HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Kazzmatazz 「Old To The New」
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 え~、今回は、明日から出張なので1日前倒しでの更新です・・・

 普段なら、出張の話を織り交ぜて更新をしたいところですが、今回は全くレコ屋に近寄れる気配が全くないので、出張のことはスルーしての更新です(^^;)
 でも、大好きな九州なので、美味しいモノは食べれるかな・・・仕事なんですが、心の1/5ぐらいは遊び心(?)を持って行ってきますね・・・

 では、久しぶりに仕事の愚痴から始まりましたが、今週の紹介です!


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 今週は、新潟出身で、現在は東京で活動をしている「DJ Kazzmatazz(カズマタズ)」さんの、2004年にリリースされたミックステープのご紹介です。

 まず、カズさんと言えば、もはやライフワークと言って差し支えない「Japanese Cutz」シリーズですよね!

 このシリーズは、日本語ラップの曲と元ネタ曲を上手く混ぜたミックス作品で、カズさんのレコード知識や掘りの深さもさることながら、流れのある展開とアイデアに富んだミックスが聴きどころでお好きな方は大変多いかと思います。
 なんと、今月には第9段(!)を発売するなど、未だにアイデアが尽きない所は素敵すぎます・・・ここ最近の作品は追えてないですが、個人的には1番はクラシックで、以前紹介もしたぐらい大好きな作品です(^0^)

● DJ Kazzmatazz 「Japanese Cutz」


 そんなカズさんですが、今回紹介するテープは、割と活動初期にリリースされた作品になります。

 リリースは2004年で、この頃は出身地である新潟県魚沼市で活動されていたはずなので、地元で自主リリースをした作品だと思われます。

 ただ、結構内容が良いので、東京の大手レコ屋さん(DMRなど)でもプッシュしており、当時、手にとって聴いてた方も多いかもしれないですね・・・
 私は後追いでしたが、おぼろげな記憶では、割と売れていたような記憶があり、実際に聴いてみたら非凡なセンスが伺える内容で、結構好きな作品です!


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 では、作品の紹介です!

 タイトルの「Old To The New」が示す通り、2004年時点で新旧のHipHopを上手くミックスした内容になり、結構ヤラれます!

 それこそ、我々世代だと、イントロのスクラッチソロを聴いた瞬間、指が一緒に動いちゃう「Common Sense / Resurrection」のような「旧」に入る曲や、当時、ヘッズの中では大ヒットだった「Jurassic 5 / A Day At The Races」のような「新」の曲などを、巧みに織り交ぜて選曲をしています。

 個人的な印象では、ド直球な曲はあまりないけど、「Nasty Nas / Halftime」のようなB直撃なHipHopもありつつ、盛り上がるところではスクラッチカットインで「Leaders of the New School / Case of the P.T.A.」を入れてくるなど、かなりバラエティー豊かな選曲になってて・・・聴けば聴くほどハマってくる感じがあります!
 特に、イメージとしてPete Rock~Large Professor的なカッコいいホーンネタがあって、ボトムとベースラインが黒くて美しい感じの曲を中心に選曲してるので、何度か聞くと自然とハマってくる選曲になっているかな~と思います。
 
 特に、今回聴いてて思ったのが「新曲ってカッコいいな~」です!

 前にも書いたかもしれないですが、この作品での「新曲」に属するような曲(00年以降の曲)は、私もオンタイムで近くにいましたが、あまりHipHopに興味が無くなってしまった時期なので、ほんと持ってなく、ある意味で「未開拓」です・・・
 ただ、ここ最近、聴いていると懐かしさもある半面、素直に聴いてると「カッコいいぞ!」と思う曲が多いんですよね・・・なんでしょう、干支も一周してバイアスがかからない耳で聴くのと、自分の耳の経験値が上がったことが影響してるんでしょうね~

 その限りにおいて、プレイする曲を「光らせる」つもりでDJミックスをしている「ミックス作品」で聴くと、こういった「新」の曲がメチャクチャカッコよく聞こえます・・・

 なんでしょう、旧の曲の良いところと、新の曲の良いところを上手く連動させながらプレイをしている感じで、旧の良さが分かれば、新の良さが分かるような選曲になっているのが上手いんですよね・・・
 うん、究極的には、新も旧も関係なく、いわゆる「ただカッコいい曲」を素直に並べただけなのかもしれないですが、時代が微妙にちがう曲同士で、上手い共通項を見いだして選曲を行っているのが素敵です!!


 そして、DJミックス面も、素敵です!

 バリバリに2枚使いみたいなのはなく、割と淡々と進んで行くのですが、細かい配慮がある感じがよく、結果として「プレイしている曲を引き立てる」ミックスになっているのが大変良いです。

 パッと気付いた範囲だと、「Common Sense / Resurrection」であれば、ビートありのインストから入っていき、頃合いの良いころにビートレスなイントロに戻して本編に入る・・・みたいなミックスがありました。
 この部分であれば、その前の曲のビート感/グルーブを引き継ぐためにビートミックスでResurrectionに繋いでいること、そしてこの曲のJazzのSwing感だったり、モノクロームな華やかさを出すために、インストからビートレスなイントロに戻しているんですよ・・・割と単純なミックスではありますが、聴いててかなりグッとくるミックスですね!

 また、レコなしで恐縮ですが、前の曲のメロディーなりリズムを読み切って次の曲へミックスしている部分もあり、連打ドラムの間と音階を読んでの「Pete Rock & CL Smooth / Go With The Frow」へのカットインは、最強にカッコいいですね!!



 そんなわけで、ざっくりとした紹介ですが、DJが上手い人の作品は、時代が変わっても「カッコいい」ことを裏付ける作品でした!

 テープに関しては、ボチボチ見つけられる作品だと思うので、気になる方は探してくださいね!!





<Release Date>
Artists / Title : DJ Kazzmatazz 「Old To The New」
Genre : HipHop、Breakbeats・・・
Release : 2004年3月
Lebel : Wild Hot No Number

Notice : ゲスト参加について
 スクラッチのゲスト参加でDJ Co-Maさんが2曲参加しています。また、GagleのHunger氏もシャウトアウトで登場します。

Notice : CD再発について
 ユニオンのお茶の水CMS(現在の下北CMS)で2010年3月にCD再発(50枚)があります・・・ただ、今となってはかなり入手困難です。





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<独り言>

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 え~、今回は独り言も愚痴になりそうです(^^;)

 今年もハーデストワーキンなリリースが続いているMUROさんですが、今月の初めには、大好きなシリーズである「Diggin' Heat」の2016年版がテープとCDで同時発売されました!
 今年は、Iceの2016、そしてElegant FunkまでもがメジャーベースでCDとテープが同時発売とあり、ファンにはたまらない御馳走ですね・・・Heatも、もちろん2枚買いです!

 ただ、ただ・・・今回は「発売されたのに気付かず」で、発売された翌週にやっと気付いて購入をしました・・・

 このCDとテープの同時リリースのは、基本的に「タワーレコード限定」で出されていることから、タワレコ界隈では情報が流れているのかもしれないですが、普段、ユニオンとかで中古を追っている立場とすると、あまり情報が流れてこない存在かもしれません。
 何よりも、MUROさん自身が恐らく情報をRTもしてなく、今回ばかりは「えっ、出てたの?」と後追いで気づいた方は多いぐらい、殆ど情報が出回らなかったように思えます・・・

 う~ん、こんなことになるのであれば、もうタワレコ限定でなくても良いんじゃないでしょうか・・・そう、素直に思います・・・

 なお、内容はやっぱり良くって、まさかのMazeプレイや、Changin'のレアカバーなど、流石の手腕で、聴いててホッコリです・・・やっぱり深いとこ掘ってますね~

 




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