HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Krutch 「N-Unstoppable」
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 え~、早いもので2017年も終わり、新しい年を迎えようとしています・・・

 う~ん、今年もブログ的には、仕事の方に時間を取られ、大きなことは出来ず、ちょっと反省な1年でした・・・
 来年も同じような感じなんでしょうが、ブログでは何か実になることはやりたいな・・・今年の反省を生かして、課題にしておきましょう(^^;)

 そんな訳で、毎年恒例の「Mixtape Troopers大賞」の発表です!!


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 まず、ブログを最近読まれた方もいると思いますので、この「Mixtape Troopers大賞」を紹介すると、私がその年に購入したミックス作品の中で「これは良かった!」と思った作品に贈られる一方的な賞になります。

 以下に歴代の受賞作を紹介しますが、まあ、個人的な感想が先行なので、賞が無い年もあったり、作品選定のポリシーが適当だったり・・・うん、私からの一方的な「ありがとう賞」なんでしょうね(^^;)
 ただ、こうやって並べると、私のブログも凄い長期にわたって運営しているんだな~と思います・・・そうなると、ちょっと威厳のある賞なのかもしれないですね??

●MTT大賞 歴代の受賞作品
2009年 DJ 吉沢dynamite.jp 「ニュースクール 歌謡ダンスクラシックス!」
2010年 該当作品なし(大賞ノミネートのみ発表)
2011年 該当作品なし(大賞ノミネートのみ発表)
2012年 関口紘嗣 「Le Temps des Cerises - さくらんぼの実る頃」
2013年 Ultimate 4th 「Rubber Funk」
2014年 Grooveman Spot 「Historical Taboo」
2015年 Danny Krivit 「Mr.K Salsoul」
2016年 該当作品なし(大賞ノミネートのみ発表)


 んで、今年の大賞の発表です・・・

 大 賞 なし
 奨励賞 「DJ Krutch / N-Unstoppable」


 また、勝手にイレギュラーな選出方法を書いちゃいましたが、上記の通り、今年は大賞は無しになりました・・・まあ、私自身、あんまり新作のミックス作品を買って無かったですからね~
 ただ、そのアイデアと意欲を評価し、Krutchさんの作品に「奨励賞(=期待しているよ!)」を贈りたいと思います・・・

 では、以下で作品紹介を行いますね~


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 まず、この作品は、今年の10月にリリースされた作品で、あのDJ Kiyoさんの大名作「Unstoppable」というミックス作品を「完全カバー」した内容になっています!

 もー、ジャケからして完全なるカバーで、オリジナルのDJ Kiyoさんからもお墨付きを頂いた上で、リリースされた作品になり、リリース時はかなり話題になった作品になります。
 私自身は、まずテープ馬鹿として、その前代未聞な「ミックス作品のカバー」という点にヤラれ、そして、そのディティールの細かさにヤラれた経緯があります・・・

●リリース情報 DJ Krutch 「N-Unstoppable」

●カバー元の作品 DJ Kiyo 「Unstoppable」


 歴史をひも解くと、カバー元となるKiyoさんの作品は1997年頃にミックステープ(写真右)としてリリースされた作品で、当時、この作品に影響を受けた方は本当に多く、数少ない「ミックステープ・クラシックス」の一つだと思います。
 残念ながら、私自身は当時はスルーしていたのですが、独特の選曲なんだけどHipHopとして全然ブレておらず、日本人らしいキメの細かいスクラッチや構成が冴え、ある意味で「日本人のHipHopミックス」の軌道を作った作品とも言え、今聞いても最高な一本です!

 そんな歴史的大作を「カバー」ですから・・・これは相当な自信がないと作れないですね!

 過去、あるDJミックスから影響を受け、インスパイアとして同系統の作品が作られることは多々ありますが、そのDJミックスをカバーとなると、やっぱり「自信」がないと作れないと思いました。
 それは、今回の場合は、Kiyoさんの名作をカバーするわけで、Kiyoさんや、Kiyoさんの作品を聞いて影響を受けた人を「納得」させるだけのクオリティーが求められます・・・そう、結果的に「自信」が必要になるのだと思います。

 そして、このKrutchさんの作品は、普及点はしっかりと超え、Kiyoさんの名作を現代に甦らせています・・・


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 では、作品の紹介に移る前に、制作者のバイオに触れておきましょう!

 この作品は「DJ Krutch (くらっち)」さんという、都内を中心に活動をしているDJ/Producerの作品になります。

 私自身、あまり馴染みの無い方(すみません・・・)でしたが、2008年ごろからミックス作品のリリースが確認でき、現在は自身のプロダクション「Y-Vine Production」よりオリジナル作品をリリースするなど、かなり精力的に活動をされております。

 DJについては、Organ Barなど、都内のクラブを中心に何本もDJを行い、クラブプレー以外にも日本語ラップMCのバックDJを多く務める等、実は「現場の人」になるのかな・・・
 また、どうやら1984年(?)生まれとのことで、世代的には私が体験していたようなDJにおける「アナログ時代」を知っているお方だと思われます・・・きっとKiyoさんの作品は後追いなのでしょうが、あの時代の「大切な部分」は、元々理解をされているのだと思います・・・


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 では、作品の紹介に行きましょう!

 まず、この作品は前述したとおり、Kiyoさんが作った「Unstoppable」を完全カバーした作品なので、この作品での「選曲」は全く同じになります。
 
 つまり、プレイされる曲の順番は全く同じで、かつ、ミックスするタイミング等もオリジナルを尊重したミックスになっており、まさに「カバー」になっております!

 そのため、私の作品紹介における「選曲」は、Krutchさんのアイデアではなく、Kiyoさんのアイデアになりますが、やっぱり「最高」ですね!

 当時としてもそうですが、直球のHipHop曲は投げず、結構ズレたHipHop、つまり「誰もプレイしなかった曲」をプレイするのですが、それがHipHopとして全然ズレてなく、むしろ「カッコいい」のがKiyoマジックで・・・そのマジックを忠実に再現していますね。

 例えば、Gangstarrであれば、UKのみ12inchがある「Gangstarr / 2 Deep」を選曲してきたり、写真右上のレコを見ればHow I Could Just Kill a Manと思うけど、A面の「Cypress Hill / The Phuncky Feel」をプレイするなど、やっぱり「意外」な選曲ですね。
 また、当時は知られてなかったけど、Kiyoさんのプレイで知れ渡ったマイナー曲も多く、それこそ「Common Sence / Take It EZ (Jazz Inst)」だったり、「The Troubleneck Brothers / Back to the Hip-Hop (Classics Mix)」など、今となっては鉄板クラシックも多いです。
 これ以外にも、LPからの曲や、NWAや、もはや「イレギュラー」な曲が多いんだけど、聞いてると不思議と首を振っている感じがあります・・・これが「Kiyoマジック」ですね!

 そして、そんなKiyoマジックで彩られた楽曲を、忠実に選曲しつつ、Krutchさんの色を出しながら選曲をしていて、私としては好印象でした!

 まあ、残念ながらKrutchさん自身の選曲のアイデアではないので、選曲でKrutchさん自身の個性を表現することは出来ていないのですが、Kiyoさんの選曲を模倣しつつも、その「Kiyoマジック」をKrutch流に解釈してる部分もあり、中々ですね・・・

 それこそ、イントロから凝ってて、オリジナルのテープを尊重し、テープをデッキに入れる音から、オリジナルでもあったイントロを忠実にカバーしてたり・・・当時、Kiyoさんのテープを聞きこんでた方なら「おわっ」となる部分が多いかと思います。
 また、割とシャウトアウトなどの「仕掛け」は凝ってて、関係のあるラッパーのシャウトアウト、そして前述した「Gangstarr / 2 Deep」では、カットインの前に「Rest In Peace」の声スクラッチを入れるなど・・・う~ん、凝ってますね!


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 んで、そのKiyoマジックが特に光っているのが「黄金の繋ぎ」になり、この部分も忠実かつ、マッシブにプレイをしています!

 例えば、B面最初のラインである、「The Troubleneck Brothers / Back to the Hip-Hop (Classics Mix)」からの「The Notorious BIG / Dreams」「Jeru The Damaja / Da Bitchez」は、もっともkiyoマジックが輝いているところではないでしょうか?

 オリジナルでは、Classics MixでDreamsと同ネタ(JBのBlues and Pants)の部分からDreamsにスイッチし、そこから歌詞繋ぎとしてJeruに繋いでいくのですが、KiyoさんのDJにおける「グルーブ」の良さが光った部分かと思います。
 この部分、実はあまり関連性の無い曲を、自身のセンスだけでつなぎ合わせ、かつ、Jeruに繋いだ時のスピード感といったら最高で・・・Kiyoマジックの最も素晴らしい「選曲を繋ぎ合わせたことで生まれるグルーブ」が光った部分だと思います。

 今思うと、これらのレアかつドマイナーな曲だけでガツっとくるラインを作ってくるのにはKiyoさんのセンスに白旗を上げざるを得ない中で、Krutchさんは、そのオリジナルにリスペクトしつつ、更にスピード感がある展開(グルーブ)を作っており、中々ですね・・・

 そのポイントとなるのが「2枚使い」と「スクラッチ」になるかと思います。

 Krutchさん自身、バトルDJ上がりではなさそうですが、かなり擦れる方で、Kiyoさん以上に2枚使い等を入れることで、スピード感を増させ、オリジナルのKiyoさんの選曲を光らせています。
 それこそ、Dreamsではおいしい部分は必ず2枚を行うことでグルーブは加速し、そのグルーブを良いところまで引っ張ってからのJeruへのブっこみは破壊力満載・・・そこからの2枚使いは首振り必死で、いい意味でKiyoさんを超しているかと思います。

 また、これもKiyoマジックの一つだと思いますが、「次の曲に繋ぐタイミング」もKiyoさん譲りで最高ですね!

 例えば、ラージ教授作のクラシック「Akinyele / Ak Ha Ha! Ak Hoo Hoo?」や、若かりし頃のJay-Zが参加している「Original Flavor / Can I Get Open」などのNew Schoolっぽい曲は、巧みに2枚使いを入れて曲の中でもしっかりと光らせていますが、Kiyoさんが見つけた「絶妙のタイミング」をしっかりと受けつぎ、スピード感がある展開にしています。

 これらの曲は入れるタイミングも重要ですが、それまでの選曲の並べ方も重要です・・・

 つまり、それまでの選曲の流れ=グルーブをしっかりと作れるかが重要になる中、Kiyoさんは、同じ程度のBPMを維持しつつも、直前でその曲のメロディーやグルーブで「コントラスト(対比)」を作る選曲の組み立てが上手かったと思います。
 また、ノリの乗算というのでしょうか、ノリが良い部分では連続して選曲を繋いでいく部分もKiyoさんの凄いところで、Akinyeleの後のIntelligent Hoodlum→ATCQの繋ぎは最高ですね・・・

 んで、Krutchさんは、こういった「Kiyoさんの技」をしっかりと理解し、それをKrutch流に噛み砕きながらDJミックスを披露しており、なかなかです・・・
 結局は、Kiyoさんの後ろを追っているようにも思えますが、その部分をしっかりと理解して、スピード感を出しているのは上手いです・・・特にAkinyele以降のラインは最強ですね!


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 そんなわけで、作品の紹介は以上です。

 う~ん、お気づきの方も多いかと思いますが・・・説明をすればするほど「Kiyoさんの素晴らしさ」を語っていますね(^^;)

 今回、大賞ではなく奨励賞な理由は、まさにこの点で、結果的にKiyoさんが作ったグルーブに対してリスペクトをするあまり、自身のオリジナルを出せなかったことが大きいかな、と思っています。
 これは判断するに難しいところですが、地味に自分の色を出しすぎて、かえって「Kiyoさんの良さ」を持ちあげる内容になっている・・・そんな印象もありました。

 なんか、大変申し訳ないのですが、このKrutchさんの作品を聞き、逆にKiyoさんのオリジナルを聞き込んでしまいました・・・

 う~ん、やっぱり「ゼロから作った作品」の凄さと、そのゼロから作り上げた作品を「利用した作品」の違いになっちゃうんですよね・・・なんか、この観点で行くと、もっと弾けても良かったのかな~と思いました。

 ただ、KiyoさんのDJの技だったりグルーブまで「カバー」しているところは、KrutchさんのDJのレベルが高い証拠です。

 是非、カバーに埋没せず、オリジナルを出してくださいね・・・期待しております!


 でも、このカバーラインも楽しみな自分もいます・・・根っからのミックステープ馬鹿なので(^^;)

 なので、個人的には、このKiyoさんカバーを深く聞けば聞くほど、これまた大名作な「DJ Spinbad / That's My Sh??!!」をカバーして欲しいな~、と思います!
 こっちの方が、もっと難しいっすよ・・・DJ技術もそうですが、選曲でストーリーを作る部分はセンスも問われるので結構大変・・・是非、挑戦してね!!





<Release Date>
Artists / Title : DJ Krutch 「N-Unstoppable」
Genre : HipHop
Release : 2017年10月
Lebel : Y-Vine Entertainment No Number


Notice : テープ版について

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 この作品自体、相当なリミテッドプレス(CDは200枚/ほぼユニオン限定)ですが、なんと、上記のテープ版もあります。

 このテープ版は、ユニオンの下北沢クラブ店限定で作られた逸品で、CDとの限定セットでごく少数が作られました・・・制作本数は不明です・・・
 きっと、この作品の影の首謀者の一人であり、下北店の店長であるDJ Kimさんがおられることから企画されたんでしょう・・・う~ん、分かってらっしゃる!

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 んで、このテープ版、もー、テープ馬鹿には感涙の出来ですね!

 オリジナルのKiyoさんのテープ版と比べると、そのカバーッぷりは最強で、もはや見分けがつかないです(笑)
 写真でいくと、上がKiyoさん、下がKrutchさんで、細部まで拘ってて最高です・・・下北でサンプルを見せてもらった瞬間「予約します」と言ってしまったぐらい、最強です!!

 なお、テープ版は、若干収録時間が長く(?)、ミックスも微妙に違うようです・・・
 そして、ジャケはKiyo作品のジャケを手掛けているPITTAさんが手がけています。





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 いやいや、今年は1年を通して忙しい日々が多く、かつ、週末の作品紹介に向けて、その紹介する作品を聞き込むのが精一杯で、あまり新作に力を費やすことができませんでした・・・

 つまり、買ったけど、全然聞いてない作品が多いです(^^;)

 ただ、割と今年は「豊作」な年だったと思います・・・

 市場的には売れている枚数は全盛期とは比べ物にならないかもしれないですが、印象としては内容の良い作品が多くリリースされ、好きな方はしっかりと買っていたかな~と思っています。
 私自身は、残念ながらスルーした作品は多いものの、買った作品の中では、とりあえずラジカセに入れてあり、朝、出かける前に何となく聞いて楽しんでいた作品が多く・・・それだけでも「イイ作品だな~」と思うことが多かったです。

 では、今回は、それらの作品を、今年のMTT大賞ノミネート作品として紹介をしたいと思います!!



① DJ 吉澤 dynamite.jp 「ノンストップ80年代歌謡・ポップス」

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 一発目から入手困難な作品で恐縮ですが、和物の第一人者である吉澤大先生によるダンサンブルな和物ミックスは、今年はよく聞かせてもらいました(^0^)

 まず、この作品、一般流通はなく、吉澤さんが「現場で手売り」するのみという形でリリースされた作品(一時期だけ、直接の通販では販売)になります・・・

 そして、私が相当影響を受けたクラシック「ニュースクール 歌謡ダンスクラシックス!」の続編とも言える内容になるので・・・速攻で現場に行って、吉澤さんから直接譲って頂いた逸品になります(^0^)

 内容的には、結構危険な和物をプレイしてて、全然紹介が出来ない(笑)のですが・・・やっぱり、吉澤さんは最強ですね!!

 とにかく「DJ」が上手いんですよ・・・

 それこそ、メロディーで繋いできたり、選曲でコントラストをつけて盛り上げたり、そしてグッとくる2枚使い(ひろしは犯罪級!)等、ほんとDJが上手くって、聞いてて気持ちいいんですね!
 なんでしょう、ここ最近、和物の作品が多いけど、どちらかというとネタ~ラウンジっぽい作品が多い中、こういった「DJ」でないと作れない作品を発表されていることは、ほんと大切で、これからの作品も凄い楽しみです(^0^)

 なお、購入時に吉澤さんとも色々とお話が出来たことも嬉しかったです・・・
 貴重な情報を頂いたり、私のブログや活動について褒めてくれたり、嬉しい時間でした・・・また、お会いしましょうね!!



② やる夫(ビート会議) 「Postscript」

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 んで、また和物を・・・これは「つい買ってしまった」作品ですね(^^;)

 作品の紹介をする前に、私の状況を紹介しておくと、実は「和物のミックス作品」はあまり買わないようにしています・・・

 理由は、買うと「収録曲が欲しくなる」からです(^^;)

 う~ん、どうしょうもない理由ですが、どんなミックス作品でも、和物は日本語が故に耳に入りやすく、かつ、掘れば掘るほど色々な曲があり、掘ることに疲れてしまう(?)ので控えているんですね・・・
 まして、昨今の和物ブームは、ちょっとプライスライン的にも静観をしといた方が安全かなと思い、それで手を出していないんですね・・・タイトルによっては4~5年前の3倍ぐらいの値段がついていますからね~

 ただ、このやる夫さんの作品は、店頭で聞いてノックアウト・・・気づいたら買ってました(^^;)

 この作品は、ユニオン随一の頼れるバイヤーであるN村さんがおられる「ユニオン・下北沢クラブ店」で限定100枚で出された作品で、割と夏の終わりから秋口にかけて重宝しそうなメローな和物ミックスになっています。
 も~、まさに「珠玉の選曲」で、店頭で聞いていた15分ぐらいでも、しっかりと癒されてしまい、即購入・・・家でも、夜のコーヒータイム等で大変重宝をしましたよ(^0^)

 やる夫さんに関しては、ちょうど新作も出たし、割とフィジカルで作品を出すことに熱意を注ぎ始めてますので、来年は期待ですね・・・
 以前、出したかもしれないですが、今後は和物以外の作品も期待していますよ~



③ 山下達郎 「Come Along 3」

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 んで、こちらも和物ですね・・・ただ、こっちはやや期待外れだったかな?

 あの山下達郎さんの作品で、達郎楽曲をラジオDJ風にDJミックスをしたシリーズの第3段が約33年(!)ぶりに出るとあり、発売が待ち遠しかった作品です。
 もー、あまりにも嬉しかったので、この作品の第2弾を紹介するなど、かなり期待して待っていました。

 ただ、聞いた感じで行くと、悪くは無いんですけど「若々しさがなく」って、ちょっと残念でしたかね・・・

 実は、期待の中には、昨今の和物ブームを含めると、色々な人に「達郎楽曲の良さ」を分かりやすく伝える意義もあるだろうと思っていて、割と直球を投げてほしかった部分が入っていました・・・

 しかし、フタをあけると、達郎ファンなら納得するけど、割と渋い曲が多かったので、まずは物足りなさがあり、選曲にも若々しさが感じられず、ちょっと勿体ない内容だったな~と思いました。
 う~ん、凄い書きづらい話ですが、達郎ファンが高齢化していることを踏まえ、それに連動した感じというんでしょうか・・・決して悪くはないことですが、椅子のあるコンサートホールで聞いているイメージですね・・・

 やっぱり、何年も前から懇願していますが、そろそろ本気で「MUROさんによる達郎ミックス」が必要ではないでしょうか?

 これを実現させるためには、こうなると、みんなで声を上げないと実現しないかも・・・是非、実現させましょう!

 なお、この作品、クラウドファイティングでテープ版が出ましたが、私のポリシーに合わなかったので購入しませんでした・・・すみません・・・



④ DJ Spinna 「De-Lite - Dance Delights」

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 次は、大好きなDiscoモノで、ここ数年、こういったDisco系のレーベルミックスを頑張っている「Ultra-Vybe / Octave-Lab」さんからの新作で、Spinnaによる「De-Lite」のミックスはヒットしました!

 ほんと、Octave-Labさんの作品は外れがなく、2年前のMTT大賞だったDanny Krivit 「Mr.K Salsoul」等、ほんと「信頼買い」が出来るレーベルで、いつも新作を楽しみにしています。

 その中で、夏にでたSpinnaの作品は、当然ながら即購入し、やっぱり凄い聞きました・・・もー、Spinnaらしい「黒さ」が最高ですね!

 De-LiteというとKool & The Gangのイメージが強いかと思いますが、SpinnaはCrown Heights Affair等、割と渋いラインを駆使し、とにかく「黒い」感じに仕上げてきて、De-Liteの魅力を存分に発揮させています。
 それは、チョコレートのような甘さと香りがある黒さで、聞いてて「えっ、こんなにカッコよかったっけ?」と思わせる曲が多く、これこそDJのマジックですね・・・選曲とDJプレイだけで更なる魅力が出せるのは凄いです!

 なお、De-Liteって、あんまり12inchを買ってなかったのですが、すっかり影響を受け、De-Liteモノを捜索しています(^^;)

 あと、来年はDanny先生の新作も聞きたいな・・・こうなってくると、ワンレーベルミックスではなく、Octaveさんが持っているカタログでミックスとかはどうですかね??



⑤ Dazzle Drums 「Music Of Many Colours」

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 この作品も「信頼買い」で購入した作品で、やっぱり間違えがなかったです!

 世界的にも珍しい夫婦DJデュオであるDazzle Drumsによる初のオフィシャルミックスCDで、現行のHouse関連の楽曲をDJミックスした作品になります。
 内容的には、データのみのリリース、それもDJ向けにしかリリースされていない楽曲を、フロアーの雰囲気を出しながら分かりやすくまとめており、聞いたら思わず踊りたくなる内容で、さすがDazzleさんだな~と思います。

 うん、やっぱり彼らが「フロアー」にいるからこそ作れる内容だな、と思いました!

 自分たちのプレイが終われば、フロアーに降りて、お客さんと一緒に踊る姿は、10年以上前から変わらず、本当に「フロアーを愛している」姿は、信頼に値し、もっと評価されるべきDJだと思っています。

 そして、この作品では、その「フロアー」の感じを上手く出していて最高ですね・・・

 上手く言えないですが、聞いてると、どこからかダンサーが踊っている足音が聞こえるような感じなんです・・・ピークのための音楽ではなく、淡々と、だけど徐々に上げながらミックスをしている感じが素敵です。
 また、最後の最後で、みんなが一つになれる歌物をガツっと入れてくる辺りも最高ですね・・・このへんの塩梅が出せるのが信頼の証ですね(^0^)

 私自身、あまりクラブに行けない立場なので、大手を振って応援は出来ないですが、これからもDazzleさんの活動には期待しています!

 来年は、是非、クラシックなDisco、特にSalsoulでミックス作品を作ってくださいね・・・そろそろDannyに恩返しをした方がイイんじゃないでしょうか(^0^)



⑥ 今年のMUROさん

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 いやいや、毎年恒例の集合写真ですが、今年もMUROマラソンは続行しました(^0^)

 今年のMUROさん、やっぱり多作で、かつ内容がイイのが多く、やっぱり凄いな~と思う作品が多かったです。

 特に、新機軸というんでしょうか、Diggin' Nightのように、ちょっと視点が変わり「時間」や「季節」を意識したセレクトミックスが印象的で、聞いててリラックスできる内容の作品が多く、結構ヤラれました・・・
 その中では、メジャーリリース系の作品が印象的で、ICEもHeatも良かったし、チョコも良かったし・・・選曲が限られてても、これほどまで良い内容を作れるのは流石の一言です!

 また、今年はノベルティー物が多く、Diggin' Massiveも良かったし、なによりもUprise Marketのテープも良かったですね!
 これらは、それなりの金額を出して買っているのは事実ですが、内容が良いのでつい顔がほころんでしまいます・・・

 あと、今年は、MUROさんとは直接は関係が無いですが、そのUprise Marketのオーナー:ツグさんと繋がったのが大きいです!
 お互い、大のMUROさんファンだけに、MUROさんトークで大盛り上がり・・・また、大阪に行った折には立ち寄りますね~

 なお、まだ買ってない作品もあるので、それはユニオンの大晦日セールで購入し、それで揃えた状態で、年明けの暇なタイミングにMURO作品リストを更新しておきますね~



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 いやいや、大晦日までに書けた・・・これで心おきなく、ユニオンの大晦日セールに出陣ができます(^^;)

 最後のショットは、今季の12月セールでの釣果物から、Eazy-Eのテープアルバムと共に・・・写真では分かりづらいですが、なんと3Dホログラム仕様のジャケという、なんとも攻めているジャケで感涙しています(^0^)

 今年を振り返ると、仕事の都合で更新をお休みした週もあり、ブログ的には元気が出せなかった1年間だと思っています。

 ただ、遅れた周年企画として紹介した「俺の履歴書」、夏の「日本語ラップ展」への対応、そして毎年の「夏旅行」など、それなりには頑張ったかな・・・うん、頑張ったよね?

 なお、来年は、実はブログを開設して10周年になるようです・・・
 また、もっているテープが、帳簿ベースでは4000本を超えてしまいました・・・

 う~ん、こういったボムがある以上、来年は何か大きいことをヤラないと・・・どうしましょう(^^;)


 
 そんなわけで、今年も1年間、ご愛顧をいただき、ありがとうございました。

 来年も、マイペースながら、頑張ってブログを更新していきますので、引き続きのご愛顧をお願いいたします。

 では、良いお年を!









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コメント
この記事へのコメント
コメントから失礼します。

いつも拝見させてもらっています。
貴重なご意見ありがとうございました!
参考にして次に活かしたいと思いますのでまたよろしくお願い致しますm(_ _)m

ブログの方も引き続き楽しみにしております。

DJ KRUTCH
2018/01/01(月) 13:06:54 | URL | dj KRUTCH #-[ 編集]
Re: タイトルなし
>DJ Krutchさん

コメント、ありがとうございます!!

作ったご本人様に読んで頂くのは、結構恥ずかしかったり、間違えがないか不安になったり、割とドキドキするのですが、無事にご納得のようなので、一安心です(^0^)

私自身、真面目にミックス作品を作られている方には、頭が上がらないのですが、こういった形で応援出来るのは、私だけだと思いますので、これからも頑張って更新しますね。
そして、Krutchさんの活動も、陰ながら応援してります!!

では、今後ともよろしくお願いいたします(^0^)



2018/01/02(火) 11:28:42 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
同じくUNBELIEVABLEも是非っ!
MTT様のおかげでミックステープのミックストリビュートという素晴らしい作品を知る機会が得られました!!音楽の幅が広がりました。ありがとうございます!

DJ KRUTH様には関連作品となるUNBELIEVABLEもトリビュートカバーしてほしいと切に思いました。
(^^)♪今年も更新楽しみにしています。
2018/01/16(火) 23:16:47 | URL | じぇー #y5Khej7s[ 編集]
Re: 同じくUNBELIEVABLEも是非っ!
>じぇーさん

コメント、ありがとうございます!
こういった「ミックステープのカバー」って、全然思いつかなかったアイデアですよね~
また、UNBELIEVABLEも面白いかも・・・12月は、なぜかKiyoさんのを聞きこんでいたので、それもアリだと思いました!

ではでは、今年も頑張りますのでよろしくお願いいたします!




2018/01/18(木) 23:16:10 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
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