HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Spinna 「West End - New York City Classics」
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 え~、秋疲れっていうんでしょうか、なんか疲れています(^^;)

 仕事が結構あるのもありますが、なんか「ヤル気がしない」日々が続き、疲れています・・・連休は1日だけ仕事をしましたが、季節の変わり目で、アレなんですかね~
 それなりにレコ屋に行ったり、飲みに行ったり、ストレス発散はしてるんですけど、気持ちが快晴じゃない感じなんですよね・・・なので、ブログの更新もちょい適当気味でした(^^;)

 そんな訳で、季節的にはちょうど良さそうな作品の御紹介です(^0^)


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 今回は、Discoがお好きな方なら嫌いな人はいない有名レーベル「West End Records」の音源を、あのDJ Spinnaがミックスした素敵な作品の御紹介です!!

 まず、West Endの事を紹介してから、作品の説明にいきましょう。

 ある程度、レコードを掘っている方だと、写真左のピンクのカンパニースリーブを見たら分かりますよね・・・
 West End Recordsは、Disco全盛期である70年代末から80年代にNYで運営をしていたDance Music/Club系の独立レーベルで、Disco/Garage系の音楽としては、一番「NYらしい」レーベルかと思います。
 
 オーナーは「The Godfather of Disco」として名高い功績を残した「メル・シェレン」で、一貫して「Disco/Club」でプレイされる音楽を作り続けたレーベルになります。
 もう、レーベルのキャッチコピー「Where the Sun Sets and Stars Rise = 太陽が落ち、星が登る場所(=West End / 西の果て)」という時点で、夜に光り輝くことを前提に考えており、様々なクラシックを作り、今でも皆に愛されている曲が多く・・・メチャクチャ素敵なレーベルです!

 楽曲に関しては、メルが影のオーナーとして結果的に活躍した「Paradise Garage」の音楽に一番見合うのがWest Endとも言え、いわゆる「Garage」の一般的なイメージに近い楽曲が多いかと思います。
 それは、踊るための要素を大切にしたり、ダビーな質感だったり、歌を大切にしている姿勢だったり・・・この辺が「NYらしい」レーベルの根幹になるのですが、70年代末の「Discoの死」以降のクラブを支え続け、人を踊らし続けた音楽がWest Endかな~と思います。


 そんなWest End、私自身は大好きなレーベルで、昔から好きではありましたが、今回紹介をするSpinnaのこの作品で、West Endの深い魅力を知った次第です・・・

 ここ数年、DJ Kentaさんだったり、DJ Noriさんがミックス作品を出したりしたことで、ちょっと注目が集まっている感のあるWest Endですが・・・不思議なもので、コンピとかは多少ありましたが、ミックス作品は意外と少ないんですよね・・
 まあ、これは権利的な事情で動けなかったのが大きいようですが、今まで、何度か紹介をしているSalsoulに比べると、昔からあまりなく、ある時期までは、このSpinnaとMarly Marl(!)の作品しかなかったと思います。

 私に関しては、このSpinnaの作品を聴いて、West Endのことが更に好きになった訳ですが・・・こういった「ワンレーベル・ミックス」って、そのレーベルの魅力に気づかせ、更に好きになる効果があるかと思います・・・
 私のブログのポリシーでもある「DJミックスをすることで、プレイした楽曲が更に光る」的な要素がしっかりと発揮されており、かなりお勧めな作品です(^0^)

 ではでは、詳しい紹介に行きましょう!!

 なお、下のレコ写が思った以上に見にくいのは御愛嬌で・・・すみません~(^^;)


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 この作品は2枚組の作品になり、合計28曲のWest Endクラシックをプレイした作品で、Spinnaによる「New York」らしい空気感が冴え渡った作品になります。

 収録曲としては、鬼クラシックな「Raw Silk / Do It to the Music」から始まり、隠れSalsoul Orchestraな初期作「Sounds Of Inner City / Mary Hartman, Mary Hartman」などをプレイし、レーベルの魅力を余すところなく表現しています。

 全体的に「Garage」っぽさを意識したミックスになり、それこそRaw Silkは少しエディットしてダブっぽくプレイしてたり、世界観がブレる曲は外したり(Heartbeatは未収録)し、流石ですね・・・

 今回、久しぶりに聴き直して痛感したのですが、暗闇のダンスフロアーで聴いてて「カッコいい!」と思う曲や、思わず踊ってしまう曲が多く、それが「New York」らしさになるのかな~と思います。
 それこそ、クラブではクラシックな「Loose Joints / Is It All Over My Face」なんかがそうで、普通に聴いたら地味な曲なんですが、音の良いクラブで、暗闇の中で聞いたときの恍惚感のようなものが、しっかりとプレイされています!!


 また、個人的な話にはなるのですが、West Endって「歌モノ」が異様にイイ曲が多いんですよね!!

 私自身、Discoを買い始め、West Endも買っていましたが、市場価格的にレアなのが意外と多くなく、買いやすい値段の曲の方が多く・・・それ故にスルーしていた時期があるんですよね・・・この感覚、分かりますか??
 その中で、Spinnaのミックスを聴いて「うわ~、この曲カッコいい!」と思い、レコを掘りに行ったら普通に売ってて、値段もお手頃な曲が多く、かなりヤラれました・・・個人的には「Sybil / Rescue Me」あたりがヤラれましたね~

 これこそ「DJミックス」の素敵な所で、DJのプレイで「曲が更に光る」点だと思います・・・特に、ダンスミュージックにおいて、トラックだけではなく「歌」の重要性を理解していたWest Endの美学を、しっかりとSpinnaがすくい取っている点はビガップです!!

 クラブ音楽って、やっぱり基礎は「トラック(=ドラムやベースライン、上モノなどのインスト)」になるかと思います・・・West Endもその部分は強く、独特でありながら、ストロングな印象があり、大変素晴らしいです。

 ただ、クラブで踊り続けていると、感情に響くモノが欲します・・・それが「歌」だと思います・・・

 時代的にインストオンリーの曲が成立しづらい時代に活動していたWest Endですが、常にクラブを念頭に置いた活動をしていただけに、踊っている人に「響く歌モノ」を作ろうとしていた流れがあったかと思います。
 凄いメッセージ性の高い曲は正直少ないのですが、メル自身が、Paradise GarageのフロアーでLarryのDJで酔いしれた経験があったからこそ、そういう流れがWest Endにあり・・・その部分を、Spinnaがしっかりと押さえ、魅力を光らせたプレイになっています!!



 紹介は、やや適当になってしまいましたが、West Endの持つ「Garage感」を上手く表現した作品だと思います・・・NoriさんのWest Endミックスがお好きな方なら、絶対にヤラれますよ!!

 ちょうど時期的には、日が暮れるのが早くなり、適度に夜がすごしやすいので、夜空を見ながら聴くのには凄い最適で・・・散歩のお供にはバッチリでしょう(^0^)

 なお、West Endのことをもっと知りたい方は、オーナーメル氏の著書「パラダイスガラージの時代」が大変お勧めです。
 メル氏の半生を書いた作品になり、レーベル運営のことも詳しく書いており、中々面白いです・・・曲を一曲出すだけでも様々なことがあり、更にWest Endのことが好きになりますよ!
 
 あと、凄い余談ですが、内容の良いミックス作品を聞くと、持ってない収録曲が急に欲しくなります・・・West Endも「このくらい」ありますが、まだまだ掘りが足らないようで・・・頑張って掘ろうっと(^0^)




<Release Date>
Artists / Title : DJ Spinna 「West End - New York City Classics」
Genre : Disco、Garage・・・
Release : 2007年
Lebel : West End Records(US) UPA 1023-2




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<独り言 aka 業務報告>

 今回、別に意識をしてコレになったわけではないですが、今回のSpinnaのような「ワンレーベル・ミックス作品」において、来月発売予定の某作品で、ちょっとお手伝いさせて頂きましたよ(^0^)
 もう、情報も出てたりするので、秘密にするのもアレですが、個人的には嬉しいお手伝いでした・・・近いうちに「しっかり」と紹介をしますね!!





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コメント
この記事へのコメント
長くなるかも・・・
今回の記事、超ストライクですっ!!!
Salsoul 、prelude、emergency等、良いレーベルは数あれど、オレもwest endの曲を一番愛聴・愛用してるかも・・・

まさにMTTさんの言うように、歌ものが最高なんですが、その一方で現場を意識したダビーなミキシングも施されていたりと、とにかくバランスが半端なく優れてるですよね!(^o^)v
ご存じの方も多いとは思いますが、敢えて改めて、デビッド・トッドとニック・マルティネリに大いなる賛辞を!west endの数多くの作品を手掛けた偉大なコンビです!
美しい歌モノから、shirley litesのheat you upのようなぶっ飛んだDUBまで幅広い音を作れるのがスゴいですよね!
Raw silkやsybilが好きなら、是非loose endsも聴いて欲しいです♪ニック・マルティネリがプロデュースしてるので。
West endに比べるとフロア対応力は落ちますが、良質なブラコンです!

Noriさんのmixは大好きで結構聴いていたのですが、スピナは未聴でした(*_*)
絶対ゲットしますよ~!!

追伸:MTTさんのお仕事って何でしょう??
ライナーやレビューかな?!
無理に教えてとは言いませんが、リリースしたら教えてくださいよ♪

2014/09/15(月) 18:18:26 | URL | kyk #-[ 編集]
Re: 長くなるかも・・・
>kykさん

早速のコメント、ありがとうございます!
このネタは、絶対に反応をしてくれると思っていましたよ(^0^)

West End、ちゃんと表現をしようと思うと、結構難しかったのですが、Dubっぽい質感のトラック群と、やっぱり歌になるんですよね~
これは、文中では上手く書けなかったのですが、普通に聞くと地味なんだけど、クラブで聴くとボムなのが多いんですよね・・・Loose Jointsもそうですが、Let's Go Dancin'とかもヤバいっすね!
結局のところ、そういったクラブで聴く前提の曲が多いので、DJミックスすることで、水を得た魚のようになるのかな~とも思います。
あと、West End、他のDJでも聴きたいですよね・・・個人的にはDanny先生のを聴いてみたいですね(^0^)
ちなみに、Loose Endsは大好きですよ!! 

ではでは、今後とも宜しくお願い致します(^0^)

追伸
お仕事の件、もうちょっと状況が整ったら紹介をしますが、ほぼ正解です(^^;)
一部では、既に情報が出ているようで・・・なんか恥ずかしい思いで一杯な感じです(^^;)


2014/09/15(月) 20:59:20 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
こんばんは!

West end records大好きです!特にBarbara Mason - "another man"とか・・・
Spinnaのミックスの存在は知らなかったので、とても聴いてみたいです:)

レーベルジャケットってすごいですよね。信頼するレーベルなら、自動的に目に留まるし、新譜の店でなら、また奴らが動き出したか!っていう興奮があり・・・。12インチを買う人にしか分からない、甘美な、瞬間です
2014/09/21(日) 23:39:23 | URL | ねりごま #bCJt4Luo[ 編集]
Re: タイトルなし
>ねりごまさん

お久しぶりです!
あの時は大変お世話になりました(^0^)

West End、考えてみると凄い独特な音が多く、まさに「踊るため/クラブのため」の音楽なんですよね・・・私もAnother Manは、ベースラインを聞いただけでヤラれます!

あと、ジャケット! 今回、あえてレーベルのロゴの画像を使わなかったのが、レコードを掘ってる立場とすると、あのカンパニースリーブが愛着がありすぎて、メチャクチャ好きだったからです。
この辺の話は、データだけで音楽を聴いている人からすると、むしろ「贅沢」な話にもなるのかも知れないですね・・・音を聴きつつ、目でも楽しんでいますからね(^0^)

ではでは、今後とも宜しくお願い致します!

ps
ねりごまさんに感化されて、Tony Tocuhのテープがあれば、買う日々が続いています・・・でも、あんまり無いですね(^^;)



2014/09/23(火) 11:57:08 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
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