HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Gerhun 「胎内Groove!?」
DSC01206.jpg

 え~、先週のMUROさんの件では、皆様にコメントや拍手を頂き、ありがとうございます!

 コメントでも色々と書きましたが、この話は、私以上に皆さんの方が喜んで頂けると思っていたので、嬉しいコメントや反応ばかりで感謝感激です・・・こういったことが、私の日々のモチベーションに繋がっていて、また元気を貰いましたよ!!
 雑誌の方は、今月の後半に出るようなので、楽しみにお待ちくださいね~

 そんな訳で、通常営業です・・・今週は変形ジャケものです!


hunger_00.jpg

 今回は、あの有名ラップグループ「Gagle」のMCである「Hunger」さんが変名で作ったミックステープの紹介です。

 まず、Gagleというと、説明不要なラップグループで、MitsuさんとMu-Rさんによる素敵なトラックの上で、Hungerさんの独特の節回しと声で奏でるラップが混ざり合い、唯一無二なグルーブを発するグループだと思います。
 アルバムも沢山出していたり、MitsuさんとMu-Rさんに関しては結構ミックス作品をリリースしているので、お好きな方が大変多いかと思いますが・・・ただ、Hungerさんがミックスを出していることは意外と知られてないですかね?

 Hungerさんに関しては、Gagleにおいては「MC」に徹している印象がありますが、やっぱり音楽がお好きなお方で、彼らのレーベル「松竹梅レコード」を仕切っていたり、たまにミックス作品を出したりしています。
 特に、ここ最近の人気ミックスシリーズ「IMA」に関しては、世界中の「今」なHipHopを紹介するコンセプト自体が、Hungerさんの意向もあるのかな~と思わせる節もあり、HungerさんもGagleの音楽的中枢の一人なんだな~と思います。


DSC01216_201503010950179b3.jpg

 ただ、出されているミックス作品なりが、Hungerさんのラップのように「独特」で・・・今回のテープも独特な存在になっています。

 まず、この作品は2003年の5月ごろにリリースされた作品(松竹梅の1番最初の作品)になり、上の写真のように布製(革製)のポーチにカセットテープが入っているという内容になり、この時点で独特ですね(^^;)

 ケース違いの話は、一番最後に書きますが、どうやら「タバコ」用のケースを転用したようで・・・インパクトは絶大で、リリース当時から話題になった作品になります。
 こういった「変形ジャケ」は、過去にも色々と紹介をしていますが、やっぱり「インパクト」が大切で、これもミックステープを楽しむ要素の一つかな~と思っています。

 んで、Hungerさんに話を戻すと、こういった「独特な方向性」をお持ちのようです・・・

 この作品の正にそうなんですが、旅行好きが高じて、世界各国を回った際に集めたらしい非US以外のHipHopで作ったミックス作品(UMA)があったり、ラップの内容やトピックも視点がちょっと違うし・・・独特ですね。
 ただ、今回の作品を聞いたり、紹介をするにあたって色々と調べた中で、人と違うことをしたいがための「独特さ」なのではなく、自分の信念や考えがあっての「独特さ」があるんだな~と思い、Hungerさんのことをかなり見直してしまいました!

 では、作品の紹介です・・・内容もかなり独特で、説明が大変です(^^;)


hunger_01.jpg hunger_02.jpg

 まず、この作品は、いわゆるコンピレーションに近い内容になっており、2タンテで作ったDJミックスではなく、なんとも言えない内容(?)になっています。
 リリース時の情報によると「コンサート方式」と形容してて、日本の映画や歌謡ショーなどの声ネタを間にはさみ、マスターミックスのような感じにもなっています・・・

 また、収録曲も写真にあげた「Bahamadia / Philadelphia」「Slum Village / Hustle」のような、そんなに有名ではないアルバム収録曲を中心に選曲してて・・・Gagleの音に近い内容にはなっていますが、正直、取っ付きにくい内容になります。

 え~、言いづらいですが、内容に関しては「謎」な内容です(^^;)

 ミックスの方向性や内容、収録曲など、普通に聞いたら「謎」な内容ばかりで、多分、普通の人は入り込めないないようです・・・私も最初に聞いたときは、謎すぎて上手く入り込めませんでした(^^;)
 トラックリストも謎で、例えば「1stアルバムから / Beatnuts」と書いてあったり、意味不明の曲が入ってたり・・・この辺は遊びでそうしているのかもしれないですが、パッと聞いただけでは理解が出来ません。

 ただ、あえて「謎」にしている理由もあったりします。

 このテープ、Hungerさんが独自に入手した音源や、ビデオやTVなどから抜いたライブ音源などを収録してて、いわゆる「音源では無い音源」を結構使っているのが理由の一つかも知れません。

 独自入手系だと、US HipHopグループのCrown City Rockersの前身であるMissionのフリースタイル音源や、同じくUS HipHopグループのSound Providersのレコーディング風景らしき音源(!)などが収録されています!
 恐らく、海外勢と交流があったことで、たまたま録音してた内容だと思いますが、こういうのが入っています・・・ライブ音源もGangstarrなど、渋いところを押さえています!

 

 結果的には、ジャケットのインパクトさはありますが、全ての内容が「謎」な部分が多い作品です・・・

 ただ、Hungerさんが思い描く「HipHop」がそこにはあり、独特な世界観のある作品に仕上がっているかと思います。
 特に、秘蔵音源を入れてくるセンスや、アルバム系の曲も、あまり注目されない曲を中心にチョイスしてて、Hungerさんのセンスが生きた内容になっていることは間違えありません!

 コレクター的には色々とある作品ですが、入手しようと思えばそんなには難しくないので、是非探してみてくださいね~




<Release Date>
Artists / Title : DJ Gerhun 「胎内Groove!?」
Genre : HipHop・・・
Release : 2003年5月
Lebel : 松竹梅records STB-001


Notice : ケースについて

DSC01210.jpg
DSC01209.jpg

 本文中では上手く説明できなかったので、ケースについては、ここで詳しく紹介をします。

 この作品は、上記のような2種類のケース(上:布製 下:革製)が流通しており、それぞれに色違いがあります。

 一応、資料だと革製のタイプが初回出荷130個のみの限定タイプで、布製の方が通常タイプのようです・・・流通量に関しては、そんなには差がないと思っており、個人的には布の方が入手が難しかったように思えます。
 今回、軽く奇跡が起きたのが、紹介しようと聞き始め、週中で、某ユニオンでテープ放出があるとのことで、このテープとは関係なしに会社帰りに行ったら、布の別色タイプが出てて、タイミング良く入手が出来ました・・・こういう入手の仕方は上がりますね(^0^)

 そして、色に関しては、全てを把握はしてないですが、布であれば「赤×黄土色」「オレンジ×茶色」、革であれば「黒」「茶色」が手元にあり、他の色もあるかも知れません・・・
 一応、手持ちの資料だと4色らしく、それでいくと、コレでパーフェクトなのかな?とも思いますが、他の色もあったような記憶があり・・・詳しくは分かりません(^^;)

 ちなみに、これは全くの憶測なのでアレですが、コレだけの為にケースを作ったとは考えずらく・・・ケースに関しては、知り合いの輸入雑貨屋さんなどがタバコケースとして仕入れたけど、あまり売れなかったのを引き取って転用したのかな~と思っています??
 この作品、当時の定価が結構安く(1200円)、普通にケースを作ったら高いので、そういった入手経路であれば、この値段でも理解が出来るな~と思っています・・・実際はどうなんでしょう??


DSC01205.jpg

 ただ、コレクターとして、一つ指摘しないといけないことがあります。

 この「革製」のケース・・・どんなに厳重に保管しても「カビ」てしまいます(--;)

 布の方は大丈夫なのですが、革製の方は材質の内容からか、かなりの頻度でカビが革の表面に付着し、気づいたら白くなってることが多いです・・・
 その度にケースをはたいて天日干ししたり、洗濯(!)をしたり、ジップロックに入れて保存をしたり・・・色々と策を講じていますが、今回も上記の写真のように、すこし分かりづらいかもしれないですが、カビていました(--;)

 テープにおける「カビ」の存在は、いつも頭を悩ませる存在です。

 まあ、根本を揺るがすような問題という訳ではなく、ケースであればふき取ったり、テープ本体の磁気テープへの付着であれば、テレコで早送りを繰り返してカビを飛ばしたりする作業があるぐらいで・・・微妙に面倒な存在です。
 ただ、あるテープにカビが見つかると、他のテープにも伝わる可能性があるので・・・管理面での面倒さの方が問題ですかね・・・

 私としては、無印良品の折りたたみコンテナにテープを詰め込んで保存をしているのですが、なるべく、どのケースも定期的に開けて、テープを取り出し、少しでも空気の循環をさせたり、特殊ケースなのはジップロックに密封して保管をしたり・・・色々とやってますが、対処が出来ません(^^;)
 特に、あまり聞かないテープ箱が危険で、今回のHungerさんの作品も、大変失礼ですが、そっちの箱に入っていて被害を受けてたようです・・・やっぱり、紹介するジャンルに偏りがあるとイケませんね(^^;)


 そんな訳で、作品の補足を使って愚痴(独り言?)を呟いてみました・・・なので、今週は独り言はお休みです(^^;)







 
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
音楽のジャンルの1つにexperimental musicというものがあるようですが、今回の作品はさしずめexperimental mixでしょうか?(笑)
久し振りの変化球、ナイスです☆

さて、懲りずに(?)私事ですが、最近Jimmy rossのfirst true love affairをget(もちろんオリ盤)したのですが、既に持ってたCDと聴き比べてみたところ、音質の違いに衝撃!dj noriさんのプレイでクラって以来、オレにとって断トツのno.1 discoなんですが、最高っす!
実はCDで持ってるのにアナログで買い直してる曲、他にもチラホラ。
まさか、ここまで自分の音楽ライフが変わると思いませんでした。完全に生活の中心になってます!

毎度戯れ言、失礼しました。(^_^;)
ではまた!
2015/03/01(日) 16:15:16 | URL | kyk #-[ 編集]
Re: タイトルなし
>kykさん

いつもコメントを頂き、ありがとうございます!
これも変化球な作品ですが、テープを掘っている方なら知っている・・・ただ、ジャケ(袋)がこういう種類があることと、テープにおける「カビ」について書きたかったので・・・書いてみました(^^;)
まあ、テープ自体が今となっては「謎」な存在なのでアレですが、謎を楽しむことも大切ですね・・・

それにしても、レコ報告は渋いところを攻めてますね!!
確かに、Discoを掘りだしてから、レコードの音の良さに気づいた流れはあります・・・
私の中での結論は、Discoのレコードはクラブでプレイすることを前提に考えているので、プレスする側が音にこだわっていた部分があり、70年代末~80年代末ぐらいまでの12inchは音がイイと考えてます。
特にNY産、それもFrankford/Wayneでマスタリング(カッティング)したのは異常に音がイイです・・・レコードのデッドワックスにF/Wとか掘られているとアガってしまいます(^^;)
そして、それがDiscoだけでなく、HipHopもHouseもそうで、Discoの流れをくんだレーベルやプレス工場で作られたレコが音がイイんですよ・・・これがあってHipHopに戻れた部分もあります。

あと、この話を続けると出ちゃうのが「レコード針」です!
これは、好みもあるし、アンプやスピーカーのシステム面の話も出てくるので、一概にイイとは言えませんが、針をかえただけで、そのレコードの印象がかわることもありますよ~
私は、Larryが使ってたことで有名な「Ortofon Night Club」のSタイプの再発モデル(Larryは針先の形状違いのE)を使ってますが、Disco系の相性の良さは抜群です!
この辺も、是非、試してみてくださいね~

ではでは、こういう話は大歓迎なので、またお待ちしてますね(^0^)
今後とも宜しくお願いいたします!!



2015/03/01(日) 21:47:07 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
感謝
貴重な情報、ありがとうございます!
マジで勉強になります!

デッドワックスには様々な情報(prelude盤のFK御大のサインとか?)があるとは知ってましたが、プレス先まで分かるとは!
多分手持ちレコにもいくつかありそう☆

そして、針!実は何がイイのか分からなかったので参考になりました!
と言っても、オレのタンテは非DJ用で針の種類変更が無理ですが(;´д`)
でも、今後のために、バッチリ覚えておきますよ!

てゆうか、遠くない未来に、DJ用のタンテを買いそうで怖い・・・レコード買うだけでも切り詰めてるのに(爆)
ではまた!
2015/03/01(日) 22:07:31 | URL | kyk #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック