもしれませんが、これに影響を受けた方は多く、カプリの素晴らしさ・・・いや「HipHop」の素晴らしさを表現したテープの一つだと思います。
 私も、ある時期に聞いて、その熱量にヤラれ、HipHopの基礎は「楽曲のカッコいいブレイクを2枚使いすること」であることを再認識した次第で・・・この作品こそ「HipHop」です!!



『Kid Capriについて』

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 まず、Kid Capriについては、久しぶりに紹介をするので、少しだけ説明をしたいと思います。

 カプリさんは、NY/Bronx出身のHipHop系DJで、80年代より活躍をしている御大で、現在でもUSを中心に元気に活躍をしているお方です。

 詳細は、私が「以前書いた記事」を参照して頂きたいのですが・・・今回、ここで強く指摘したいのが、カプリが活躍したからこそ「ミックステープ」が広まり、そしてミックステープが「DJの作品」として成立したということです。

 それこそ、DJのプレイを収録したテープ(=ミックステープ)は、現場録音ものやラジオを録音したモノなど、歴史的には70年代末ぐらいよりアンダーグラウンドで流通していましたが、カプリ以前は、そのテープに「作品性」が無いものが多く、作ったDJの個性が強力に反映されたモノが少なかったと思われます。
 それこそ、今でいう「新譜ミックス」的なものが多く、ある種のストリートの「コンピレーション」のような存在で流通し、そのDJの「アイデア」や「個性」を強力に反映させたテープは多くは無かったです・・・つまり、そのDJの「名前」だけで商品として売れるテープがそんなには無かったと思っています。

 この限りにおいて、カプリが80年代末から90年代初期に作ったテープは、結果として「カプリにしか作れないテープ」で・・・ミックステープという存在が、DJのアイデアや個性の元に作られた「作品」であり、その比類なき面白さやカッコ良さが受け、ミックステープという存在を広めた存在として重要だと思います。

 今回の52beatsもクラシックですが、以前に紹介をした「Old School Vol.1」はまさにそうで、彼らにとって懐メロ的な古い楽曲をHipHop流にプレイすることでカッコよくなることを実証し、古い曲もプレイの仕方でカッコよくなることを教えてくれました・・・

 このブログのポリシーでもあります「DJミックスをすることで、プレイした楽曲が更に光る」ことを実証していて、ミックステープでしか出来ないことを伝えてくれたのがカプリです・・・
 つまり、カプリのテープがあったことで、ミックステープというフォーマットが広まったと私は考えています・・・カプリは「ミックステープの父(The Godfater of Mixtape)」であることは疑いがありません!!


 そんなカプリですが、今回紹介をする「52 Beats」もクラシックで・・・これもミックステープでないと出来ない内容で、これに影響を受けた方が多いと思います!!

 詳細は下記に譲りますが、内容的には「オリジナルなBreakbeats」をミックスした内容で、クラシックなBreakbeatsをカプリ流にバキバキに「2枚使い」をし、ファンキーに調理した作品で・・・これもHipHopじゃないのに、HipHopとして成立させているのが痛快です!!

 んで、本編の説明をする前に、この作品の背景となることを説明しておきたいと思います・・・





『Breakbeatsと2枚使いについて』

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 この作品においては「Breakbeats(ブレイクビーツ)」「2枚使い」という言葉(行為)が大変重要になります。
 これらは、DJをやってたり、そのDJ文化を詳しく知ってないと分からない内容だと思うので、詳しく説明をしたいと思います。

 まず、歴史的な話になるので、知らない方は是非覚えて頂きたいことなのですが、HipHopという音楽は、DJがSoulやFunkなどの楽曲(レコード)で、ドラムソロなどの歌が入っていない部分(Break)を2枚使いをしたことから始まったと言われています。

 歴史的には、70年代初期に、NY/Bronxの偉大なDJ「Kool Herc」がDJプレイをしている中で、実際の歌の部分よりも、そのブレイク部分の方がお客さんが楽しみにしていることに気付き、そのブレイクを繰り返す意味で、同じレコードのブレイク部分だけを交互にプレイ(=2枚使い)したら、お客さんにウケたことが発端になったと言われています。
 そのブレイク部分、曲の出だしや曲の間奏でドラムブレイクだけの部分なので、一般的には「間奏」であり、あまり注目をしない部分でしたが、2枚使いでブレイクを延長することでブレイク感が増し、ダンスをする者にとっては感覚的に踊りやすかったり、DJとしてアクションがあるので観客にウケたり・・・またたく間に広まった手法になります。

 これって、ほんと重要なことで、この発想があってHipHopのサンプリング概念が生まれたり、派生としてブレイクダンスやラップが生まれたりした訳ですが・・・DJにおいては、DJのアイデアの元で2枚使いなどをすることで、自分達流の新たな価値観を生み、楽器がなくても音楽をクリエイト出来ることを証明し・・・今のDJ文化に対しての大きな一歩だったと思います。
 特に、その曲を作った人がまったく注目しなかった「ブレイク」に着目をした点は、以降のビートを強調した楽曲が増えた点の実証になるし・・・また、そういったブレイクのある曲を探したりすることや、人とは違うカッコいいミックスを生み出すことなど、レコードを掘ることや、技術の切磋琢磨を生み出して、この文化を進化させていた点は重要かと思います。

 その中で、お客さんにウケの良いブレイクが入っている曲はシーンで珍重され、それらの曲を相対的に「Breakbeats」と呼ぶことが多く、今でも愛され続けています。

 この「Breakbeats」という呼び方、今となっては打ち込み系のダンストラックを指すジャンルとしての方が認知度が高く、一部の方は「Original Break」とか呼ぶ方もいますが、この言葉自体、結構解釈が曖昧で、カッコいいブレイクがある曲であれば何でも該当する側面があります。

 そのため、対象となる音楽ジャンルは幅広く、SoulやFunkに始まり、JazzやRareGroove、DiscoやRock、民族音楽など・・・そこにカッコいいブレイクがあれば何でもOKで、FreesoulやRareGrooveのような「DJ的な発想で生みだされた音楽の聞き方/ジャンル」と考えた方が分かりやすいと思います。

 実際に該当する曲は、今回のカプリのテープを通して紹介をしますが、現在のDance Musicにおける基礎・・・いや「血と肉」になった曲達とも言え、曲を知らずとも、思わず体が反応してしまう曲が多いと思います!!


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 そして、この「Breakbeats」ですが、一番分かりやすいのが「Ultimate Breaks & Beats」で、これに収録された曲が正にクラシックです!!

 Ultimateは、レコードを買ってる人でないと分からない内容だと思うので、少し紹介を入れておくと、カッコいいブレイクが入った曲を収録したコンピレーションみたいなレコードで、ほんと色々なジャンルの曲が網羅され、Breakbeatsの素晴らしさを世に広めてくれたレコードになります。
 詳細は、最近出たWax Poeticsで特集が組まれていたので、そちらを読んで頂きたいのですが・・・コレを持ってないとDJじゃない!と言われるほど、影響力の高いレコードになります。

 実は、こういったオリジナルのBreakbeatsの曲って、昔の曲が大半で、マイナーな曲が多かったり、オリジナルのレコードとなると高額なのも多く、結果的にそれらを知ることが凄い難しいんですね・・・
 その意味で、このUltimateのように、簡単に買えて、結果的に昔から珍重されている曲を分かりやすく教えてくれた部分が大きく、これを通してBreakbeatsを学び、そこから「本当のHipHop」を学んだ方が多かったと思います!

 私自身は正にそうで、高校生の頃にHipHopを好きになり、漠然と昔のSoulの曲をサンプリングして作ったのがトラックになっている・・・みたいなことは理解してましたが、Ultimateを通して、そのブレイクを「2枚使い」することでHipHopになったことを体験的に知り・・・ホント勉強をさせて頂きました!!

 Ultimateに関しては、DJの練習用という考えで買ってたのですが、2枚使いをするうちに、70年代のDJや観客達が、そのブレイクの「気持ち良さ」を突き詰めるが故に2枚使いをしていた事実を知り、HipHopの基礎を知ることで、HipHopやDJが更に好きになったと思います。
 まあ、私の場合は、そこからHipHopを更に突きつめず、Ultimateで昔の楽曲の良さの方を知ってしまい、次第にDiscoやダンクラ系に流れ、そこからHouseへ・・・みたいな変な流れをしていますが、70年代に発見した「Breakbeats」という概念を、Ultimateを通して体験的に習得できたのは凄い大きいです。


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 その中で、もっとも重要なのが・・・そのUltimateを2枚買って「2枚使い」を学んだ点だと思います!

 結局のところ、オリジナルのBreakbeatsは、そのまま聞くと地味な曲が多いです・・・まして、実際のドラムブレイクの部分は、あくまでも「間奏」なので、普通に聴いたらやっぱり地味です・・・
 ただ、そのブレイクを、2枚の同じレコードを駆使し、そのブレイクを何度もプレイすること「特別なグルーブ」が生まれ、更に色々な技を盛り込むことでファンキーになったりする・・・のが2枚使いの大きな魅力だと思います。

 2枚使い自体は、さして新しい手法でもなく、私がDJを好きになった頃でも、HipHopの普通の曲を2枚使いをしてアレンジをするのは普通でしたが、個人的には、Ultimateに収録されているオリジナルのブレイクを色々とアイデアを入れながら2枚使いすることで、地味だった曲を格段にカッコよくすることが出来るという点に衝撃を受けました・・・
 それは、今の私のポリシー(DJミックスをすることで、プレイした楽曲が更に光る)に通じる点なのかもしれませんが、Ultimateを2枚使いすることで体験的に刺激を受け、色々と学びました!!

 その中においては、個人的にはUltimateの3番が大切です・・・宇宙服ジャケのド定番ですね!!

 写真は、その3番の実際のレコードですが、マーキングをしたり、センターホールを補修したりして、かなり練習をしました・・・分かる方はグッとくる面構えかと思います。
 この3番では、ド定番なApacheでBPMをキープしつつファンキーな2枚を練習したり、Got To Be Realでトランスフォーマーの練習をしたり・・・ホントお世話になりました!!

 こういった古典ブレイクや、その使い方は、大半の方が、自分たちよりも先輩のDJから教わることが多く、それこそ、今回紹介をするカプリがその一人かと思います。

 ただ、私の場合は、お手本になったのが今回のカプリではなく、98年ごろに来日したEPMDのDJ Scratchのラジオプレー(TBS/Club Edge)が衝撃的で、特にGot To Be Realの2枚はヤラれ、それに真似ようと頑張りました・・・結果的にある程度は操れるけど、昭和感(?)が抜けないスクラッチ&2枚使いは、この3番から習得をしました(^^;)
 ただ、真面目な話も入れておくと、ただブレイクを繰り返すのではなく、様々なスクラッチやアクションを入れ、楽曲をファンキーに再構築していく術を学び・・・レコードをDJプレイすることで「音楽」が作れることを体験的に学んだのは非常に大きいです!!


 
 そんな訳で、明確に伝わったかは自信がないですが、今回紹介をするカプリのテープでは「オリジナルのBreakbeatsの楽曲」を、カプリらしい「ファンキーな2枚使い」で擦り倒したのが今回の作品で・・・ホント素晴らしい作品です!!

 以下では、カプリのテープの詳細をご案内します!!

 なお、この作品、ほんとクラシックなので、ネット上にも音源が上がっていますので、宜しければ下記の音源を聞きながら読んで頂ければ幸いです(私が上げた訳ではないので、リンク切れはご容赦ください)。

・ Soundcloudはこちら   

・ YouTubeはこちら


 また、繰り返しになりますが、カプリを深く知る上では、以前、私が書いた紹介が参考になるかと思いますので、そちらも読んで頂けると嬉しいです。

・ Kid Capri 「Old School Vol.1」

・ Kid Capri 「Old School Vol.2」





『作品の紹介』

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 この作品では、先ほど触れた「オリジナルのBreakbeats」を題材にした作品になり、実際プレイされている曲はブレイク・クラシックな曲が多く、初めて聞いた方でも反応が出来る曲が多いかと思います。

 それこそ、Bボーイの国歌として我々の血と肉に深く刻まれている「Incredible Bongo Band / Apache」や、パーティークラシックな「Freedom / Get Up and Dance」のようなド定番曲を駆使しつつ、以下の説明でも紹介する様々なブレイク曲が沢山プレイされています。

 基本的に「ブレイク」が主眼点なので、ポンポンと進んでいく内容になり、曲数で行くとA面B面を合わせると70曲弱・・・タイトルの「52」を大幅に超えているのがカプリらしい(?)のですが、クラシックのテンコ盛りにヤラれます!!
 多分、HipHopにある程度馴染みのある方だと、ネタとして使われた曲が多く、またHipHopという音楽の「骨格」となった曲達が多いので、反応する方は多いかと思います・・・気付いたら首を振ってる感じですかね??

 そして、それらのブレイククラシックを「これでもか!」ってぐらい「2枚使い」で擦り倒しているのがこの作品の大きな魅力です!!

 一聴すれば一目瞭然ですが、その曲の美味しいブレイクを豪快に2枚使いし、変な話、ブレイク部分しかプレイしない曲も多く、もはや「ブレイク地獄」な様相で、初めて聴く方にとっては異様な光景だと思います・・・それこそ、歌とかが殆ど出てこないので、掴みどころがなく、聴きづらい作品かもしれないです・・・

 ただ、カプリの偉大な点は2枚使いをすることで「そのブレイクの良さ」を最大限に引き出すプレーが素晴らしいです!!

 それこそ、Apacheは理解できると思いますが、Freedomは2枚使いネタと連想しない方も多いでしょう・・・でも、これも立派なブレイク曲で、後半のブレイクはホントカッコいい・・・そして、カプリが2枚使いをすることで、更にカッコよくなっています。
 これも後で詳しく指摘しますが、ループという意味でブレイクを2枚使いしてるのではなく、スクラッチやトランスフォーマーなどのギミックを交え、もはや「自分の曲」としてプレイしてている点も大変素晴らしいです!!
 

 また、選曲に関しては、後ほどにも色々と紹介をしますが、渋いな~と思う曲も大変多いです・・・

 カプリのプレイを通して知った曲も多いのですが、収録曲によっては「それをブレイクとしてプレイするの?」という意外な曲もプレイされてて、個人的にはGo-Go系の曲とOld School HipHopの曲をさり気なくプレイしている点にヤラれました!

 それこそ、カプリの擦りクラシックな「Troble Funk / Pump Me Up」や、一応Heatbeatネタのクラシック「T-Ski Valley / Catch The Beat」などを熱く2枚してるんですよね・・・
 この辺の感覚は学ばないといけない所で、Breakbeatsの本来の精神(カッコいいブレイクがあれば2枚使いする)を尊重するが故に、今となってはBreakbeatsと選定されないジャンルの曲もプレイしてる点は流石で・・・グッときます!!


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 ただ・・・初めてコレを聞いた方は、熱い2枚使い以上に「音が異常に悪い」ことに気付くと思います・・・いや~、ビックリするぐらい音が悪いですね(^^;)

 基本的に、何度もプレス(コピー)をされたテープなので、コピーのしすぎで音が悪い(なのでプレス違いによって音が違う)し、プレイしているレコードも状態が悪いのも多いのですが・・・カプリの場合は、この音の悪さが「味」であり、これが分かるようになると「カプリ中毒」ですよ!!


 この点は、説明を入れておかないと理解できない点もあるので入れておきましょう・・・

 例えば、A面の最初では、永遠のHipHopビートな「The Honey Drippers / Impeach the President」がプレイされていますが、他のどの曲よりもノイズが入ったレコードで、とにかく音が悪いですね(^^;)
 また、個人的にはDiscoラインとしても好きな「John Davis / I Can't Stop」は、超熱く2枚しているのですが、細かく聴くと、微妙に2枚使いをしているレコードのコンディションが違い、交互にプレイすると微妙に音が違います・・・

 この辺は、レコードを買ってたり、レコードでDJプレイをしないと分からない点で・・・個人的には「Impeach the President」の音の悪さには感涙です!!

 オリジナルは7inchのブレイククラシックで、あまたのHipHopのビートネタになり、HipHopのビートの一番理想形な曲ですが、オリジナルの7は高額で、みんなUltimateの11番(オレンジ)を使用しているかと思います・・・そしてこのUltimateのインピーチで2枚使いの練習をした方が大変多いかと思います。
 私もそうで、ホント好きなブレイクです・・・2枚使いすることでビートのグルーブが増すブレイクのトップとも言え、さらにDJの技次第でブレイクに磨きがかかる・・・そんなブレイクだと思います。

 個人的な思い出になるのですが、若かりし頃、夏のクソ熱い昼間にインピーチを使って永遠と2枚使いの練習をしてて、段々とそのループが中毒になり、2枚使いをヤメられなくなり・・・段々と体も熱くなり、無意識に服を1枚1枚と脱いでいき、小一時間したら全裸になってた(通称:全裸インピーチ)ことがありました(^^;)

 まあ、それぐらい中毒性が高いブレイク(?)なのですが、重要なのは、それだけプレイしている曲(レコード)なので、盤がボロボロになるんですよね・・・

 2枚使いをすると、その部分だけ異常にプレイするので、盤が劣化したり、アクションの過程でレコード針などで傷付けたりすることが多い訳です・・・カプリのレコードもそうなのかな??
 また、私のインピーチの場合は、夏場に汗まみれで盤を触ってたので、夏を過ぎて秋ぐらいにプレイすると、レコード盤から針によって掘り起こされた「塩」が産出されます・・・これもノイズの原因になり、オレンジは何度か買い直しました・・・


 つまり、このテープにおける「音の悪さ」は、カプリが「それだけ擦り倒してた」証拠で・・・分かる人にとっては「味」として聞こえるかと思います!!

 私自身も、これを聞くたびに音の悪さには閉口してしまいますが、2枚使いをすることで音が悪くなることを経験的に知ってるので許せるし・・・何よりも、HipHopという音楽が「悪いことも逆転の発想でかえてしまう」点が最大の魅力であることを知っていると、これが不思議と「味」になってしまいます!!

 つまり、カプリの他の作品でも書きましたが、こういった音の悪いレコードでも全然普通にプレイしちゃうのがカプリの魅力です・・・そう、こういった「豪快さ」がカプリの魅力です!!

 この辺の感覚は中々上手く説明が出来ないのですが、きっと「細かいことは気にするな!ファンクだよ、ファンク!!」みたいな感じなのかな・・・

 実際に、この音の悪いレコ以外にも、「KC & the Sunshine Band / I get lifted」であれば、プレイ中に針が飛んでもマイクで「ごめんね!」と言って、そのままプレイし続けます・・・個人的には、この曲名で針を飛ばしてるのがカプリらしいのですが、ほんと豪快です・・・

 また、私もそうですが、レコード買ってるとオリジナル盤に執着するようになるのですが・・・このテープにおいては、Ultimate率が高く、そういった執着心があんまり無いのもグッと来ます!!

 トラックリストを起こしてて気付いたのですが、A面の序盤で「Syl Johnson/ Different Strokes」をプレイする辺りからは、Ultimateの4番(赤)を連続で6曲プレイしています・・・
 きっとルーティーンの一つなのかも知れないですが、Ultimateでプレイしてると思われる曲の殆どが、先ほどのインピーチ同様に音が悪く、きっと擦り倒したレコードでプレイしてるんだろな・・・と思うと、思わず感涙してしまいました(^0^)


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 そして、その「豪快さ」は実際のプレイ・・・そう「2枚使い」にも如実に表れています!!

 聴いてみると、今となっては若干オールドスクールな感じもするかも知れないですが・・・圧倒的なファンクネスに満ちた2枚使いは衝撃的で、ホント素晴らしいですね!!

 なんでしょう・・・本宮ひろ志でないと漫画化が出来ない勢いというんでしょうか・・・とにかく「おりゃ~!」という感じの2枚が炸裂しまくりで、これこそカプリの真骨頂です!!

 テクニカルな部分も解説をしておくと、楽曲において「ブレイクに入る前にホーンとかのヒット音が入っているブレイク」の2枚使いが異様にカッコいいんですよね!!

 例えば、A面の後半ではクラシックな「The Magic Disco Machine / Scratchin'」「Herman Kelly & Life / Dance to the Drummer's Beat」を連続プレイしているのですが・・・この流れは鬼カッコいいです!!
 どちらもブレイク前にヒット音がある系の曲で、ブレイクのグルーブを高めながら、そのヒット音を擦りながらの2枚がカッコよく・・・最後は決め球で片方のブレイクの音を消した上でのスクラッチ&トランスフォーマーにはヤラれまくりです!!

 これ系のブレイクにおける擦り倒し方はホントカッコよく、いつ聴いてもヤラれます!!

 これもクラシックな「Brothers Johnson / Ain't We Funkin' Now」も、ブレイク前のヒット音を豪快に削り、超熱くなってるし、私の中でのトランスフォーマークラシックな「Cheryl Lynn / Got to Be Real」も、スピーディーでありながら、バキバキなトランスフォーマーがカッコよく、最高です!!


 カプリの2枚使いやスクラッチ系の技を解説しようとすると、それこそQ-Bertなどのようなスクラッチ系DJのような正確さは少なく、言葉として「豪快」という表現が妥当になってしまい、単純に技のレベルとしては評価が下がるのかも知れません。

 ただ、このファンクネスに満ち溢れた「豪快さ」は誰にも真似出来ず・・・これがカプリの魅力だと思います!!


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 そんな訳で、作品の紹介は以上です・・・いや~、まとめるのが難しい作品ですね!!

 最後に少し要点をまとめておきましょう・・・

 紹介をした通り、あまたのブレイククラシックを豪快に2枚使いし、擦り倒すことでカプリにしか作れない「ドファンク」なグルーブがこの作品の最大の魅力になると思います。

 この話は、本当は音の悪さの部分で話すべきかも知れないですが、そのファンクネスが相まって、全体的なグルーブもファットになり・・・いわゆる音圧も異常に太くなり、カプリにしか出せないグルーブが炸裂しています!!
 音は悪いのは認めますが、オリジナルのブレイクと聴き比べると異様に音が太くなってて、私としては「カプリの音」が一番素晴らしいと思います・・・トラックリスト起こしでYouTubeの音源と聴き比べると、その音の太さは一目瞭然です!!

 そして、思うのが、こういう感覚こそ「HipHop」だということです。

 誰も着目しなかったブレイクを2枚使いで新たな曲にするという発想もそうですが、その行為にカプリ流のファンクを注入することで、更なる次元に進んでいるのもそうだと思うし・・・そのファンクが音の悪さを化学変化させ、結果的に良くしてるのもそうだと思います・・・

 私の中では「HipHopに迷ったらカプリを聞け!」という考えがあります。

 カプリは、今回のテープのように、いわゆるHipHopの曲はプレイしてないけど、HipHopの本来の精神の元、自分のアイデアとファンクで、プレイする曲を「HipHop」に変えられる数少ないDJだと思います。

 HipHopは、本来、誰も着目しなかった「ブレイク」という部分を、DJ達の自由な発想で2枚使いすることで生まれたと考えると・・・基本的に、音楽に対して壁を作ること無く、己のアイデアとファンクで突き進んでいく音楽・・・いや音楽ではなくて「スタイル」だと思います。

 カプリのプレイを聞いていると、細かいことは気にせず、ファンクで行け!というメッセージがバシバシ伝わるんですよね・・・なので、自由であるはずのHipHopというスタイルに迷った時は、カプリのテープが最高の処方箋で、私の中では永遠のクラシックです!!


 最後ですが、私はこんな理由で、このテープが大好きです!!

 歴史的には、このテープは、HipHopがSoulやFunkのブレイクを2枚使いすることで生まれたことを伝えてくれたり、2枚使いをするだけで作品として成立させた点など・・・これを聞いて影響を受けた方が多いと思います。

 今となっては、HipHopの「歴史的名盤」みたいなのを紹介すると、どうしてもアーティストのアルバムとかシングルを上げざるを得ないかと思いますが、カプリのこのテープは、ミックステープという非合法なフォーマット故に取り上げられることがあまりありません。
 ただ、このテープは、HipHopにおいて「裏・歴史的名盤」であることは間違えなく、HipHopの歴史においては、重要な作品の一つだと断言したいです!

 特に、HipHopが生まれた頃の歴史を後世に伝えつつも、DJが本来持つ「自由さ」「カッコ良さ」を教えてくれる存在で・・・ほんと、色あせない作品だと思います!!

 MP3/セラート時代では、結果として「あり得ない」作品になってしまいますが・・・むしろMP3/セラートでは作れない「カプリの世界」は、時代を超えても絶大で、これからも永遠に残るでしょう!!
 

 久しぶりに熱く書いてみましたが、興味を持った方はネットの音源などを聞いてみてくださいね・・・
 ただ・・・私の実感としては、これも「テープ」で聴くべき作品で、ショックウェーブのBassをMaxで聴くと効力絶大で、極太ファンクが堪能出来ますよ!!



<Release Date>
Artists / Title : Kid Capri 「52 Beats」
Genre : HipHop (Soul、Funk、RareGroove、Jazz、Rock、Disco・・・)
Release : 1992年
 ※1992年と言われているが、それよりも前の可能性も高いです。
Lebel : Tape Kingz No Number


Notice : プレス違いについて

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 一般的には、タイトルトップに貼った「Tape Kingz」製のテープの方が有名ですが、上記のようなジャケのテープ(カプリ側がプレス??)もリリースされています。

 まあ、相当クラシックなテープなので、色々とリプレスされてはいますが、私の持っている範囲だと、このカラージャケの方が音が良かったです。
 本文にも書きましたが、テープをダビングにダビングを重ねたプレスもあるようなので、プレスによって音が違うようです・・・この辺も魅力と感じると、ちょっと病気です(^^;)

 なお、音質違いの延長で、Tape Kingz製と上記のカラージャケだと、ミックスの終わるタイミングが違く、カラージャケの方がA面B面とも1曲ぐらい多いです・・・こういう豪快さも好きになると、結構病気です(^^;)



Notice : トラックリストについて

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 この作品に関しては、適当でお馴染みのNY産(?)なので、ちゃんとしたトラックリストはテープについていません。

 今回紹介をしたTape Kingz盤はインデックス自体がなく、先ほど紹介したカラージャケの方は、収録した曲を列挙する方式で一部だけ掲載があります。
 ただ、その掲載も結構適当(?)で、曲名が微妙に間違ってたり(Frisco DiscoがFrisco kidになってる!)、順番が適当だったり・・・あまり頼りになりません(^^;)

 まあ、作ったカプリも、ノリでミックスしたのでトラックリストを作らなかっただろうし、テープをプレスする側も、ブレイクだけのプレイなので曲名が起こせなかったりしたんでしょうね・・・

 そんな訳で、今回の紹介を書くにあたって、自分の作業がしやすいようにトラックリストを作ってみました!!

 実は、今回の記事を作成するに当たり、この作業が凄い大変でした・・・自分の記憶とShazamの力を借りつつ起こし始め、Shazam先生でも分からないのは気合で調べてなんとか形になりました・・・
 愚痴っておくと、A面で「Isaac Hayes / Breakthrough」をプレイしてるのですが、ピッチアップ(33→45)でプレイしてるんですよね・・・これではShazam先生はお手上げですが、ちょうどUltimateの4番を連続プレイしてたので、それでIsaacっぽいことが分かり、実際に4を買って45にしたら・・・無事に正解しました(^^;)

 そんな訳で、現状ではパーフェクトではないですが、何かの参考にしてください・・・

 あと、超蛇足ですが、A面の20曲目が「20th Century Steel Band」になるのですが、これはカプリからのメッセージプレイなんでしょうか・・・気付いてしまったので、書いておきます(^^;)


[ Side A ]
Pleasure / Bouncy Lady
Melvin Bliss / Synthetic Substitution  
The Honey Drippers / Impeach the President  
Spoonie Gee / Love Rap
Billy Squier / Big Beat
James Brown / Funky President
T-Ski Valley / Catch The Beat
Syl Johnson / Different Strokes
Bobby Byrd / I Know You Got Soul
Gaz / Sing Sing
Isaac Hayes / Breakthrough
Tom Jones / Looking Out My Window
Dynamic Corvettes / Funky Music Is The Thing
The Mohawks / The Champ
The J.B.'s / The Grunt (Part 1)
James Brown / Funky Drummer
Johnny Hammond / Shifting Gears
KC & the Sunshine Band / I get lifted
Banbarra / Shack Up
20th Century Steel Band / Heaven and Hell Is on Earth
Incredible Bongo Band / Apache
Juice / Catch a Groove
Freedom / Get Up and Dance
Olympic Runners / Put The Music Where Your Mouth Is
B.T. Express / Do You Like It
The Magic Disco Machine / Scratchin'
Herman Kelly & Life / Dance to the Drummer's Beat
King Errisson / Well, Have A Nice Day
Chicago Gangsters / Gangster Boogie
Trouble Funk / Let's Get Small
Cerrone / Rocket in the Pocket
WAR / Heartbeat
AM-FM / You Are The One
The Cecil Holmes Soulful Sounds / Theme From 2001
John Davis and the Monster Orchestra / I Can't Stop
In Search Of Orchestra / Phenomena Theme
Eastside Connection / Frisco Disco

[ Side B ]
Rufus Thomas / The Breakdown part 2
Rufus Thomas / Do The Funky Penguin
7th Wonder / Daisy Lady
Black Grass / Bad Bascomb
Pleasure / Celebrate The Good Things
Brick / Dazz
T Connection / Groove To Get Down
Brothers Johnson / Ain`t We Funkin' Now
Trouble Funk / Pump Me Up
Esther Williams / Last Night Changed It All
Pleasure / Let's Dance
J.J. Johnson / Willie Chase
The Monkees / Mary Mary
Rick James / Fire it Up
Isaac Hayes /Ike's Mood
Otis Redding / Tramp
Roy Ayers / Lonesome Cowboy
Billy Joel / Stiletto
Bo Diddley / Hit Or Miss
Rare Essence / Body Moves
Marvin Gaye / T Plays it Cool
  ???①
Cheryl Lynn / Got to Be Real
Treacherous Three / Feel the heartbeat
Funkadelic / You'll Like it Too ※1
Coke Escovedo / (Runaway) I Wouldn't Change a Thing ※2
The Blackbyrds / Rock Creek Park
Vaughan Mason & Crew / Bounce, Rock, Skate, Roll
Lafayette Afro Rock Band / Conga
Rhythm Heritage / Sky's The Limit
Bob James / Take Me to the Mardi Gras
  ???②
Chuck Brown And The Soul Searchers / Bustin' Loose
Dexter Wansel / Theme from the Planets
The Soul Searchers / Ashleys Roachclip

※1 実際は「T.D. Records / Feelin' James」のインストを使用
※2 UBB Vol.13の曲でプレイしてるので、この表記にしました


★ 大切なお願い ★
 残念ながら、リストにおいて2曲だけ私の耳では判明出来なかった曲があります。
 もー、ここまで来ると、パーフェクトにして、カプリの功績を後世まで残したいので、下記の曲が分かる方がおられましたらコメント欄にご一報ください!!  宜しくお願い致します!!
 
不明曲①(B面の???①) 
 Soundcloudの音源だと「1.17.19」の所から始まる曲で、軽快なハンドクラップが利いたブレイク曲。聞き覚えはあるけど、曲名が思いつきません。Shazam先生もお手上げでした。

不明曲②(B面の???②)
 こちらは更に難解で、Soundcloudの音源だと「1.30.45」の所から、RUN DMCネタな「Bob James / Take Me to the Mardi Gras」と交互にミックスしている曲が分かりません。重たい2連キックが印象的な曲で、Old School系の曲だったような気がします。
 この辺の部分、カプリの技の一つである「クイックミックス」が光っている部分で、この曲が分かれば、収録曲を買って紹介しようと思っていましたが、残念ながら分からなかったので、本文では紹介出来ませんでした。




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『 おまけ 』

 最近、仕事が忙しかったり、紹介するテープが難解だったりで、ブログの更新が遅れ気味だったので、お詫びの意味を込めて、オマケ音源をアップしました!!


(1) DJ Scratch Breakbeats Mix 1999

     音源はこちら(SoundCloud)

 今回、カプリの記事を書いてる際に、Breakbeatsに関しては、本文でも触れた「DJ Scratch」のプレイに影響を受けました・・・

 1998年8月ごろに来日した際、TBSラジオで放送していたDJ番組「Club Edge」でのプレイで・・・これが衝撃的でした!!
 特に「Cheryl Lynn / Got to Be Real」の2枚使いは衝撃的で、いわゆるダンクラを擦り倒し、こんなにもカッコよくなるんだ~と痛感しました・・・

 つまり、今回のカプリ同様に、2枚使いをすることで「こんなにファンキーになるんだ!」というのを知ったミックスで、これに近づこうと色々と練習をしました・・・まあ、そんなには上手くならなかったですけどね(^^;)
 
 そんな訳で、カプリの記事を書いてて、Soundcloudに久しぶりに入ったら、暫く使ってなかったことが分かったので、試しにその音源をアップしました!
 残念ながら、以前の番組紹介の時に上げたYouTube音源は諸事情により削除してしまったのですが、今回アップした音源はその時よりも長めで、Breakbeatsを擦り倒した後のHipHopのクラシックミックス(こっちもドープ!)も入れましたので、お暇なら聴いてくださいね~

 ちなみに、なぜかこの記事に埋め込みが出来なかったので、リンク先のSoundcloudに行って聴いてください(^^;)


(2) special mix from mixtapetroopers

     ダウンロードはこちら(1週間限定 / パスワード:ubb)

 んで、Scratchの話が出た所で、練習をして、私のクラシック・ブレイクの腕前がどのくらい上手くなったか・・・気になる方はいますか??

 これはちょっと恥ずかしいですが、私が21才ぐらい(2001年3月)に、Ultimate Breaks & Beatsに収録された曲だけで作ったミックス(その当時、個人的に作ったテープのA面)を限定アップしてみました!!

 記事を書いてて、私もBreakbeatsを題材にしたミックスを作ったな~と思い出し、ちょっと聴いてみたら、昭和感のあるスクラッチ&2枚使いは恥ずかしいですが、内容的にはボチボチな出来なので、恥さらし覚悟でアップです・・・私がミックスした音源を上げるのって初めてかも??
 
 一応、Ultimateだけで作ったミックスで、なるべくビートミックスで繋げていき、段々とBPMが上がって行く流れにした内容で、後半は微妙なトランスフォーマーが随所で炸裂しています(^^;)
 分かる人が聴けば分かるかと思いますが、私の2枚使いや擦りは、パターンが少ないんですよね・・・なので、擦ってるフレーズがおのずと似てきて、ワンパターンな感じも微妙っすね~(^^;)

 ただ、割と今の趣向に近いミックスで、昔っから趣味が似てたんだな~と思う内容ですね・・・この点は自分でもちょっと褒めてしまいました(^0^)

 そんな訳で、素人が作ったミックスなので、1週間だけ限定公開をします・・・お暇な方だけDLして、聴いてみてくださいね~


 
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 そんな訳で、久しぶりにかなり頑張って書いた記事ですね(^0^)

 実は、最近の紹介するテープが「そういえば紹介してなかった」にしてたのは、理由があったんですね・・・これは、久しぶりにボムを打ち込む為の準備作業でした。
 ただ、準備作業とは言え、このカプリが超難関で、久しぶりに、なんでもっと前に紹介しなかったんだろう・・・と後悔をしました(^^;)

 では、次回は、予定では、そのボムを打ちこみたいと思います・・・あんまり期待をせずにいて欲しい内容ですが、私でないと書けない話だと思いますので、頑張って書きますね!!

 ではでは、今後とも宜しくお願い致します(^0^)





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コメント
この記事へのコメント
お久しぶり?です
今回の2枚使いとブレイクビーツの説明、とても詳しくて勉強になりました!
クラブカルチャーの一般常識(?)とも言えるトピックを敢えて掘り下げる所に、MTTさんの啓蒙魂を垣間見た気がします。
Knowledgeもhip hopの重要なエレメントだと思うので、こういう記事ってやっぱイイですよね!(^o^)v

カプリですが、実は昔レコ屋でold school 2を何となく買ったことがあります(500円くらいだった)
あまりの音の悪さとワイルドなマイクパフォーマンスにビックリしましたね(苦笑)
ただ彼にしか作れないone and onlyな作品なのは間違いないっすね!
Todayのhim or meって曲のイントロを2枚使いで引き伸ばしてるのがかっこよかったなあ

最後に、例によって私事なんですが、最近rinder and lewis作品にハマってます!
Dimitri先生のmixに入ってるlustが最高すぎて♪
ただ、彼らの作品ってほとんどCD化されてないんですよね(>_<)
かろうじてel cocoはCD化されてますが。
ダンクラのハードコレクターでもあるMTTさんはやっぱり持ってたりしますか?
Seven deadly sins(1st LP)とかlustの12inch(高額らしいですね)とか

長文失礼しました!応援してます(^o^)
2014/06/08(日) 17:10:51 | URL | kyk #-[ 編集]
Re: お久しぶり?です
>kykさん

お久しぶりです!!
最近、更新が少なかったのもありますが、kykさん好みなのを出せなく、すみません・・・

カプリに関しては、私より上の世代がドストライクだと思いますが、深く聴くとレベルが違いすぎで、私は凄い影響を受けたので、ここまで書いちゃうんですよね~
kykさんが書かれてるような音の悪さやワイルドな感じは、確かに感じてしまい、初めて聴いたときは拒否感すら覚えたのですが・・・それが、HipHopにおけるMiddle期のような豪快なサンプリングだと思うと、その存在感は唯一無二で、ほんと素晴らしい方だと思います。
なので、カプリの記事を書くときは、ほんと真剣に書いてます・・・今回も、紆余曲折がありましたが、何とか書けました!!

そして、rinder and lewisの件・・・また渋いところを突いてきますね!!
lustの12は持ってない・・・というか、DimiがチョイスするDisco系の楽曲が、実は超ドープなのが多く、困ってしまいます!!
レコを買ってる立場だと、スーパーレアなんだけど、サラッとプレイ(エディット)してくる様は流石で、感化されて欲しいんだけど、手が出ないのが多すぎです・・・ホントセンスがイイんですよね~

そして、CD化されてない(というか、Editしたけど権利が取れない)DimiのEditは多く、これもチェックする価値があります・・・12inchでは出てる範囲だと、個人的には、Danny Krivitがフェイバリットな「Aretha Franklin / I Say A Little Prayer」とか、ライブ音源から入る「Prince / I Wanna Be Your Lover」とかは最高ですね!!
あと、数年前から現場だけでプレイしてる「山下達郎 / Daydream」のeditもヤバいっすね・・・Dimiって、見た目のポップさとは裏腹に、超マニアックなことをしてるのが凄い好きです!!

ではでは、今日は原稿を書き続けて、疲れてしまい、現在ほろ酔い中につき、いつもより饒舌になってしまいました・・・すみません(^^;)
今後も頑張りますので、宜しくお願い致します!!


2014/06/08(日) 21:35:23 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
お答え、ありがとうございます!
さすが、アナログで掘り続けているだけあって、お詳しい!
Dimitr作品の裏事情(?)、とても興味深かったです!
曲自体とても素晴らしいのに、実は超レアだなんて、ズルい(笑)しかも、MTTさんの言うようにさらっと(自慢っぽく無く)プレイするもんだから、カッコいい!

まあ、そこが世界トップクラスの大御所DJたる所以なんでしょうね・・・
それにしてもダンスミュージックって奥が深い!やっぱりオレにとっては一生追い続けられる究極の趣味っす!
ではまた!(^o^)v
2014/06/08(日) 23:11:56 | URL | kyk #-[ 編集]
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