HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Kenny Dope 「Break Beats Volume One」
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 気づいたら3月も半ばで、季節は春になり、だいぶ暖かくなりましたね~
 今週は朝と夜は少し寒いですが、日中はコート要らずで、逆に熱い位な日もありました・・・季節の変わり目は気分の変わり目でもあると思うので、上向きに行きたいものです!!

 そんな訳で、個人的には気分が上がってしまう「ブレイクビーツ」モノの紹介です(^0^)


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 ここ最近、全然紹介してなかったテープを中心に自宅発掘をしてて、今回のKenny Dopeも全然紹介してなかったことに気づき、今回の紹介になりました(^^;)
 まあ、正確に書くと、欲しかったKennyモノのテープがやっと買えて、それで気づいた次第です・・・前回の紹介が5年前の「この記事」だったようで、忘れすぎですね(^^;)

 では、今回のテープの紹介です!

 まず、Kenny Dopeについては説明不要でしょうか・・・Kennyの肩書を紹介しようとすると、もー幅が広すぎて、形容が難しく、あえて書くなら「ダンスミュージック系DJ/Producer」になると思います・・・
 
 昨年はMasters At Workの復活(是非、日本でもプレイを!)があったりで、にわかに注目が集まったりしましたが・・・ミックステープコレクターとしては避けては通れないお方かと思います。

 時期的には00年代前後になるのですが、写真のように味のある「絵ジャケ」のミックステープを連発してて、影響を受けた方が大変多いかと思います。

 特に、テープという側面で指摘したいのが、これらのテープが「Kenny Dopeの音楽感」をパーソナルに表現してて・・・結果的にリリースされたテープを揃えていくと、Kennyの音楽感を一つ一つ表現してたんだな~と思いました。

 前段で「幅が広すぎて」と書きましたが、それはKennyが様々なジャンルの音楽を掘って、自身の音楽活動に昇華しているのが背景にあるからで・・・その掘った音楽をジャンル別に紹介してたのが、これらのミックステープになると思います。
 リリースしたテープは、以前紹介した「Disco」を始め、SoulやRareGroove、DeepFunk、HipHop、Reggae、Brazilなど・・・Kennyが影響を受けた音楽を一つ一つ紐解いていて、私自身もこれらのテープを集めてやっと合点しました!

 そんなKenny作品の中で重要作と言えば、今回の「ブレイクビーツ」になると思います!!

 これは、ザックリと説明すると、HipHopのビートネタになるようなドラムパートが特徴的な昔の曲を題材にしたテープで・・・ビート職人でDJであるKennyにとっては外せない題材だと思います。
 この話をすると長くなるので、詳細は同じ題材を豪快に調理した「カプリのテープ」を参照頂きたいのですが、とにかく「2枚使い」をすることで価値が生まれる楽曲をプレイしたテープになるかと思います。

 特に、Kennyに関しては、DeepFunkを含む、この手のブレイクの鬼として名高く、お気に入りのブレイクをリエディットした7inchのボックスセットを作ったりする位、ブレイクビーツは切っても切れない存在だと思います。
 なんでしょう、ダンストラックの骨となるビートが、打ち込みで作ったドラムパターンではなく、黒さが光るオリジナルのブレイクを基礎としている部分が大変強く・・・この内容は直球ですね!

 詳細は下記で説明をしますが、かなりドープな仕上がりで、Kennyの良さが沢山でています!!

 
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 では、作品の紹介です!

 この作品では、いわゆる「ブレイクビーツ」という、SoulやFunk、DiscoやRereGrooveといった70年代~80年代の音楽で、ドラムブレイクに特徴がある楽曲をプレイした内容で・・・様々なジャンルの曲がプレイされています。

 それこそ、ブレイククラシックな「Juice / Catch A Groove」や、曲としてもしっかりと踊れる名曲「Booker T & MG'S / Melting Pot」などを選曲し、全編にわたってファンキーに攻めている内容です!

 そして、これらの楽曲はドラムブレイクが爆発する部分がポイントとなる中で、Kennyの大柄な体からは想像が出来ない細かくもファンキーな2枚使いが炸裂してて、ヤラれます!!

 Kennyって、あんまり2枚使いとかをしないイメージがあるのですが、やっぱり根は「Bボーイ」なんですね・・・Bの心に響く熱い2枚使いでグルーブを作ってて、大変良いです・・・
 カプリほどゴリゴリな感じは無いのですが、要所を突いた2枚で、聞いているとつい踊りたくなったり、首を振ってしまう2枚が炸裂してて、個人的には大好きです(^0^)

 ただ、その反面、これがKennyらしいのですが、Melting Potのように曲全体のブレイク感がイイ曲は、そのグルーブを大切にしながらプレイもしています・・・
 この辺はDisco~Houseラインの曲のプレイの仕方になり、Masters At WorkとしてのKennyな部分になるのかもしれないですが、私としては、それはあくまでも「Bボーイ」の延長としてプレイしている感じがあり、これもKennyの味でかなりイイです!!

 また、掘り師のKennyらしく、渋い所も攻めてて、Disco系であれば「Sessomatto / Sessomatto」のようなレア曲や、Old School HipHopな「Cold Crush Brothers / Weekend」など、深い曲や意外な選曲もあり、流石です・・・

 割と日本人だと「ブレイクビーツ=HipHopの元ネタ」というイメージがあり、カテゴライズ上はHipHopなOld Schoolをブレイクビーツとして取り扱わない様相が強いですが、NYでHipHopを通過した方だと、この辺が違いますよね・・・
 まあ、この時代の曲はバンド生演奏で、ある意味でFunkやDiscoの延長としても評価ができるので、個人的には全然問題なしなのですが・・・Weekendというレア盤で2枚をしている姿にはBを感じずに止みません!

 あと、BDKネタ曲で繋ぎつつ、その上で、後処理でBDKの声サンプルをブチ込んできたり・・・クラフトワークにSucker MC'Sをブレンドしてプレイしたり・・・分かってらっしゃる細かい仕事も光りまくりで、最高です!!



 そんな訳で、ザックリとした紹介でしたが、Kennyがやっぱり「HipHop」がベースで、それも、HipHopが本来持っている「自由さ」や「黒いグルーブ」がベースになっていることが分かるテープだと思います。

 Kennyに関しては、音楽感に「House」的なニュアンスも多分にあるのですが、それが「HipHopの貪欲さ」を起点に取り込んでいることが感じられ・・・結果として「Kenny Dopeの音楽」に仕上がっているのが凄いな~と思います!!
 それは、カプリ級に真っ黒ではないですが、Kennyらしい繊細さを伴った「黒さ」が熱く光っています・・・う~ん、上手くまとまらないですが、やっぱりルイべガだけが「Nuyorican Soul」では無いですね!

 テープ自体は、割と入手しやすい作品だと思うので、気になる方は探してみてね・・・あと、この手の海外の名作は普通に空雲とかにアップされていますよ!




<Release Date>
Artists / Title : Kenny Dope 「Break Beats Volume One」
Genre : Soul、Funk、RareGroove、Disco、Rock、HipHop・・・
Release : 1999年
Lebel : Dragon Tape Recordings No Number


Notice : Kenny Dope作品について

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 今回、無事に未入手だった作品が手に入ったので、未紹介の作品も含む、Kenny DopeのIndexページを作ってみました!

 Kenny Dopeのテープに関しては、割と簡単に買えるテープもありますが、CDと併売が故にテープ版が全然流通してない作品(テープに「74min」と書いてある作品)もあり、集めるのに苦労をしました(^^;)
 
 最近、こういった「テープの一覧化」もしないといけないな~と思っていたのと、個人的に持っているテープの確認をするため(すみません・・・・)を兼ねて、アップしておきますね!
 コレクターの方は、是非、ご参考にしてくださいね~

  Kenny Dope 作品一覧



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<独り言>

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 今回の記事はテープの集合写真が多いですね・・・そんな訳で久しぶりの釣果報告です!!

 え~、ここ最近、面白いもので、週末の掘り活動より、平日にお店に行って掘ることが増えています・・・

 まあ、そこまでレアではないので週末の目玉商品にせず、お店側が平日にヒッソリと放出するブツが、私にとって欲しい対象であるだけなんですが・・・そういった平日放出情報を元に、会社帰りに掘りに行くことが増えています。
 こういった放出って、既に告知された情報を元にお店に行くので、すでに無くなっていることもあれば、マイナー過ぎて週末まで売れ残っていることもあったりで・・・平日の微妙に忙しい中にお店に行くかどうかは迷うどころですが、やっぱり気になって行ってしまい、スーツ姿で無駄に一喜一憂をしています(^^;)

 そんな訳で、今週の平日、写真のテープが某ユニオンで放出されたということで、都内出張帰りに寄って、無事にゲットしてきました!

 このテープは、UKのレゲエ・サウンドマン(DJ)である「Jah Shaka」の80年代~90年代のライブ音源テープで、レゲエを掘っている人でも簡単には手を出さないテープ(?)かと思います。

 Jah Shakaは、もはや「伝説」なお方で、60年代末よりUKでDJ活動を開始し、一貫して「ラスタファリズム」を尊重したプレイで・・・レゲエにけるRoots Reggae~Dub関連の重鎮として名高いお方です。

 現場は行ったことが無いのでアレですが、自身のサウンドシステムを率いてのプレイでは、鬼のような低音地獄だそうで、そのストイックで精神的なプレイからか、失神者が出ると言われるほど神な存在です。
 特に面白いのが、今は違うかもしれないですが、当時はタンテ1台でプレイをし、一曲が終わるたびにマイクを粋に交えながら曲を変えていくスタイルが独特で・・・それが聞きたくて手を出した次第です!
 
 購入に際しては、もう無くなっているかな~とドキドキしつつ行ったら、まだ残っていたけど、たまたまレゲエを掘りに来てた外人さんがそのテープを見てて「Oh ! Shaka!」とつぶやいて、これはヤバいと思い、横から抜くという、強引な方法でゲットしてきました(^^;)
 外人さんも「Oh!Kichigai Sarari-man ne!」といった感じでニッコリとしてくれましたが、どうかしてましたね・・・きっと、外人さんも、国に帰って「日本にはスーツでテープを必死になって掘ってるイルマティックがいるぞ!」と報告してくださると思います(^^;)

 そんな訳で、このテープ、少しずつ聞いてますが・・・ヤバいですね!

 このJah Shakaのテープは、UKのレゲエの現場でよくあるスタイルで売られた(作られた)もので、Jah Shakaがプレイする現場でしか売られていなかったそうで・・・店員さんの話(ありがとうございます!)だと、トレードした方がUKの現地で買ってきたブツのようです。
 内容も、正に「ラスタファリ~」なスタイルで、独特の空気感がヤバく、深く聴いてたら宇宙に飛ばされちゃいそうな内容で、恐ろしいです・・・この辺、探せばYouTubeとかで聴けるんでしょうが、テープで聴く方が味があると思います!

 ただ、購入したテープに関しては、深く読みとると日本産のが多く、完全なUKオリジナルとは言い難いかな??
 恐らく、前オーナーがアレな方で、アレな感じで買ったか作ったんだろうな~と想像すると、それはそれでご飯が何杯でも食べられる内容です・・・特にジャケの紙の裏が衝撃的で腰を抜かしました(^0^)

 
 値段は結構出してきましたが、こういう1点モノは財布が開いちゃいますね・・・レゲエに関しては、こういうRoots~Dub系のレコード市場は熱いですが、相対的にテープがまだ弱いので、コレを機会に放出が増えるとイイですね~

 では、釣果報告でした~


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コメント
この記事へのコメント
きましたね、Kenny Dope。ここまで集めるというのはすごいですね。このテープ自体も、かなり強烈ですね。自分は、画像の中のELITE RECORDSの部分にも、ついつい目がいっちゃいます。釣果も、ここまで1つの方向に突っ込んでいくところが、mttさんらしいですね。そして、スーツ姿は目立ちますね。そのスタイルで、あのスペースで掘るのはきついでしょう。ジャケの裏というのも気になります。レコードでも、昔のだと、別のレコードのジャケットの裏面をひっくり返してつかったくさいのもあったりしますが、こっち系のテープだと、チラ裏とか請求書とかが出てきそうでこわいですね。
2015/03/14(土) 23:07:48 | URL | baba #-[ 編集]
Re: タイトルなし
>babaさん

いつもコメント、ありがとうございます!

Kenny Dope、意外と簡単に手に入りそうですが、結構集めるのが大変な存在で・・・自分の中では全部揃ったかな~と思い、今回の更新に繋がりました!
文中でも書きましたが、CDとテープが併売で、CDメインに販売されているのはテープで入手するのが難しく、個人的には一番KennyらしいDeepFunkモノが手に入らなかったです。
そういえば、DeepFunk系のテープも、テープを通してシーンが広がったジャンルの一つなので、その内に紹介しないと・・・これも濃い~のがありますよ(^0^)

ちなみに、ELITE、レアな部類のレコですが、タイミングが良いとユニオンの割引対象で、ガンガン落として買えるので、いつだかに「つい買っちゃった」部類のレコです・・・最近、Old Schoolのレコがビックリするぐらい全然出なくなった(何ででしょう?)ので、買っといて良かったかな~と思いました。
Sessoも、結構覚悟をしてウォントに入れてましたが、Disco系はなぜか色をあんまり付けないHMVで、割引を駆使して相場の半分位で昨年末に買いました・・・こっちは某ユニオンで売れ残ってる在庫を安くなるまで寝かせようかな~と思った矢先だったので、嬉しい買い物です(^0^)
どのジャンルもそうですが、今のレコード市場って、ちゃんと相場観を理解して、お店の特色などを理解し、あとは自分の行動力と判断力があれば、結構安く買えるな~と思います・・・今日も今日とて、北浦和で色々と安く買ってきましたよ!

あと、ジャケ裏の件・・・コメント欄なので、分かる範囲なので書きますね!
今回のテープは、基本的に手製コピーのテープで、大半が日本産と思えるテープだったのですが、一部のジャケ付きのテープが、某コレ系の大物DJが主催したらしきイベントのフライヤーの裏面にジャケを印刷してて・・・いわゆる経費圧縮的な措置(A4のフライヤーを4切にしている)をしてたジャケだったんですよ!
これが分かった時点で、放出した人がアレな人かな~と思ったのですが、いや~、豪快です・・・ただ、一本だけ、本当にUKでの現地のイベントのフライヤーを強引に折り込んだジャケ(?)のもあり・・・カルチャーショックが強い出物でした(^0^)
こういったテープは、プレステープでないが故、ほんと出回る数が少ないので、大枚を払っても確保をした部類です・・・聞いたら、内容もやっぱり良かったので、無理してお店に駆けつけて良かったな~と思います。

ではでは、今後もスーツで掘って行きたいと思います(^^;)
ちょっと酔っ払い気味なので、長い文章になりました・・・今後とも宜しくお願い致します!!




2015/03/15(日) 21:11:42 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
手製フライヤーに、手製コピーは熱いですね!
2015/03/15(日) 23:03:20 | URL | baba #-[ 編集]
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