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HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Ulticut Ups! 「Lesson Vol.3」
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 少しづつ、秋めいてきたのか、夜が過ごしやすくなりましたね・・・

 そうなると、家に帰ってきて、くつろぎながらボーっとしていると、どことなくブログの創作意欲が出てきます・・・
 「あの作品、まだ紹介してないや」とか「あの辺のテープを企画的に紹介したらどうかな」とか、なんとなく思い浮かびます・・・

 ただ、実際には「う~ん、なんか面倒くさいなぁ~、また今度・・・」となり、なかなか重い腰が上がりません(^^;)

 考えてみれば、10月はこのブログの周年企画をボムる月でしたね・・・どうやら開始して11年が経つようなので、なんか企画がだせるかな??
 う~ん、どこかで「やる気スイッチ」を入れないと・・・

 そんなわけで、久しぶりのUlticutものです!!


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 今回は、私がDJによるミックス作品の虜(とりこ)になってしまった元凶とも言えるDJデュオ「Ulticut Ups! (あるてぃかっと あっぷす)」の、実質的な最終作品を紹介しますね~

 まず、Ulticutについては、活動を開始した時期から計算すると20年近く前の話(!)になるようなので、簡単にバイオを紹介したいと思います~

 Ulticut Ups!は、京都出身の「DJ YU-KI(ゆーき)」「DJ Tahara(たはら)」の2人からなる3ターンテーブル・2ミキサー(+サンプラーやCDJ)のDJデュオになり、00年代初期より意欲的なミックス作品をリリースし、深くて幅広い選曲と、2人だからできるマッシブなDJミックス、そして強烈なストーリーメイクにより、最強にイカした作品をシーンに提供していた御大になります。

 個人的な記憶を思い返すと、00年代初期の「日本のミックステープ→ミックスCD」のシーンにおいて、バイナル系のDJ、特にHipHopからスタートしたDJ達は、様々な音楽を吸収していく中で、その到達点が「オールジャンルミックス」になり、様々な良質な作品をリリースしていました。
 その中で、Ulticutは群を抜いて優れており、恐ろしいまでの選曲の深さと広さ、超絶的な2枚使いやギミック、そして後半に向けてジワジワとテンションを上げてボムらせるストーリーなど、もはや「Ulticutにしか作れない世界」を炸裂してて、私自身は物凄く影響を受け・・・結果的に今の自分がいるんだな~と思っています。

 ただ、00年代後半になると、Ulticutの活躍は縮小傾向になり、2008年4月発表のこの作品が実質的な最終作となりました。
 
 YU-KIさんもTAHARAさんも本業のお仕事が忙しくなったようで、作品作り向けたネタ集めや練習がキツくなったのかな・・・・
 ファンとしては何年も新作の発表を待っているところではありますが、この作品も素晴らしい作品で、発表当時はヘビーローテーションだったことは言うまでもありません(^0^)

 なお、Ulticutのことや、作品のことは、以下の記事で紹介していますので、是非、覗いてみてくださいね~

 あと、蛇足ですが、2012年には、正式なリリース作品ではなく、ノベルティーとしてHouseのみの作品(Ulticut House Mix)もありますね・・・これ欲しさに京都に行ったぐらい、良い作品です!

● Ulticut Ups! 作品リスト

● Ulticut Ups!について(Lesson 1)


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 では、作品の紹介です~

 まず、この作品は、代名詞とも言える「Lesson」シリーズとしてリリースされたことから、どことなくか「HipHop」を基軸に置いた作品構成になり、やっぱりUlticutらしい最強の選曲とDJミックスが楽しめます!

 それこそ、イントロ後のスタートでは「Naughty By Nature / Uptown Anthem」→「Gangstarr / Now You're Mine」→「Uptown / Dope On Plastic」と矢継ぎ早にクイックミックスし、早くも首を振ってしまいます・・・
 今回の作品では、割とミドル~ニュースクール系のHipHopを選曲してて、このような定番曲の使い方が最高だったり(この後のDiamond Dのワード2枚使いったら!)、鬼レアなランダム・ラップを平気で2枚使いしたり・・・もう、首振りまくりですね(^0^)

 また、今回の作品では、今まであまり活用しなかった「レゲエ(ダンスホール)」を、メインとなるHipHopの選曲に対する「スパイス」として活用している部分もあり、これがフレッシュです・・・
 例えば、ブリッジバトル的な要素を込めつつも「MC Shan / The Bridge」(実際には、近年プレスのDubリミックスを使用!)を選曲してから、ダンスホール曲のHipHopミックスを挟み、その流れでKRSの謎の曲を選曲して、KRSのラガマフィンなラップを際出せつつ、「BDP / South Bronx」のトラックでボムらせるという展開は、Bの血が入っている輩なら「きゃー」となってしまいます・・・

 ほんと、選曲やグルーブの出し方が上手いのに加え、全体的な「ノリ」の良さをつくりつつ、どこかでボムらせる展開を入れることにより、絶対に首振りを止めさせない流れになっているのが最強です!!


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 そして、Ulticutと言えば、違和感なく「Breakbeats~House~Disco」の流れに持ってゆき、気づいたら首振りから「ダンス」に変えてしまうマジックも魅力ですね!

 この作品でも、Breakbeats~House~Disco系の選曲を多用してて、作品の良さを高めています!!

 それこそ、De LaのSaturdayネタのBreakbeats~Houseである「DJ Tonka / Phun-Ky」は、JBの流れからの選曲で、Ulticutらしい「ズバッとボムをブッコみ→大盛り上がり」を体現してて、ヤバいっすね・・・
 さらに、後半も後半では、Latin Houseを中心に選曲しつつ、サラッと「Fat Larry's Band / Lookin' For Love」を挟むことで、House一辺倒ではない音楽的な広がりを演出したり・・・上手いな~

 また、本来はロングプレイが似合うDisco系の曲も、ブレイクビーツマナーに従ってか、クイックかつ的確な2枚使いをすることで、ガッツりと盛り上げちゃう技は凄いっすね!
 それこそ、UBBにも収録済みのブレイククラシック「La Pregunta / Shangri La」のイントロブレイクをファンキーに選曲したと思ったら、すぐに「Roy Ayers / Running Away」にスイッチし、イントロのドラムブレイクを2枚使いでグルーブに乗ってしまいます・・・もうカッコよすぎです!

 ほんと、Ulticutの作品を聞いていると、聞いてる側がまるでジェットコースターに乗っているような起伏のあるストーリーやアクションがあり、ほんと聞いてて「Ulticutのグルーブに乗せられちゃう」んですよ・・・

 この作品では、他の作品で多用していた、大ラス的なボムは用意していなかったものの、気づいたら何度もその気持ちいいグルーブに乗せられてしまう、そんな魔力があります。

 そして、そのグルーブに乗ると、今までその魅力に気づかなかった曲の良さに気づかせてくれ・・・気づいたらレコ屋に走らせてくれるのも、Ulticutの魅力でしょう・・・
 今回の作品を聞いて、当然ながら未所持の何枚かは私のWantノートに記入されました・・・やっぱりUlticutは最強ですね!!




 ざっくりとした説明になりましたが、今回のまとめは「Ulticutは最強です!」になるかな(^0^)

 今現在、KocoさんのDJがお好きな方なら、絶対に聞いた方が良いですよ・・・中古でも買いやすい作品が多いので是非!!

 そして、ファンとしては、お二人の御帰還を心よりお待ちしていますよ・・・(^0^)





<Release Date>
Artists / Title : Ulticut Ups! 「Lesson Vol.3」
Genre : HipHop、Breakbeats、Reggae、Funk、RareGroove、House、DanceClassics、Disco・・・
Release : 2008年4月
Lebel : Vinyl 7 Records V7R-CD-004




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<独り言>

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 本日、9月8日は、下北沢で「東京レコードマーケット」が開催予定でしたが、台風の影響で中止に・・・これは残念でした・・・

 どうやら、あそこの敷地を管理しているお店のリースが今月末までだったようで、最後の開催だったそうです・・・
 なんらかんら言って、あの場所の雰囲気は大変好きだったし、出物も良いものに巡り合えたし・・・最後は行きたいと思っていました・・・

 苦渋の決断だと思いますが、安全第一で間違え無し・・・ただ、9月中に開催できるとイイですね~


 そんなわけで、下北に行くつもり(笑)だったのを路線変更し、なんとなく都内を軽く回ってきましたよ~

 おかげさまで、雨には上手く当たらずに回っていたら、某ユニオンで写真の12inchをDiscoの棚の新着からツモ引き・・・久しぶりに心の中で「おわっ・・・やった!!」と叫んでしまいました(^0^)

 こちらは、和物では人気急上昇な「AB'S / Deja Vu」のUKプレスの12inchで、国内はシングルカットは無しなので、シングルカットはこのUKのみというブツになります・・・

 先日、Diggiin' Iceのオマージュ作品として紹介をした「Atsushi / Dog Run Series 1」において、MUROさんの達郎さんプレイをリスペクトしてか、AtsushiさんはこのAB'Sをプレイするというボムがあり、それでズーっと探していた1枚になります・・・
 LPは割と探しやすいけど、12inch馬鹿としては、このUK12の存在を知ってしまった以上、LPに浮気してはイカンとの命令(?)が出たので、割と真剣に探していた12inchになります・・・もう、セールとかで事前情報がない状態で、普通に棚をサクサクして遭遇するのは、ほんと嬉しいっすね~

 そして、もう一つ驚いたのが、写真の「黄色の値札」です・・・えっ、100円??

 いやいや、これが100円で買えるわけがない・・・視聴をしながら、なんとなくジャケを見てたら、これが貼られてて更にビックリしました!

 この値札は、言わずとしれた「レコファンの100円箱の値札」で、このレコードが中古としてユニオンに入ってきた時点でついていたんでしょうね・・・
 つまり、何年前かは分かりませんが「このレコードがレコファンでは100円で売られていたことがある」わけですよ・・・これにはビビった!

 今現在、和物の人気はホント凄くって、今日のディグでもプラスティックラブが2万オーバーを見ましたが・・・それこそ、10年前でもそこまで値段は高くなく、20年ぐらい前だと、和物はホント値段がつかず、お店によっては100円でも売れなかった時代もありましたね・・・

 そのため、この12が100円なのも不思議ではない(ただ、UKのみの12って考えると100円では悲しいけど)のですが・・・裏を返すと、当時は和物のカッコよさに誰も気づかなかったんでしょうね・・・
 う~ん、曲が評価されることは大変いいことなんだけど、バブル的に値上がりをするのを見るのは、ちょっと切ないっすね・・・

 
 なお、今回の購入金額は、私が思ってたよりも全然安くってニンマリです・・・もうちょっと高いかと思ってました(^0^)

 そして、やっぱりレコは12に限りますね・・・音圧が素晴らしくって、この曲のベースラインの良さがより際立っております(^0^)

 ではでは、今週も頑張ろう!!











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