2週間ぶりの登場・・・今はこのくらいの更新がちょうどいいかも?
色々と仕事等が立て込んでいて、忙しいのは確かだけど、2週間あると、ちゃんと作品が聞けて、作品紹介のポイントが絞れますね・・・
う~ん、これまではだいぶ無理して聞きこんで、強引に作品紹介をしていた時もあったからなぁ・・・あまり無理するは良くないのかもしれないですね?
特に、自分のペースで良い作品を何度も聞いていると、日常の疲れを癒してくれます・・・これがやっぱり大切かな?
今回の作品も、まさにそうで、癒しというよりも「B魂」を呼び戻してくれる感じが素晴らしかったです(^0^)
今回は、ミックステープ・マニアにはグッとくる
テープ・レーベル「Revolution Recordings」 からの作品で、今となっては謎の
女性DJ「Slowpitch Mistress K(スロウピッチ・ミストレス・ケイ)」さん によるHipHopミックスの紹介です!!
まず、Revolutionというと、川崎を拠点に運営していたレーベルで、オーナーのDJ Ichikawaさんをはじめ、なかなか渋めの作品が多いことから、私自身は大好きなレーベルです。
残念ながら、テープ時代の作品は殆ど全容が知られておらず、テープを集めている方でも、そこまで注目しづらい部分がありますね・・・ただ、掘れば掘るほど面白い作品が多く、レーベル買いが出来るレーベルだと思っています。
● Revolution Recordings 作品リスト そんなRevolutionの看板DJの一人であったのが、今回紹介するSlowpitchさんになります。
前述したとおり、女性のDJで、今となっては全然情報が無い方なのですが、おそらく、Ichikawaさんらと共に川崎~横浜あたりで活動をされてたようです・・・
お名前の「Mistress=女主人」から勘案するに、割と
「男勝り」な感じのDJ だったのかな・・・
それは、今回のテープでも分かるように、割とフィーメール感を前に出さず、
武骨なHipHopを前面に出している感じ があり、その点が「男勝り」です・・・
いやいや、男勝りって失礼な表現っですね・・・もう、
男子も女子も関係なく、とにかく「HipHop」なお方 で、信頼ができます・・・
そういった背景があってか、同レーベルで積極的にリリース活動をしていて、今回紹介するクラシックモノのテープから、同レーベル唯一のマンスリーテープ(Brand Newシリーズ)を出すなど、気づくと結構な本数を出されています。
また、トラックメーカーとしても活動をされていたようで、テープでは自身のトラックなどを披露しています・・・DJに加え、MPCまで扱っているんだから、この人は「HipHop」以外の何者でもないですね(^0^)
では、今回はサクっと作品紹介にいきましょう!
この作品は、Slowpitchさんの初期作品の流れからリリースされた
HipHopクラシック系の作品 で、個人的には
「B魂」を上手に煽ってくれた作品 になっています。
それこそ、これが「女性DJが作った」という色眼鏡は一切必要なく、聞いていると自然と首を振ってしまう作品となっています・・・もはや、そこら辺の柔い男子には敵わない
「B魂」の塊 となっています!
まず、選曲から紹介すると、A面のド頭から
「MC Shan / The Bridge」 を熱く2枚使いしつつ、そこからJuice Crew繋ぎで
「Biz Markie / Nobody Beats The Biz」 を選曲・・・もう、この時点で「あんた、Bだよ!」と言わんばかりの選曲です!!
作品全体の選曲としては、Middle~New SchoolのHipHopクラシックを中心とした選曲になり、切れのよい2枚使いを上手く多用しながら、とにかく
「首を降らせる」選曲 となっており、素晴らしいです・・・
なんでしょう、首を降らせるというか、クラシックな曲の
「ノリ」を倍増 させ、聞いている人を
「首を降らせながら歌わせる」感じ なんですよね・・・
それこそ、大名曲な
「Gangstarr / DWYCK」 であれば、熱く2枚使いをしつつ、1番のGreg Niceのパートを熱くプレイ・・・もう、気づいたら一緒にラップしていましたよ!!
また、そういったノリをキープする術が上手くって、要所要所に
「Funkmaster Flex / C'mon Baby」 のような
トラックス を選曲し、とにかくノリノリなグルーブを作っているのが上手いです!!
そして、選曲を更に光らせているのが
「ミックスの上手さ」 と
「ゴリゴリな2枚使い」 になるでしょう!
まず、ミックスが凄い上手いんですよ・・・これは深く聞かないとアレですが、何度も聞いて、深くミックスの世界に入り始めると、悶絶の連続でした(^0^)
例えば、割と
「メロディーを踏まえた繋ぎ」 を重視してて、鬼パーティークラシックな
「45 King / The 900 Number」 から
「A Tribe Called Quest / Scenario」 への繋ぎはドンピシャですね!!
全然違う方向性の曲かと思いきや、メロディーは親和性があり、900にTribeの「♪Here We Go Yo」の部分をロングミックスでアクションを入れながら繋いでいくのが、全然違和感がなく、上手いんですよね・・・
また、2枚使いは素晴らしく、B面の
オリジナルなBボーイ・ブレイクの選曲→2枚使い はグレイトすぎます!!
それこそ、
「Liquid Liquid / Cavern」 を熱く2枚して、Bボーイ・ブレイクなグルーブを高めていったら、誰しもが反応してしまう
「Herman Kelly & Life / Dance To The Drummer's Beat」 に選曲・・・そして、鬼のような2枚使い・・・最高です(^0^)
個人的には、さんざんHerman Kellyをプレイしたあと、さりげなく同ブレイクを効果的に利用した古典
「Double Dee & Steinski / Lesson 3」 をリプライズ気味に選曲してくるマニアックさにも、ヤラれましたが、ほんと2枚使いで魅せる「グルーブ」が最高で、何度も首を振ってしまいました(^0^)
紹介的には以上ですが、もう、Bな輩なら悶絶必死な作品です(^0^)
なんか、こうったストレートに「B魂」を燃やしてくれる作品は、40近くになった今でも好きなんですね・・・
うん、ネクタイをしてても、
心には「Bの紅い華」 が咲いているんだな~っと(^0^)
<Release Date>
Artists / Title : DJ Slowpitch Mistress K 「Blazing Mix Vol.2 - Old School」
Genre : HipHop、Soul、Funk、Disco・・・
Release : 2001年
Lebel : Revolution Recordings RRCT-018
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<独り言>
え~、今週に入り、愛用していたDJ機材の一つである
Vestaxのアイソレーターが急に電源が入らなく なってしまいました・・・
先週ぐらいからアダプターの反応がおかしい時があったので、今回は本体ではなく、アダプターが壊れたようです・・・まだ憶測の域ですが、本体の故障ではないことが良かったかな・・・
でも、アダプターを新調したら直るのかな・・・Vestaxのような、メーカーが存在しない機材を長く使うことは、色々と不安が付きまといますね・・・
ただ、ただ・・・
ただ、うすうす気づいていましたが、
アイソレーターを通さずに、ミキサーからの音を直接アンプに入れると、やっぱり音がイイ ですね(^^;)
久しぶりにタンテ→ミキサー→アンプに繋いだら、なんか音の張りがイイんですよ・・・
オーディオの鉄則なんでしょうが、音の経路の途中が何個かあるだけで、音は劣化(変化)しますよね・・・やっぱり、アイソを通さないと、ここまで音の輪郭がはっきりしてくることに、少し凹んでしまいました(^^;)
う~ん、アイソレーターは、家飲みをして、気分が良かった時に稀に開催する自宅DJの時しか使ってないし、今回みたいな音の変化を聞いちゃうと、必要性に疑問符が出てしまいます・・・
でも、アイソがないとDJプレイが寂しくなるよね・・・なかなか難しい問題だな~
う~ん、あまり話が発展しなった話題ですね(^^;)
とりあえず、どこかのタイミングで秋葉原にいってACを探しにいかないと・・・
では、また次回です~
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