HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
CQ 「Flying CQ 03 - Love Sign」
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 今週は暦通りの3連休・・・天気も良く、春の日差しが気持ちよく、家にいても気持ちがウキウキしますね!
 個人的には、春の日差しで干した布団で、お昼寝をするのが好きです・・・もうちょっと気温が高くなるとアレですが、暖かい布団で包まれる感じは大好きです・・・

 そんなわけで、ちょっと強引ですが、そんな暖かい布団の中で聴くには最適なミックスを紹介です!


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 今回は、あのBuddha Brand/キエるマキュウのMCとして有名な「CQ(シーキュー)」さんのミックス作品を紹介です!

 まず、CQさんの紹介ですが、説明不要でしょうか?
 
 MCとしてBuddha Brand~キエルマキュウで活躍し、今は盟友でもあるNippsとBuddha Mafiaとして活動する機会が多い御大ですね・・・日本語ラップというジャンルのカテゴリーにおいて、影響度はメチャクチャ高く、MCとして大好きな方は多いかと思います!

 特に、Buddhaがもたらしたイルマティックな魅力において、CQさんのド変態ライム(失礼!)の数々は、我々の脳裏にこびりつき、影響を受けた方は多いでしょう・・・
 私も、高校生の頃、Buddhaには相当影響を受け、CQのライムにはヤラれました・・・韻の固さとリズム感もさることながら、内容の変態っぷりが素晴らしく、今でもソラでラップができるぐらい大好きです(^0^)


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 そんなCQさんですが、DJとしても活動をしています!

 結構、事情を知らない方だと意外に思うかもしれないですが、ミックス作品も定期的にリリースしたり、現場でのDJプレイもしたりと、DJの活動もチョコチョコしています。

 CQさん自体、80年代の末にNYに渡米し、そこでBuddhaのメンバーに出会い、HipHopの活動をしていくのですが、NY時代はDJもしていて、結構DJが上手いという話を聞いたことがあります。
 確か、NY時代はMasterと「MARS」というクラブでレギュラーで回してて、NYの厳しいお客さんを楽しませるだけの選曲も技術もあったようです・・・今回、しっかりと作品を聴いたら、その上手さの断片は確認できました!

 では、その上手さを紹介するべく、テープ時代の作品の中から、内容の良かった3本目で紹介しましょう!


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 まず、テープ作品においては、1本目、2本目はHipHopの選曲でしたが、この3本目はSoul~R&Bなどのスロー曲を気持ちよく選曲した内容で、CQさんのパブリックイメージからは外れる(?)内容かもしれません。

 それこそ、「Patrice Rushen / Remind Me」「Roger / I Want Be Your Man」などの定番曲を挟みつつ、「Blackbird / Love Don't Strike Twice」「Emotions / A Feeling Is」のようなLPオンリーの隠れた名曲をサラッと選曲し、全体的に気持ち良い選曲になっています。
 私の手持ちレコの都合上、本当はもっと「親父ソウル」的なスローが多く、Stylstics~Whispers~Four Topsのような定番どころが多く、この辺も素晴らしい選曲です!

 まず、選曲面を聴いて思ったのが、CQさんが「NYのHipHop DJの影響」を受けたDJなんだな~と思った点があります。

 それこそ、 Kid CapriDoo Wopがプレイしそうなベタベタなソウルを小粋にプレイしている辺りは正にですね・・・
 なんでしょう、こういったベタなソウルって、黒かったり、甘すぎたりして意外とプレイが難しいジャンルですが、CQさんの選曲を聴いていると、CapriやDoo Wopが小粋にプレイしている感じがあり、この辺はうまいな~と思いました。

 また、DJミックスにおいてもNYらしさがあり、CQさんのDJにおいては、ほぼ「カットイン」で曲を繋いでいるのですが、そのカットイン具合が「NY」なんですよ・・・

 凄いバッチリと決まっているところもある半面、恐ろしいタイミングでカットインを入れている所も多く、初めて聴くと「えっ、そこで?」と思うかもしれません・・・ただ、それが聴いていると段々気持ちいい繋ぎになっています!
 Biz MarkieのDJなんかがそうで、DJ技術以上に「グルーブでつなぐ」部分がCQさんのDJにもあり、このへんもオリジナルですね!

 そして、今回、このソウル選曲のテープを聴いていたからかもしれないですが、CQさんも含め、Buddhaの面々はやっぱり「NYのHipHop文化」に影響を受けたんだな~と強く感じました。

 例えば、このテープで披露されるようなベタベタなソウルに含まれる「黒さ」と「甘さ」をしっかりと理解し、それを「ネタ」という形で武器にしてた部分があると思います・・・
 それこそ、盲目時代ネタの「Harold Melvin and The Blue Note / You Know How To Make Me Feel So Good」をサラッとプレイしてて、DLさんだけでなく、CQさんもこの辺の黒い曲が好き・・・いや、こういった黒さや甘さが「身についている」んだな~と思いました!!



 なかなか、上手く説明できない作品でしたが、CQさんがもつ「NYらしさ」を踏まえつつ、独自の黒くて甘いグルーブが魅力的な作品です!
 今回の記事の一番最初の話題に戻りますが、少し暖かくなった今の時期、干したての布団にくるまり、その温もりを感じながら聴くとホント素晴らしいです!





<Release Date>
Artists / Title : CQ 「Flying CQ 03 - Love Sign」
Genre : Soul、R&B、Jazz Funk・・・
Release : 2004年 
Lebel : D3N Recordings FLGHT-003T
Notice : CD版も同時発売





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<独り言>

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 こういうことばかりを書くと、私が暇そうに思われそうですが、今週も「掘り」に関する独り言です(^^;)

 え~、3月から5月の終わりぐらいまでは、私の仕事においては繁忙期で、今週は週の半ばに地方出張に行きつつ、会社に帰れば帰ったで資料作成やネタ作りを繰り返し・・・疲れが溜まる日々が続いております(^^;)

 ただ、それなりに毎日をエンジョイしており、結構キツい日程でしたが、地方出張で青森に行き、美味しい食べ物とお酒に癒されたり、東北の方の人の良さに癒されたり、仕事を楽しみながら乗りきっている感じですかね・・・

 また、これも嬉しいことですが、仕事をしている平日は、夜も仕事のお付き合いで時間を取られたりするのですが、休日は完全フリーになることが多いんですよ・・・これには助かります!
 まあ、独り身なので、なおさらフリーな状況ではあるのですが、おかげさまで平日に溜まったストレスを、休日に発散するルーティーンが出来上がり・・・その発散の大きな一つが「レコ掘り」になっています(^^;)

 そんなこんなで、先週に大捕物劇をしたばかりなのに、昨日のレコ掘りでは、我らのユニオンが年度末の決算セールをやり始めたので、お買い得品&割引品をガッツリ回収し・・・気付いたら池袋に辿りついていました。

 そう、通称「レコード祭」が池袋で開かれるとあって、思わず立ち寄ってしまいました!


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(※昨日は会場の写真を撮るのを忘れたので、画像は今年1月の時の会場です)

 レコード祭、人によっては賛否が分かれますよね・・・東京で掘っている方だと、あまり行かないって方も多いかと思います?

 レコード祭のことを少し説明すると、全国各地のレコード屋さんが、自分のお店の商材を持ち寄って販売をする合同即売会に当るイベントで、全国各地で定期的に開催されています。
 東京では、池袋にあるレコード店「だるまや」さんが企画して、3か月に1回ぐらいの頻度で池袋の豊島区民センターで開催され、ここ最近は、レコード人気の上昇に伴い、かなり盛況になっています!

 ただ、東京にいると意外と行かないイベントかもしれないですね・・・

 どうしてもユニオンが近くにあるので、ユニオンの回転率やレア品の集積力に軍配が上がってしまい、足が向かないですよね・・・個人的には視聴が出来ないのも辛いかも?
 また、このレコード祭りが「ロック」的なお店が多く、私のようなクラブ/DJの流れからレコを買う人にとっては、微妙に欲しいジャンルが直球じゃないのもあるかも・・・和物なんかは強いですが、中心はロックで、ユニオンであれば「中古センター」的な品揃えになり、微妙にズレちゃうんですよね・・・

 まあ、そういう背景もあり、私自身は気合いを入れていくイベントではないのですが、池袋については、家に帰る途中に池袋があるのと、やっぱりレコードという存在は「出会いに行かないと出会えない」存在なので、その「もしかしたらの出会い」を期待して、つい行ってしまうお祭りです・・・

 そんなお祭り、久しぶりにグッとくる掘りがありました!


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 なんか、意味のわからないレコが並んでいますが・・・某出展者さんが「未整理品」としてクラブ系の12inichを結構な量を出してて、それを掘ったらクラブ系の「国内プロモ&テストプレス」が結構あり、思わず買ってしまいました!

 内容的には●vex系のが多く、それこそトランス~ハウス系のプロモが多い中、未だに人気が高い日本語ラップや日本語R&Bのプロモやテストがボチボチあり、ラップだとシャ●ゾン●のテストは喉手なタイトルでは全くないですが、3ケタにはヤラれ、思わず救出しちゃいました(^0^)
 また、私としてはハウス系に真っ先に反応をしてて、結構探してたCalynのJoe Remixのプロモや、変化球だと「明日があるさ」のテスト、シルクドソレイユの「サルティンバンコ」のプロモHouse Mixなど、あまり冒険買いをしない私が、つい財布のひもが緩んでしまいました・・・

 まあ、下調べなし&視聴なし&勢いで買ったので、忘れたころに「う~、不要かな~」と思って売っちゃったりするのですが、こういった「あは体験」的な掘りは、やっぱり現場でないと体験できません!!

 そして、今回の掘りの趣旨を理解してもらうためには、「未整理品」の説明が必要ですね・・・

 通常の中古レコード屋さんでは、お客さんから買い取ったレコードは、お店でクリーニングなどを行い、その上で内容を精査して値段を付け、最終的に商品化(値札+ビニールの袋に入れる)を行います。

 ただ、お客さんからの買い取りにおいては、全てのレコードがそのお店にとって売ることが出来るレコードばかりではありません・・・
 それは、レコードのコンディションだったり、そのレコードの市場価値だったり、普通に売っても売れないレコードも含まれ、本来ならばお店側が買い取らないことが多いです・・・でも、結果的に売るお客さんがそれらを引き取るのが面倒なので、二束三文でお店側が引き取ることが多いです・・・
 
 んで、そういったレコは、他の売れるレコードと同じ作業(クリーニングや値札を付ける作業)をしたとしても、売れる保証がないので、お店側としては「未整理品」として出すことがよくあります。

 つまり、レコード化をするコストを考えると採算が合わないので、お客さんから買い取ったレコードの状態を殆ど見ず、ビニールの袋に入れることもなく、ある意味で保証なしのような形で格安に売られるレコード「未整理品」になります。
 レコードの状態を見ていないので、それこそ傷もあるだろうし、お店側が人気が無いと考えているので値段も大体が格安です・・・なので、お店によっては「ジャンク品」という位置づけで考えているところもあります。

 ただ、今回の未整理品は・・・ラッキーな遭遇でもありつつ、必然的だった部分もあるかも知れません。

 今回の未整理品を出してたお店は、どうやらロック系が強く、こういったクラブ系が弱かったお店のようです。

 特に、レコードという存在は、他の音楽形態に比べて深い知識が必要で、どのジャンルにおいても知識がないと売る側は「売れる値段」が付けることが出来ず、専門外のジャンルほど低く査定される傾向にあり、その最たる例が「未整理品」になります。

 今回の未整理品は、300円~1000円以内みたいな設定で、目から火が出るほどの格安ではないですが、国内クラブ系のテスト/プロモが局地的に盛り上がっている渦中においては、お店側の見落としとも言える出し方だったかもしれません・・・
 まあ、この辺のレコ、この辺は一握りのマニアしか狙わない内容でもあるので、冷静に考えると妥当な金額かもしれないですね・・・100円で買ったレコが1万円の価値があったみたいな価格設定では決してなく、多少お得に買えたという感じだったでしょうか?

 また、こういったロック系のお店がクラブ系のレコが流れる傾向は・・・常々感じていたことで、やっぱりこの辺も攻めないとイケないよな~と再認識しました。

 ここ最近のレコード事情を考えると、ロック系を取り扱っているお店は、お客さんからの需要もあるので、地方のお店でもかなり頑張っているところが多いです・・・
 ただ、その半面、クラブやDJ系のレコは、DJ環境の変化でレコードが必要とされなくなり、クラブ系のレコが放出傾向にあるのに、クラブ系の専門店は少なくなっており・・・なので、放出先になる「買い取ってくれたお店」がロック系のお店になっていることが増えていると感じます。

 この間も、某DJ(兼ディーラー)が、レコ祭りの未整理品で、HipHopのオリジナル米盤12inchが格安で出ててお祭り買いをしたらしい情報があり・・・クラブ系を狙っていても、ロック系のお店は無視できない存在になったのかもしれないですね・・・

 まあ、昔から、レコ掘りにおいては「裏をかく」ことは鉄則で、他ジャンルのが強いレコ屋のSoulやClubの棚ほど面白いのが眠っているので、私は割と他ジャンルのお店に入って掘り掘りすることは多いのでアレですが、こういった掘り方も重要ですね・・・
 特に、欲しいレコがマニアックになればなるほど、専門ではないお店の「見落とし」は発生しやすくなるので・・・その辺はディガーとして、お店側には「御免なさい」の姿勢で掘りましょう(^^;)

 ただ、今回のような出会いは、ネットでは難しいことで、現場でないと起こらないことかもしれません・・・是非、レコ祭りに行ったことがない方は出向いてみてね!!






コメント
この記事へのコメント
ご無沙汰してます。
ご無沙汰しております。DJHASEBEのテープ以来でしょうか。ブッダの面々はNYで回していたというのは結構有名な話ですよ
ね。CQはやっぱり、ピラミッドの頂点にけつの穴ぶっさして座禅でしょうか笑
池袋レコード祭、先日行ってきました、mttさんのおっしゃる通りJ.R&Bのコーナーは隣のお兄さまが、大量に救出しておられました。前々日は博多に帰省してまして、天神のレコ屋をまわりましたが、割かし都内より値段設定が高めでした…。queen latifahのfly girlのプロモを探しにいきましたが、通常ver.のプロモ盤はあるというニアミスで撃沈でした。しかし、博多で一番旨いラーメン店に行けたので、、ほかにもテラス&ミコーなど,,,音楽とは関係があまりないコメントでしたが、これからも応援しています♪頑張ってください!!
2016/03/22(火) 19:38:54 | URL | スー #-[ 編集]
Re: ご無沙汰してます。
>スーさん

こちらこそ、ご無沙汰です。コメント、ありがとうございます!
BuddhaのDJ話、多分、今の日本語ラップファンだと気付かないだろうし、私自身もCQに関してはラッパーという認識の方が強かったので、あの前振りをいれた次第です・・・ただ、今回の作品を聴いて、やっぱり「DJ=音楽好き」なんだな~と再認識しました!

そして、池袋話もありがとうございます・・・あの辺の裸っぷりは普通なら敬遠しちゃう感じですが、今回書いた理由もあって、意識的にめくったら、いきなり釈迦で「うわ~」となってしまいました(^^;)
まあ、欄外だからかけますが、祭りで大漁旗が上がることは滅多にないですけどね~

また、博多話もありがとうございます・・・ここ最近、仕事の都合で全然イケていないですが、いい街ですよね~
レコもそうですが、食べ物とお酒が美味し、何よりも九州の人の良さが好きです! 久しぶりに行きたくなりました!
なお、Laifahのニアミスは私も何度か体験済みで、ガクっとなりますよね(^^;)
なかなかRemixの方のプロモって出ないですよね・・・私も考えてみれば持ってないな~

ではでは、今後ともよろしくお願いいたします(^0^)





2016/03/22(火) 23:16:22 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
お久しぶりにコメント
こんにちは。久しぶりにコメントさせていただきます。いやぁ青森にいらしたんですね、レコ屋さんは行きましたか?古い所が2件ほどあって、けっこうmixtapetroopersさんは反応するんではないかと勝手に思っていましたw
2016/03/24(木) 11:16:06 | URL | トマトジュース #-[ 編集]
Re: お久しぶりにコメント
>トマトジュースさん

コメント、ありがとうございます!
そうでした、トマトジュースさんは青森でしたね!
夜に青森に到着、仕事で飲んで、翌日は朝から帰る間際まで仕事して・・・一切自分の時間がなく、気付いたら新青森から出発をしていました(--;)
レコ屋さんは、今回は探していなかったのですが、やっぱりありましたか・・・調べてみたらありますね!
多分、もう1回イケると思うので、色々な人からエスケープできたら行ってみますね(^^;)

なお、青森、初めて行きましたが、刺身と日本酒が美味すぎで、これにはヤラれました!
仕事でお世話になった地元の方と、新幹線が出るまで新青森駅の下の大きなお店で一杯やってたのですが、刺身が美味しいこと、美味しいこと・・・食べ物とお酒は次回も楽しみです(^0^)

ではでは、今後ともよろしくお願いいたします!



2016/03/25(金) 00:15:50 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
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