HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Gossy 「Gossy's Choice #01 MAR. 1998」
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 え~、今回は、意外と紹介しない系統のテープの紹介です・・・

 ただ、自分でもビックリしていますが、調べれば調べるほど発見があり、もはや紹介ではなく「調査報告」ですね・・・


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 今回は、私としては「日本で最初のマンスリーテープを具体化したDJ」だと認識している「DJ Gossy(ごっしー)」さんのテープを紹介したいと思います!

 まず、Gossyさんですが、テープを掘っている方なら多少は馴染みがあるでしょうが、今となってはあまり情報が無いお方なので、少しバイオ等を紹介しておきましょう。

 Gossyさんは、京都で活動をしていたDJで、90年代中ごろから活動をしていたお方になります。

 活動の初期は、京都のHipHop業界のドンとも言えるRyozoさんが属していたラップグループ「Magma MC's」のバックDJを勤めていたお方で、京都~関西圏では、90年代中期~後期は有名だったお方になります。

 特に、Gossyさんについては「ミックステープ」の存在が重要で、Gossyさんが作ったミックステープでHipHopの魅力を知った方は多いかと思います。

 それこそ、今回のテープもそうだし、今回のテープよりも前に作っていた「地熱」等を通して、HipHopや日本語ラップの魅力に気づかされた方は多いでしょう・・・

 地熱に関しては、リリースをしていた96~97年ごろに京都で行っていた同名イベントとも連動するように、当時の「日本語ラップ」の熱さを上手く伝えたテープで、関西圏の日本語ラップ好きにはタマラン御馳走だったようです。

 テープでは、当時らしくUSのHipHopの選曲を軸にしながら、前述したRyozoさんのMagumaや、熊本の餓鬼レンジャーなどがサイドMCやフリースタイルで参加してて、当時の日本語ラップシーンを盛り上げていたようです・・・

 イメージとしては、東京だとDJ CeloryさんのHigher Levelと近いイメージで、ある意味で日本語ラップを含む「HipHopへの入り口」をテープで作ったお方かもしれないですね。
 実際に、GossyさんがHipHop系洋服店のWalkin' StoreやESPなんかとは近い存在だったこともあり、それらのお店で地熱などが売られていたそうで、当時の「とりあえずカッコから」というシーンの流れにおいて、その主役だった中高生~若者に対して、HipHopをテープを通して分かりやすく教えてたことは、大変価値があるかな~と思います!

 この辺の話は、当時を知っている方でないとリアリティーをもって実感が出来ないかもしれないですが、96年とか97年ごろだと、HipHopなり日本語ラップを知ろうにも、ネットが無い時代だったので、現場に行くしか情報が得られなかった時代なんですね・・・

 そうなると、レコード屋さんとかクラブに行くしか術がないのですが、HipHopらしいマチョニズム(?)というんでしょうか、そこにいる人の大半が「怖い」イメージがあり、なかなか素人(=新人?)が入りづらい印象がありました・・・
 私自身も、高校1年生だった1996年ごろ、渋谷のManhattan RecordsやCiscoなんかに行き始めましたが、最初は店の前でたむろっているBな輩が怖くって、なかなか店に行けなかったんですよね・・・うん、遠巻きからみても「絶対にカツ●ゲされる」と思ってしまい、二の足を踏んでいました(^^;)

 その意味で、HipHop系の洋服店は、実は結構入りやすい存在だったんですね・・・

 逆説的には「カッコから文化」の象徴というのでしょうか、その文化に入れない子たちを「文化」に馴染ませるために「服を売っていた」こともあるのでしょうが、誰でもウエルカムな場所だったので、これらの「洋服店」を通してHipHopなり日本語ラップを知った方は大変多かったと思います。


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 そして、その「教育的価値」の先として、まわりのDJに先がけて「マンスリーテープ」を作っていたのがGossyさんで、当時、これにお世話になった方は多いかと思います!

 まず、マンスリーテープとは、実は日本独自のテープで、月1回、決まったタイミングで「その時に出た新譜の曲」を選曲したテープで、このブログでは「新譜テープ」とも呼んでいるテープになります。
 有名どころだと、DJ Komoriさんの「Monthly Fruit」なんかが有名ですが、とにかく「その時に出た新譜」を「紹介」という意味で選曲したテープで、当時は結構人気なテープでした。

 実際に2005年ぐらいまでは新譜テープ(新譜CD)は需要があり、当時はネットも無い時代なので、簡単にその新譜曲を聞けないし、それ以前に海外の曲なので情報が少ないこともあり・・・その情報の隙間をこれらのテープが埋めていたので、人気があったのだと思います。

 つまり、リスナーや素人レベルのDJにとっては「結局、何がカッコいいのか分からない」状態があり、それらをDJミックスにカッコよく落とし込むことで、そのテープを聞いた人が「この曲を買えばいいんだ」と思いこませる効果があったのだと思います。
 実際に、テープの値段も、だいたい12inchのレコードを1枚買う値段に近い値段に安く設定(Gossyさんのは1200円ぐらい)され、レコ屋に行った人が、とりあえずこのテープを買って、次に何を買おうかを把握するために売れていた部分が強いかと思います。

 これこそ、日本独自のテープになる由縁なのですが、新曲のHipHopが聴ける環境(それこそラジオとか)がなく、それを補完したのが「テープ」だったわけですね・・・そう、曲を知るための「教科書」として、これらのテープが役立っていたわけですね。
 なお、話は少しずれますが、こういった「情報を埋める作業」は、日本のHipHop、いやクラブミュージックを売る立場からすると、結構大変な作業で、レコ屋側では、独自の販売カタログ(Manhattan)(DMR)を作るなど、それぞれがお客さんに「買ってもらう」ことを意識して努力をしたいたのは、日本らしい動きです・・・

 そして、Gossyさんの素晴らしいところは、これを「毎月、しっかりとした形でリリース」した点だと思います。

 正直、こういった新譜を紹介するテープは、昔からあったのですが、ある意味で日本人らしく「しっかりとパッケージ化した」のはGossyさんが最初期だったと思います。

 つまり、当時のテープ業界でありがちだった手刷りなテープではなく、しっかりとプレスしたテープで、かつ毎月、同じタイミングで出していたことが大きく・・・買う側として「信頼」して買えるようにリリースしてた点は、評価したいと思います!
 日本人って、妙なところで「信頼」を信じる部分があり、ある意味で「老舗志向」というのがあるんだと思います・・・そういった背景がある中で、しっかりと「形」を作ってリリースしていたGossyさんの功績は非常に大きいと思います。

 マンスリーテープなり、新譜系のテープって、探せば探すほど作品あるのですが、1998年からリリースしたGossyさんの行動は比較的に早く、ある意味で、そのマンスリーテープ市場が隆起していく「今後の流れを作った」部分あり、実はその後のDJ達の「教科書」にもなっていた点は非常に大きいかと思います!


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 では、このテープシリーズの第1段を通して、Gossyさんのマンスリーテープを紹介したいと思います!

 まず、Gossyさんのマンスリーは、1998年3月が第1段になり、結果的に2001年3月までリリース、実質的には約3年の間、マンスリーテープを作っておられました。
 約3年というと、DJ Komoriさん(1999年~2007年)、DJ Yoshioさん(2001年~2006年)達から比べると少ない年数にはなりますが、黎明期だった1998年よりリリースしている点、それもしっかりとパッケージ化した状態でリリースしていた点は評価すべきでしょう。

 そして、肝心の内容は・・・まず、私としては「懐かしい!」の一言です(^^;)

 1998年3月というと、私は高校3年生になろうとしていたタイミングで、やっとUSからリリースされる新曲を、知識や行動的にもタイムリーに追えるようになった時期で、少ないお金で、そういった魅力的な新譜を買っていた時期になります・・・収録されている曲を聞くと、ちょっとセンチになったりしますね(^^;)

 今回、たまたま収録曲のレコがなく、収録曲の「テープ」(Big Up 新宿ユニオン!)で紹介をしますが・・・いや~、懐かしいっすね!

 それこそ、A面の一発目は大ヒットした「Lord Tariq & Peter Gunz / Deja Vu (Uptown Baby)」からプレイ・・・当時、普通にレコードを買って、好んでプレイしてたのでグッときます!

 この曲、USでは大ヒットしたので、USでは普通に知り得た曲でしょうが、日本だとクラブや数少ないHipHop系のラジオ番組でしかプレイされないので、実は中々知り得ない曲なんですよね・・・
 私自身は、当時、真剣に毎週聞いていた「Da Cypher」で聴いて、すぐにレコ屋に買いに行った記憶がありますが・・・やっぱり、普通に日本で生活をしていたら知り得ないですよね・・・

 そういった背景がある中で、こういったマンスリーテープ(新譜テープ)の至上命題である「新しい曲のカッコ良さ」を素直に伝えることが出来た点が、このGossyさんのテープにはあったのだと思います・・・

 それは、まずは「カッコいい新曲を選ぶ」点が秀逸で、かつ、その選んだ曲をDJミックスでタイトに収めることで「DJミックスの中で、その選んだ曲が光る」ことを実現していた・・・ことだと思います。

 それこそ、12inch的にはプロモ止まり、たけどアンダーグラウンド・ヒットをしてた「Gangstar feat K-Ci & JoJo / Royalty」をしっかりとプレイしてて、かつ、渋いプレイをしています・・・

 プレイ的には、最後の方のK-Ci & JoJoの歌シャウトが光る部分を先にプレイして、そこから最初に戻して本編をプレイしてて、その時点で上手いです・・・
 それ以上に、当時はこの12inch、プロモ止まりだったことから、中々買えない1枚なのに、それを2枚使いです・・・これこそ「DJミックスでないと、光らすことができないこと」なのだと思います!

 そう、このGossyさんのテープは、新譜を紹介することも重要でしたが、その新譜を「いかにカッコよくプレイするか」を教える部分もあったから、人気があったのだと思います!



 なんか、作品自体は、あまり深く紹介出来ませんでしたが、選曲も、そしてその選んだ曲をカッコ良くプレイすることも、Gossyさんにはあり、3年間ではありますが、毎月新譜を紹介することが出来たのだと思います。

 市場では、このテープ、そこまで重要視されていないですが、私としては非常に価値のあるシリーズだと思っています。

 こういうテープがあったから、日本でHipHopなりクラブが育ったんですね・・・

 まあ、正直言うと、こういったマンスリーテープは、作品性だったり芸術性があまりないので、今となっては聴くのはアレですが、Gossyさんのは格別だと思います!
 気になる方は、テープを探して揃えてみてくださいね~





<Release Date>
Artists / Title : DJ Gossy 「Gossy's Choice #01 MAR. 1998」
Genre : HipHop・・・
Release : 1998年3月
Lebel : No Lebel No Number


Notice : 作品/シリーズに関する補足

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 今回、題材となる「マンスリー(新譜)テープ」は、ある意味で、新曲の良さを伝える「教育的な価値」があるので、作る側は色々と趣向を凝らしていた側面があります。
 どのDJのマンスリーだったかは忘れましたが、その収録曲の12inchの写真を載せたりしてたのもあり、ある意味で「曲の良さ+情報」が重要だったのかもしれません。

 その意味で、Gossyさんのテープは「キメが細かいな~」と思いました!
 
 それこそ、今回紹介した第1作目では、ジャケがトラックリストになりつつ、本来、トラックリストがありそうな部分に、その収録曲に対するコメント(写真上)を掲載してて、結構グッときました!
 ちなみに、ジャケにトラックリストを掲載する方式は、レコ屋等で「気になるあの曲が収録されているから、このテープを買おう」という購買側の心理を読み取った上でのレイアウトなのかな~、と思いました??

 んで、その後の作品では、普通なジャケ+中にトラックリストの構成(写真下)になるのですが、よく読むと、収録曲のところに「P / ???」と掲載があります・・・これは、トラックを作ったプロデューサーの情報ですね!
 今も昔も、HipHopにおけるトラック制作者は重要なので、こういった細かさはDJらしいっす・・・この事実を発見し、結構小躍りしてしまいました(^^;)

 なお、写真下のは、たまたま抜いた1998年12月の#10ですが、A面には「feat Dobinski」の記載が・・・神戸出身のMCで、調べたら某大学に一芸一能試験をラップで合格(!)された方が、サイドMCで入っています・・・
 Gossyさんの「地熱」だと、バリバリに日本語ラップ勢がサイドMCやフリースタイルで入っていますが、このマンスリーだとチョイチョイ入っている感じですかね・・・全部は調べて無いのでアレですが、割とこのテープだと日本語ラップと線を引いていたのかもしれないです??


Notice : DJ Gossy作品について

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 今回のマンスリーや、地熱を含む他の作品を、以下のページに「作品リスト」として紹介しました。

 まあ、地味に大変な作業でしたが、色々と分かったことがあり、重要な作業でした・・・
 一番嬉しかったのは、調べてて「洋服屋さんとの繋がり」が明確に分かったことで、関西だと「Walkin' Store」との繋がり、そして、東京の「ESP」との繋がりも分かり、ああ、やっぱり当時のHipHopなり日本語ラップは「洋服」が重要な接点だったんだな~と痛感しました・・・

 ● DJ Gossy 「作品リスト」







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<独り言>

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 ん、なんでしょうねこの写真・・・嬉しさが先行した写真になります(^^;)

 まず、先週はECDさんの追憶を込めて、ECDさんのミックステープを紹介したところ、Twitterで大きな反応があり、ビックリしました!




 それぞれ、かなりの「いいね」と「RT」があり、あらためてSNSの力って凄いんだな~と思いました・・・こういった反応があり、記事を通してECDさんの功績が称えられたのは良いことですね!

 そして、今回の反応を通して、凄い嬉しかったことがありました!

 なんと、先週紹介をしたテープの企画者さんから反応があり、テープのリリースに関する貴重な情報を頂けたことです!

 反応を頂いたのは、下北沢のビレッジ・バンガードに所属している名物バイヤーである「金田謙太郎」さんで、このテープが下北沢のビレバン限定のノベルティーだったことが分かりました!
 それも、作る際にECDさん側に「下北をイメージした内容で」とリクエストしたところ、ECDさんらしさを出しながら、下北にあった名物クラブ「SLITS」の雰囲気が出た内容になっていたそうで・・・もう、嬉しすぎる情報に感涙しました(^0^)

 そんなことがあり、独り言の出だし写真になります・・・はい、週末のレコ掘り行脚の途中、下北のビレバン前で、ECDさんのテープを片手に、下北ビレバンを撮影しました(^^;)

 まったくもって必要が無いことは承知していますが、これはある意味で「感謝」なんです・・・

 うん、ECDさんにも、そして情報を教えて下さった金田さんへの、不器用な感謝です・・・

 なお、下北のビレバン、人気なお店なので、人の出入りが激しく、テープを持って撮影するのが大変でした(^^;)
 周りから見たら「奇妙」でしかないので、もー、一瞬を見計らっての撮影で、気づいたらテープを逆さまに撮影していたぐらい、大変でした・・・

 う~ん、こうしてみると、インスタ映えを真っ向からグーで殴ってる姿勢ですね・・・うん、こういったアナーキーさは、天国にいるECDさんなら喜んで頂けそうな気がします??









ECD 「Fuck You !! We Are From Shimokitazawa」
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 え~、2週間ぶりの更新です・・・すみませんでした(^^;)

 まあ、仕事が割と忙しく、どんなに考えても夏まで暇にならない状況です・・・

 ただ、何とかレコ屋にはちょいちょいと行ってますので、ご安心を・・・レコ屋に行って、空気を吸わないと、どうやら生きていけないようです(^^;)

 では、今週は、故人を忍び、この作品を紹介します・・・


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 今週は、先日、57歳の若さでお亡くなりになられた「ECD」さんの功績を称えるために、ECDさんが作成したミックステープを紹介したいと思います。

 ● ECDさん死去 57歳 日本語ラップの先駆者


 まず、ECDさんですが、日本語ラップが好きな方ならお世話にならなかった方はいないでしょう・・・

 私自身、高校生だった1996年ごろ、初めて買った日本語ラップが「ECD feat K-Dub Shine / ロンリーガール」の12inchで、日本語ラップが好きになったきっかけを作ってくださった方だと思っています。

 ECDさんにおいては、日本語ラップの功績だったり、このHipHop~クラブカルチャーにおける功績は、色々な方が指摘し、ほんと重要なお方だと思っています・・・
 何が重要だったかは、私よりもっと好きな方々が、愛を持って追悼記事や追悼ミックスを掲げられており、このことだけでも十分に分かるかと思います・・・ほんと、重要なお方でした・・・
 
 きっと、ECDさんの人生は、失礼かもしれないですが、順風満帆な人生では無かったかと思います・・・

 ただ、ただ、、、紆余曲折はありながらも、音楽や文化、そして人に支えられ、ECDという世界を描きながら、短い人生を駆け抜けられたんだと思います・・・

 近年は、闘病をしながらの活動で、心も体もお疲れだったでしょう・・・今は安らかにお休みください・・・


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 そして、私として、ECDを追悼するべく、ECDさんの音楽感を表す「ミックステープ=DJ作品」を通して、ECDさんの素晴らしさを紹介したいと思い、今回の作品紹介に至りました。

 まず、ECDさんについては、一般的には「ラッパー」のイメージが強いかと思いますが、いい意味でイルな音楽センスの元で「DJ」の活動もされていて、結構、影響を受けた方が多いかと思います。

 特に「和物」はECDさんの代名詞ではないでしょうか?

 ECDさんのことを、僭越ながらDJ的な視点でカテゴライズすると、やっぱり「異端」な人で・・・結果的に音楽シーンの本流ではない部分を突き進み、結果的に周りから観ると「異端」な存在だったかと思います。

 その意味で象徴的なのが「和物」で、相当早い時期から傾倒しており、名誉のために説明すると、今となっては異端ではなく、むしろ先見の明があり、やっぱりセンスがあったと言わざるを得ないかと思います。

 それこそ、前述したロンリーガールは和物ネタ(佐東由梨ですね)で、周りが全く和物に理解を示さなかった90年代中ごろから選んでいる時点で最強ですよね・・・
 まあ、世代的に80年代のアウトサイダーな文化感(和物であれば「よい子の歌謡曲」とか?)を受け継いでいるとは思いますが、こういうのをチョイス出来る時点で「異端」だけど「早かった」と思います。

 そして、その和物や、自身の原点でもあるロック~パンク、更に他のイルな音楽を武器に、一時期はDJ活動も積極的に行っていました。

 その功績が分かるモノとして、数は少ないですが、いわゆる「ミックステープ」を残されていて、これが好き者にはタマらない内容になっています。

 一番有名な作品であれば、手刷りCDでリリースをしていた「Private Lessonシリーズ」が有名でしょうか・・・割と打ってないフォーク~ロック~歌謡曲を中心に選曲した内容で、若かりし頃に聴いて「この人は大丈夫だろうか?」と思ったほど、恐ろしい和物選曲ですね(^^;)
 ただ、聴いていると、どこか緩く、気持ちいいグルーブがあるのが不思議で、独特なラウンジー感が、最高です・・・後には、メジャー作品でも出していることから、やっぱり「和物」の切り口は上手かったと思います。

 なお、写真では、おまけでレアなアドバンステープも・・・ECDモノのアドバンスはちょくちょく買ってたので、こういう時に披露をしないと・・・
 ただ、あのDJミックス入りのは、まだ持ってないんですよね・・・当時から高かったけど、買っておけばよかった・・・


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 そんな背景がある中、今回紹介するテープは・・・まったくもって謎な作品になります。

 制作時期は、収録曲から判断するに、2003年~04年ごろで、副題から勘案すると、活動の拠点の一つだった下北沢で行われた、何らかのイベントで配布されたテープなのかな~と思います。
 テープも、完全手刷りな仕様で、テープ世代には懐かしい64分テープを使用するなど、やっぱり「異端」ですね・・・

   ※追記 2018/02/07 00:30
   このテープは、2003年にECDさんが自主でリリースした
   CD「失点 In The Park」という作品、または、
   2005年に発刊した自伝「失点・イン・ザ・パーク」という本において、
   下北沢ヴィレッジ・ヴァンガード限定のノベルティーとして配布された
   ものになるそうです。


 ただ、私の中ではこの作品が一番「ECDさんの音楽感を表したミックステープ」だと思っています。

 ECDさんにおいて「ミックステープ」として認知されている作品は、どれも「和物」メインな作品になり、残念ながら「ECDさんの一部」だけを切り取った作品になっていると思います。
 その意味で、以下で詳細説明を行いますが、この作品では「幅広いイルな選曲」が最高で、私としては「これこそECD!」と思える選曲になっています。

 では、簡単にですが、紹介をしたいと思います。


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 まず、ある程度、音楽に詳しい方なら、この写真を見て「これが一本のテープに収まっているの?」と思う内容かと思います(^^;)

 この作品は、DJミックスはせず、選曲だけをしているテープになるのですが、とにかく「イルで幅広い選曲」が最強で、これらが同居しているのが最高です!
 それも、英語の曲もあるけど、実は大半を「日本の曲」で構成した「和物テープ」になっており・・・何層にもヒネリ倒している所にヤラれてしまいます!

 選曲を深く紹介すると、まずはECDさんが熱心に追いかけていたロック~パンク~ニューウェーブ~ハードコアの選曲が白眉で、80年代ロックのカルト盤である「ガセネタ / 宇宙人の春」をチョイス・・・和物のセールでたまに見かけるノイズ系の曲(?)で、DJ文化の我々の耳には刺激的なノイズ・グルーブです(^^;)
 その一方で、これが平均的に見えてしまうソウル歌謡な「クック・ニック&チャッキー / 可愛いひとよ」のような70~80年代の和物、「キミドリ / 自己嫌悪」のような日本語ラップ、そしてナイスなロックステディーである「The Ska Flames / 星に願おう」等、もうわけの分からない選曲が炸裂しています!

 ただ、ただ・・・何度も聴いてると、しっかりと「一つの音楽」になっており、それが「ECDという音楽」になっており・・・大変、不思議な気持ちよさがあります!

 今回、下にトラックリストも掲載しますが、選曲は本当にイルですね・・・

 それこそ、前述したロック~ハードコアの選曲は、全く馴染みがないし、これ以外の曲とは異質も異質なんですよ・・・ほんと、星井七瀬や今田耕司(豆腐氏より早い!)の選曲が可愛く霞んでしまうぐらい、イルすぎます!

 ただ、ECDさん自体、これらのロック~ハードコアといった「バンド音楽」に理解と愛があり、聴いていると「その愛」が分かるんですよね・・・

 実際に、ECDさんはハードコアのギグに観客として出向き、モッシュも決めている位、こういった音楽が好きだった・・・いや、音楽に壁を作らず、気にいった音楽をひたむきに追い続け、更に作り続けた「姿勢」が、結果的に「音楽愛」として、このテープに表れているのだと思います。
 うん、クラブ系の曲と、こういったバンド系の曲は、なかなか混じり合わない中で、ECDという「音楽」の中で不思議と混ざっているのが最高で、気づいたら首をオイオイと言いながら振っていました(^0^)


 また、深く聞いてる気づくのですが、一見して荒い選曲に見えますが、要所要所で「ミックステープ」を意識した選曲、つまり「音楽が繋がることで生まれる音楽」があり、ECDさんのDJとしての腕の良さが分かります。

 個人的には、明らかにロック~ハードコアの「ヤサグレ感(?)」を踏まえての「キミドリ / 自己嫌悪」がパーフェクトで、この曲のもつ「魅力=ダウナーな部分」を上手く出しているな~と思いました・・・
 実際にはKrush Posseの後にオールドスクール日本語ラップ繋ぎでのプレイですが、こんなに上手く「自己嫌悪」がプレイ出来る人はいないですよ!

 また、その後も最高で、自己嫌悪のトラックにおいて、エンド間際で登場するロックステディー的なネタを見逃さず、日本のスカ~ロックステディーの大御所である「The Ska Flames / 星に願おう」に繋いでいくのには、ほんとヤラれました!
 全然知らない曲でしたが、ほんと好きになっちゃった・・・うん、ミックステープって、選曲やプレイした曲を「光らせる」ことが重要な中、この繋ぎは最高ですね・・・クラブで聴いてたら、事情によっては泣いちゃう(?)ぐらい、最高です!


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 う~ん、あまり上手く紹介が出来ませんでしたね・・・

 ただ、今回、このテープを聞いたことで、私の中で改めて「ECDが伝えたかった音楽」が理解できましたし、その音楽が大変好きになりました。

 だけど、その音楽は、残念ながら言葉では説明できません・・・

 不器用で異端、シャイだけど過激、だけどなぜか温かい・・・なかなか上手くまとまりません・・・

 でも、これで「イイ」のかもしれません・・・

 音楽や文化は、全てを言葉で定義する必要はないんですよ・・・もう「ECDの音楽」で十分ですね(^0^)


 改めて、天国におられる故人に伝えたいです・・・素敵な音楽と文化を残してくれ、ありがとうございました!!



 
<Release Date>
Artists / Title : ECD 「Fuck You !! We Are From Shimokitazawa」
Genre : Rock、Hardcore、Soul、日本語ラップ、和物、Breakbeats・・・
Release : 2003年~04年ごろ?
Lebel : No Lebel No Number

Notice : トラックリストについて
 ECDさんの世界観を分かりやすくするため、下記に記載します。
 なお、書くところが無いので、ここで書きますが、このテープ、ドマイナーすぎて市場に殆ど出ないです・・・手刷りなので、本数も30とか50とか、そんなレベルだと思います。

A面
BREAKfAST / Violent Grind
The SS / 恋のダイヤル6700
ガセネタ / 宇宙人の春
シーナ&ロケッツ / You May Dream
クック・ニック&チャッキー / 可愛いひとよ
Krush Posse / Chain Gang
キミドリ / 自己嫌悪
The Ska Flames / 星に願おう
U.G. Man / Punk Rocker Still Standing
Mark / Five Yerars

B面
星井七瀬 / 恋愛15シミュレーション
小川みき / マイ・ロスト・ラブ
MC Joe / ジョーの日常
スチャダラパー / サマージャム'95 (Remix)
KZA / La Previsione del Tempo
koji-1200 / 宇宙人


Notice : この作品が出来た理由
(2018/02/07 01:00追記→02/11 21:25写真変更)

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 なんと、このノベルティーを企画した張本人である「金田謙太郎」さんからTwitterでコメントを頂き、このテープが出来た理由を教えて頂きました!

 まず、このテープは、文中に追記をしたとおり、2003年にECDさんが自主でリリースしたCD「失点 In The Park」という作品、または、2005年に発刊した自伝「失点・イン・ザ・パーク」という本において、下北沢ヴィレッジ・ヴァンガード限定のノベルティーとして配布されたものになるそうです。
 そして、金田さんは、この下北沢ヴィレッジ・ヴァンガードのバイヤーとして、ECDさん側にオファーしたことで、このテープが生まれたそうです。

 金田さんは、下北沢にあるヴィレッジ・バンガードの名物バイヤーさんとして有名で、独自の視点でCDを仕入れ、かつ、魅力的な企画でCDを売りまくり、金田さんの後押しで有名になったアーティストが多くいることで、業界では有名なバイヤーさんです(参考記事は「こちら」)。
 また、ECDさんとの出会いは明確には分かりませんが、金田さん自体、もともとele-kingの編集者もやってたり、ユニオンに勤めてたり、割とクラブ~DJ的なスタンスがあったそうなので、それで出会ったんでしょうね・・・きっと下北沢が引き寄せたんだと思います?

 んで、教えていただいた情報で衝撃的だったのが、このノベルティーテープを企画する際に、ECDさんには「下北沢をテーマにしてください」とリクエストしたそうで、完成した内容が、下北沢にあった名物クラブ「SLITS」を意識した内容になっていたそうです!

 もう、この話を聞いて、今回のテープの内容に合点しました・・・だって、SLITSといったら、Ska Flamesも、キミドリも、Krush Posseもいた、ジャンルに関係なくグッドミュージックが同居していたクラブなわけですよ・・・
 そして、ECDさんもホームベースにしてたクラブでもあるので、このテーマからこういった内容になったことは、当然なことだと思います・・・きっと、ECDさんのパーソナルな部分も含みながら、ECDさんがSLITSに通い、SLITSで愛した曲たちを、素直に選曲したんだろうな~と思うと、愛おしくてたまりません!

 もう、このテープは、ECDさんを表すテープでありながら、下北沢の奇跡を表したテープなのかもしれません!!

 金田さんには改めて御礼を申し上げます!!
 
 




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<オマケ>


【You The RockのNitgh Flight 1997/04 ゲスト:ECD】

 久しぶりに蔵出し音源ですが、ECDさんが1997年にアルバム「Big Youth」を出されるタイミングで、YouさんのNight Flightにゲスト出演をされた回がありましたので、音源をアップしてみました。

 この番組自体、YouさんとECDさんが所属していたCutting Edgeがスポンサーとも言えるので、こういったゲストは当然なのですが、ECDさんが元気にしゃべられている姿は貴重かな~と思い、アップしました。
 ただ、この時点でECDさんは37歳で、20代前半のYouさんたちから比べたら世界が違く、ちょっと浮いているんですよね・・・この点が日本語ラップにおける異端だったりするのですが、逆に、世代が違うからこそ、Youさんたちの若い世代を影から引っ張っていた事実は忘れてはいけません。

 なお、やっぱり、大人としてYouさんたちを引っ張っていた中尊寺ゆつこさん(この番組の本当のスポンサー)も出られてて、感慨深いです・・・

 こうして若くして亡くなられた方が並んだ音源であることは、色々と考えさせられます・・・

 ただ、ここでは「文化を引っ張ることの重要性」だけ指摘します・・・こういった方々の活躍があって、文化が引き継がれていることは忘れてはいけないし、自分たちも実践すべきですね(^0^)









Dimitri From Paris 「My Salsoul」
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 え~、今日はちょっと体調が良くないです・・・

 昨日、普通に仕事をしてたら、ちょっとずつ寒気がしてきて、これはヤバいかな~と思い、すぐ帰って寝込んでしまった・・・

 ただ、インフルエンザではないみたいなので一安心・・・今は仕事で穴を空けられないので、今日でしっかり直さないと・・・

 だけど、ブログの執筆作業は、実は体力を消耗する一因でもあるんですよね・・・日曜に3~4時間、集中して執筆してると、眼精疲労がヤバいのです(^^;)

 そんなわけで、今週の紹介です~


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 今週は、我らのDimi先生による「Salsoul」ミックスを紹介します!

 この作品、2001年のリリースのメジャー作品とあって、今となっては500円以内ぐらいでも買えるモノで、結構な方がスルーしているかと思います・・・
 ただ、やっぱりDimi先生の作品だけあって、かなり素敵な作品で、いつかは紹介しようと思っていました。

 そして、今回は、先日のDimiさんのパーティーに行ったことと、先日から読み進めている「JAM / Chasin' The 80s Classics」で感化されたことで、この作品の登場になりました!
 特に、JAMさんの本がヤバくって、一人のProducerを掘り下げた内容ですが、その掘り下げ方がヤバくって、凄い勉強になります・・・SalsoulだとSkyyのRandy Mullerなんかが紹介され、その情報力と考察が素晴らしく、つい、これ系の音を聞きたくなり、自然とDimiさんの作品に手が伸びてました(^^;)

 そして、今回の主役であるDimiさんについても、改めて紹介をしておきましょう!

 Dimiさんは、トルコ出身、フランスを拠点に活動するDJ/Producerで、ジャンルとしてはDance Music~House~Disco系の方になります。
 特に、Dimiさんは、得意とする「70~80年代のDisco」を重要視してて、これらのDiscoを独自のEditを施し、現代のダンスフロアーでプレイしている姿はカッコよく、まさに「Disco紳士」といったお方です!

 また、見た目のオシャレさとは裏腹に、DJプレイ中はハートフルで、ソウルフルなプレイが印象的で・・・ああ、この人は「DJ」なり「ダンス」が本当に好きなんだな~と思わせます。
 最近は、割と時間通りのDJになりましたが、観客が求めたら何時間でもDJをやってくれる印象があり、踊っている立場からすると「安心して体を委ねられる」DJをしてくれ、ほんと信頼が出来ますね(^0^)

 なお、ドマニアックな話ですが、Dimiさん自身は大のレコードコレクターでもあり、今も多分そうですが日本の玩具である超合金ロボットのコレクター(!)としても知られています・・・

 他の情報は、以下のリンクからご参照ください!

● Dimitri from Paris 作品リスト


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 では、作品の紹介です!

 まず、この作品は、日本企画でリリース(その後、海外版もリリース)された作品で、Disco系本命レーベルである「Salsoul(サルソウル)」の音源で選曲/ミックスをした作品になります。
 Salsoulについては過去にも多くのミックス作品で紹介しているので割愛しますが・・・私の「血と肉」とも言ってもいいぐらい、大好きなレーベルで、嫌いな曲は一つもないです(^0^)

 そんな、SalsoulをDimiさんがミックスです・・・やっぱり最高です!

 まず、出だしでは「The Salsoul Orchestra feat Loleatta Holloway / Seconds」からスタートします・・・私としては意外な選曲、だけど全体を見回すと「上手いな~」と思う選曲ですね!

 この曲自体、割と哀愁感がある曲なので、ミックス作品だと最後の方で選曲されることが多いのですね・・・同系統だと「Skyy / Here To You」も前半で選曲されてて、聞いてて「そこで?」と思う部分もあるかと思います。
 
 しかし、この作品ではSalsoulの「前期」と「後期」を意識した部分があり、 それでコレを一発目に持ってきたのかな~と思います。

 つまり、前期=70年代後半のDisco色が強い時期、後期=80年代前半のBoogie色が強い時期を上手く混ぜて、選曲の流れを作るために前半で後期の曲のイメージ、後半で前期の曲のイメージを出すために、こういう選曲にしたのだと思います・・・
 うん、意外性の出し方もさることながら、こういった全体的な選曲のイメージも考えているところが上手いっすね!


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 そして、3曲目では大クラシックな「Loleatta Holloway / Love Sensation」をプレイ・・・これにはアガります!

 まず、面白いのが、先ほど紹介をしたSalsoul後期のBoogieっぽいラインの中でコレをプレイしているのですが、そのBoogieっぽいラインの中で、あえてソウルフルな楽曲を入れることで、凄い選曲が際立ち、聞いている人のギアを加速させる効果があるな~と思いました。
 深く読み解くと、この前半はBoogieっぽいラインを意識しつつ、Salsoulの2大ディーバであるLoleatta HollowayとJocelyn Brownがボーカルをした曲を固めている(=歌物タイム)部分もあるのですが、やっぱり、そこまで目立たないBoogieっぽい曲の中で、1曲でもボムを入れてくると、ミックスの流れに躍動感が生まれ、その後の流れが生きてきますね!

 なお、聞いてると分かりづらいのですが、このLoveでは、さっそくDimiさんのエディットがプレイされています!

 前述したとおり、Dimiさんは、これらのDisco系の曲を、自分がプレイしやすく、かつ、その曲の良さを現代でも通じるように、自身でエディットをした曲でプレイをしています・・・
 もう、最近は、クラブだと全て自身のエディットを施した曲しかプレイをしない(!)ぐらいの勢いですが、元の楽曲を愛しているからこそのエディットは最高で、ほんと信頼ができます・・・

 このLoveでは、前半がShep PettiboneによるRough Mix、後半は自身のエディットを披露していて、正直、聞いてて「エディット曲なのかどうか」が分からない部分もあります。

 ただ、それがイイんでしょうね・・・これがDimiらしいエディットなのですが、大胆なのもあれば、楽曲の良さを引き出すためのエディットも多いので、聞いてて「エディット」と気づかない方が勝ちなのかもしれないです。
 Dimiさんとしては、あくまでもDJプレイをしやすく、そしてその楽曲を光らすことがポイントになっているので、こうやってミックスの中で上手く光っている姿をみると、やっぱり上手いな~と思ってしまいます。

 なお、この辺がDimiさんが、なんらかんら言ってレコードコレクターな部分なのですが、Rough Mixは、オランダRams Hornからレイタープレスでリリースされたミックスですね・・・


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 そして、中盤では割とBoogieラインのマニアックな選曲を続ける中で、後半に向けて「The Salsoul Orchestra / Salsoul Rainbow」をプレイ・・・また、ここでギアが一段上がります!

 まず、選曲的な話ですが、当時としては、この曲こそ「意外な選曲」かもしれません・・・

 なぜなら、これが「LPのみの曲」、いや「現場で愛し続けられた曲」だからです。

 どうしてもDJをしてるとシングルになった曲を中心にプレイする中で、優秀なDJほど、シングルカットされていないLPの曲でも、イイ曲だったら絶対にプレイするものだと思います。

 そして、Salsoulに関しては、結構LPのみの良曲が多く、 かつ、それらの曲が現場レベルで受け継がれ、曲が「熟成」していった部分が非常に強いかと思います。
 つまり、そのLP曲の良さを信じ、DJ達がプレイし続けたことで、曲が共有され、みんなが好きな「Salsoulの曲」になった部分があり・・・歴史の積み重ねによって作られた曲だと思います。

 そして、この「Salsoul Rainbow」ですが、やっぱり昔から現場ではプレイされて、今となってはクラシックですが、2001年ごろだと、まだ「現場に行っている人しか知らない曲」だったのでは、と思います。
 曲自体は、Salsoulらしいストリングスと、疾走感のあるトラックが最高で、まさに「Salsoul」な曲で、写真のDannyエディットが有名ですね・・・ただ、やっぱり、現場に行ってないと聞かない曲なので、LPのみという点を含め、ホームユースなこのミックスCDに現場直球な曲を入れてくるのは、良い意味で「意外」ですね!

 そして、Dimiさんは、このRainbowを割と前曲からブっこみ気味に入れてきて、急にグルーブを加速させています・・・つまり、最後の後期Salsoulに繋いでいくために、用意した部分があり、戦略的にも上手いです!
 この曲もDimiエディットでプレイしていますが、選曲の流れとしては、Salsoulっぽいソウルフルで躍動感のある曲を、割と急に入れてきており、フロアー的にはピークに向かっていく期待感を煽り、気づいたらマッドに踊らさせている点は上手く、起承転結の「転」として上手く機能をしています!


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 んで、最後の方は、Salsoulらしいストリングスを重視した華麗なDisco曲を選曲し、「Double Exposure / Ten Percent」、そして「First Choice/ Let No Man Put Asunder」の鬼クラシックの連続選曲でエンド・・・いや~、最高ですね!

 まず、この作品の全体的なストーリーを整理すると、前半のBoogieっぽいラインでミッド程度のBPMで揺らして、前述したRainbowで一気に加速し、そしてこのBPM早目なこの2曲で大爆発といった感じで・・・も~、作品のストーリーが秀逸ですね!
 これを聞いてて思うのが、聞いてると「自然と踊り始めるストーリー」になっていて、この辺は選曲の勝利です!

 私自身、DJのミックス作品で一番重要視をしているのが「選曲のストーリー」で、これがあるからこそ「ミックス作品」を聞き続けているのだと思います。

 それこそ、そのミックス作品の中で、意外性のある選曲や、グルーブ感の統一による気持ちよさも大切ですが、ストーリーがあることは、一つの映画を観るように「そのミックスの世界観」に入れ、最高の気持ちよさを与えてくれるモノだと思っています。
 そう、これこそ「DJミックス」にしか出来ない世界で、プレイした曲の更なる魅力を引き出すモノだと思っています・・・

 その中で、Dimiさんに関しては、最後のオーラスとして、誰でも愛せる鬼クラシックを連続プレイし、最後で「Salsoulの華」を咲かせるストーリーをとっており、上手いっすね・・・
 ただ、その半面で、最後の最後にFirst Choiceを持ってくるのも上手く、凶暴なベースラインが最高で、最後の最後でマッドに踊らせるイメージもあり、流石です!


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 今回は、体調があまり良くないので、作品紹介が上手く紹介がまとまりませんでしたね・・・すみません・・・

 ただ、Salsoulの「虹」を見る、いや聞くたびに元気をもらってしまうのは事実で、今回のDimiさんのを聞いてると、体調不良の体には良いビタミン剤になったようです(^0^)

 今でも聞けるクラシック・ミックスであることは間違えなく、Salsoulが好きな方、また初心者の方にも買いやすいかと思いますので、気になった方は探してみてね~





<Release Date>
Artists / Title : Dimitri From Paris 「My Salsoul」
Genre : Disco、Boogie
Release : 2001年6月
Lebel : 東芝EMI TOCP-64113


Notice : Dimiさんの別Salsoulミックスについて

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 Dimiさんが作ったSalsoul作品としては、上記の「Mastermix」(2015年)もあります。
 この作品も日本企画で、選曲はかなりマニアックなのですが、現在のBoogieアプローチが気持ちいい好作品ですね!
 なお、大変素晴らしい逸話として、この作品は、Dimiさん自らがレコード会社に志願して作った作品(!)で、もう、Dimiさんの「Salsoul愛」が分かる作品になっております(^0^)






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<独り言>

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 今週は、仕事ばっかりしてたので、特に大きいことはないのですが、読み進めているJAMさんの本でヤラれた部分があり、紹介をしたいと思います・・・

 JAMさんの本は、Black Music Review誌での連載をまとめた本になり、同誌が月刊誌だったこともあり、その時の話題などを取り込んでいたり、その時に思ったことも少し書いてたりします。
 その部分は、この本からすると本筋ではない部分になるのですが、2001年9月号で掲載された「Steve Washington(Slave~Aurraの人)」の書き出しでは、以下の思いがありました・・・無断転載になりすみません・・・

そして、どんなレコードも新譜としてリアル・タイムで興奮したものに勝てないなあ、と改めて実感しました。若い人達の中には目の前に入荷ホヤホヤの新譜があるにもかかわらず、70年代や80年代のレコードばかり追いかけている人たちが少なくないみたいだけど、これ、凄くもったいないですよ。それぞれの趣味趣向にまで口をはさもうなどとは思っていませんが、せっかく今の空気を吸っているのだから、今の空気が凝縮された新譜で青春を謳歌した方がいいに決まっているんです。新譜を楽しめるというのは、今を生きているからこその恩恵、これを享受しないと、音楽での衝撃的な思い出なんて残っていきませんよ。旧譜はいつ聴いたって旧譜、新譜は今聴くからこそ新譜、それをリアルタイムで聴けるという特権。将来、いい時代を楽しめたと回願出来るようになるためにも、旧譜ばかりに偏重している人は新譜の意味合いというものを考え直してみてほしい。

 このブログを読んでいる方なら、何か響く「思い」ですよね・・・

 JAMさんが、なぜ、この思いを書かれたかは分かりませんが、音楽を愛する大先輩からの金言であり、絶対に忘れてはいけない思い=姿勢だと思います。

 考えてみると、私自身は90年代末に日本語ラップの新譜を真剣に追っていた時期があったので、この思いは痛いほどわかりますし、これが経験として生きていると思います・・・
 そのことがあったからかもしれないですが、ミックステープを掘ることや紹介することは、私よりも前に掘った人がいないことを踏まえると、私自身が周りのバイアスなく、真新しい面白さを発見していることであり、これに近いことなのかな~とも思いました。

 うん、この思いだけは忘れてはイケないですね・・・



Shazam X 「The Best of KRS-ONE & BDP」
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 え~、1月になり、ほんと寒い日が増えてきましたね・・・暖房を入れても寒いので、毛布にくるまりながらブログ作業をしています(^^;)

 前にもお話しましたが、私は結構な冷え性なようで、寒さに弱いんですね・・・今年の冬は、特に寒さが応えるようで、辛いっすね~

 そんなわけで、寒さとはあまり関係ない、この作品の紹介です~


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 今回は、NYのDJである「Shazam X(シャーザム・エックス)」さんが1997年ごろに制作した「KRS-ONE」楽曲のみをミックスした作品を紹介します!

 まず、Shazamさんですが・・・テープを相当深く掘っている人しか知らないと思うので、分かる情報だけ紹介しましょう。

 Shazamさんは、どうやらNYのブロンクス出身のDJ/Producerで、唯一情報が分かるDiscogsからの情報によると、割とプロデューサー寄りの活動をされていた方のようです。
 もう、全然情報がなく、検索をすると、もれなく楽曲検索アプリの大先生の方にヒットする(笑)など、詳細が分からない方なのですが、90's Underground的なシングルを数枚残すなど、それなりに活動をしていた方かと思います。

 ただ、テープ馬鹿としては、上記の「Best Of」系のテープを出してて、結構有名なお方だったかな~と思っています。

 Shazamさんが作ったBest of系は、今回紹介をするKRSの他にもEPMD、Mary J Blidge、渋いところでBoot Campなど、割と渋いラインを突いており、個人的には結構ツボなお方になります。
 また、最後で紹介しますが、日本製のブートもあるなど、当時は結構人気があり、NYでもそれなりに売れていたのではないかと思います・・・ただ、そこまでメジャーかというと、決してそうではなく、部類的には「B~C級」になるかも??

 んで、この「Best Of」系のテープですが、ミックステープの中では結構人気の高いジャンルかと思います。

 それこそ、USであれば、Tape KingzからリリースしてたMister Ceeのベストは有名だし、日本でも割と出しやすいジャンルなので、かなりの作品が作られています。
 また、聞く側としても、そのアーティストの「美味しい」ところを簡単に聞けるので、手が出しやすいジャンルですよね・・・これは今も昔も変わらないかと思います。
 
 なお、私としては、ミックステープにおける「Best of」系においては、以下の二点が重要だと思っています。

 一点目は、このBest系は、いわゆる「教科書」的な役割を果たし、売れやすいジャンルでありながら、聞いた人が「そのアーティストのことを勉強できた」意味が非常に大きいことです。
 この点は、日本ではその価値が大きく、90年代中ごろぐらいだと、急にHipHopがブームになり、過去の名曲を知ろうにも、簡単には触れることが出来なかったので、こういったテープは非常に役立っていたと思います。
 特に、こういった「一人のアーティストを深堀すること」は、Frontとかの専門誌では特集されていたものの、それを「音」で聞くのは結構大変だったので、その辺の需要を上手く取り込んでいたかと思います。

 そして、二点目は、こういった「Best of」が、アーティスト側のプロモーションとして価値があることが認められたことで、アーティスト側の協力が生まれ、その後のUSの「Mix Tape」文化を作っていった点です。
 実は、今回のShazamさんを含め、ある程度プロが作ったBest ofは、そのアーティストに許可は得て作られており、更にシャウトアウトや未発表曲の提供など、その対象アーティストが結構協力している部分が強く・・・それは、結果的に「そのアーティストのプロモーション」に繋がることを踏まえて作られた部分があります。
 時期的には90年代中期位からだと思いますが、NYにおいては、ストリートで売れる「ミックステープ」の影響度はほんと大きく、アーティスト側もその価値を知っていて、協力をしていたんでしょう・・・
 その後、00年代位になると、DJ DramaとかのMix Tapeのように、完全にアーティストのストリートプロモーション用の作品としてリリースされるようになり、この文化を作る上では、スタートはこの「Best Of」だったのかな~と思っています。

 まあ、Best Of系は、選曲に縛りがある以上、実はアーティスティックなミックス作品が作れないことの方が多いので、私の評価としては下がるのですが、こういった価値はあるので、馬鹿には出来ない作品かと思います・・・


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 んで、作品の紹介をする前に、今回のテープのお題である「KRS-ONE(ケアレス・ワン)」さんにも触れておいた方がよいでしょう・・・

 まず、私は、KRSを通してHipHopを学びました・・・うん、KRSこそ「HipHop」だと思います!!

 今となっては、なかなかKRSから影響を受けたという人は少ないかと思いますが、90年代にHipHopを聞き始めた人にとって、KRSからHipHopを学んだ方は大変多いかと思います。
 
 それこそ、ZeebraさんやYou The Rockさんなどは、KRSから相当影響を受けていて、私も、ジブさんやユーさん達が語る「KRSの熱さ」を通して、相当影響を受けました・・・
 ユーさんに至っては、自分のアルバムでKRSの名曲「Outta Here」の自分訳な日本語での語りかけ曲(!)を入れるなど、相当KRSから影響を受けてましたね・・・


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 そして、なぜ「KRS」かです・・・私としては、HipHopというか、人間としての「熱さ」や「ラージさ」に勇気づけられ、相当な影響を受けたかと思います。

 KRSの歴史的な部分は、それなりに調べればあると思うので割愛しますが、私もYouさんと同じく、KRSの名曲「Outta Here」には相当影響を受けました・・・

 ● 「KRS ONE / OUTTA HERE」 You Tubeへリンク

 まず、大前提として、私たち世代だと、ZeebraさんがFront誌において、HipHopの名曲を対訳した連載(Word is Bond)があり、それで初めてこの曲の「意味」を知ったと思います。

 この曲は、いわゆる「Back in the Dayz」もので、自分の昔を振り返る内容なんですが・・・もう、KRSの懐(ふところ)の深さが分かるリリックで、こういうマインドこそ「Hip Hopだ!」と思わせる内容です。

 それは、彼自身が凄い辛い人生を送りつつ、サビで「♪No doubt BDP is old school, but we ain't goin' out ! (BDPはオールドスクールだけど、俺たちはどこにも行かないぜ!)」とブラストさせる部分に集約されていると思います!

 KRS自身、自分を救ってくれた恩人であるDJのScott La Rockを、BDPがメジャーに上がる前に不必要な暴力の弾丸により彼を失い、その後、非暴力やコンシャスな道を進み、世間に影響を与えるも、HipHopが段々と金満主義や暴力至上主義の方向性になっていき、この影響も含め、Scottの良心だったBDPが解体する結果になった後で・・・リリースされたソロ曲として、こんなことを胸を張って言えるのが熱すぎます!
 また、少しズレる話ですが、このソロ作の時点で、KRSも一世代前のラッパーになっていたことを含めると、実はこの曲のトラックはJames BrownのFunky Presidentをドラムネタにしてて、このネタ自体も、この曲がリリースされた1993年の時点では古くなったネタだけど、ProduceをしたDJ Premierの使い方がフレッシュで、それこそ「古くても、アイデアやセンスが良ければOutta Here(どこにも行かない)しないんだ!」みたいなことも暗喩(思い込み?)してて、最強ですね!

 もう、KRSって、本当に「熱い」んです!

 名言やパンチラインも熱いですが・・・人間が忘れてはならない「熱さ」、そして「ラージさ」があるんですよ・・・

 それが、このラインにも表れているし、それ以上に、自分が作った作品には必ず、無くなったScottをリスペクトして「Overseen By Scott La Rock (スコットが見守ってくれている)」とクレジットしてて、それも熱いです・・・
 また、MCネームであるKRS-ONEは「Knowledge Reigns Supreme Over Nearly Everyone(=知識はほぼ万人を制する)」の略になり、こういったインテリジェンスがある一方で、非常に人間臭い一面も強く、その辺のラージさもヤバいっすね・・・

 私自身、HipHopは、90年代の中ごろ、周りのHipHopブームに乗って気づいたら好きになっていましたが、ファッション的な部分よりも、こういった「文化としての熱い考え方/姿勢」に影響を受けた部分が多かったです・・・


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 では、作品の紹介をしましょう!

 まず、この作品は選曲を見る限りだと、1997年ごろ、ちょうどKRSのソロ3作目「I Got Next」がリリースされる直前ぐらいにリリースされたようで、憶測ですが、このアルバムのストリート向け宣伝という要素も含めて企画されたのかな~と思います。
 理由は、B面の後半でその3作目の楽曲が選曲され、トラックリストにおいては、その曲には「New」と注釈があったり、3作目の名曲「Step Into The World」は、この曲の副題である「Rapures Delight」と記載されているところを見ると、3作目が世に出る前に作られたのかな?

 んで、選曲から紹介すると、KRSを知る上で重要な曲たちを、なるべく制作順にまとめており、なかなかの出来です。

 それこそ、A面はKRSがソロになる前のグループである「BDP(Boogie Down Productions)」の曲が中心になり、A面の頭では、本人登場でKRS御大のありがたいイントロの後、大名曲な「Boogie Down Productions / South Bronx」から選曲し、聞いてて熱くなります!
 また、South Bronxの後は、B-Boy Records時代の曲をメドレーしたり、コンシャスなKRS、つまりEdutainment(教育と娯楽の造語)な先生スタイルが全面にでた「Boogie Down Productions / You Must Learn」を選曲したり、流れに沿った選曲は分かりやすいです。
 なお、You Must Learnは、オリジナルから、Get Up And Dance使いのRemixに流れる展開で、こういった小ネタも要所要所であり、グッときます。

 また、ソロ時代の曲も、A面後半からB面の中盤にかけて選曲され、当時はみんな選曲した「KRS-ONE / MC's Act Like They Don't Know」や、自身のレーベルFront Pageからアンダーグラウンド向けリリースされた「KRS-ONE / Rappaz R N Danja」などの渋い曲も多く選曲されています。
 ソロ時代も、BDPも含め、割と渋い部分は攻めてて、それこそLPのみの曲も多く選曲してて、まるで「シングルの曲だけがKRSじゃないんだよ」と言わんばかりで良いですね・・・全体的には、割と大雑把でありながら、KRSの魅力をしっかりと伝える選曲にはなっています。

 ただ、ただ・・・説明は「これだけ」になっちゃうんですよね(^^;)

 残念ながらDJミックスには独創的な部分はあまりなく、割と淡々とDJしてて、まるで「コンピレーション」みたいな感じを覚えます。

 また、私たちが思っている「KRSの熱さ」をそこまでは代弁してなく、大好きな「Outta Here」はワンバースのみ、それもサクっと選曲してるんですよね・・・
 やっぱり、ミックステープであれば、創造的な部分は欲しく、KRSの魅力をバシっとだせるキメ曲を作るべく、選曲の流れがグルーブの作り方があっても良かったのかな~と思います。

 でも、USらしいラフな作りが、KRSの持つストリート的な質感を生んでるのも事実で、この空気感は真似できないかも・・・
 たぶん、日本人が作ると、変に生真面目になってしまい、そういったラフさが出せないんですよね・・・これは不思議です?


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 そんなわけで、今週はKRS週間になり、大名作の1stのテープ版も聞きこんでしまいました(^0^)

 個人的には・・・このミックスよりも、1stのテープの方がヒットだったかも?
 アルバムを通して聞ける点も大きいですが、寒い冬の夜道でBoom Bapさせながら聞く「Outta Here」は最強ですね・・・もー、PremierとKRSのタッグが改めて最強だと感じました(^0^)

 なお、毎度のごとく、仕事帰りに夜道で聞いているわけですが・・・白い息を出しながら、30半ばのスーツ姿のオッサンが、このテープを聞きつつ、歌詞に合わせてラップしている姿こそ、私は「Hip Hop」だと信じています(^^;)

 では、Shazamさんのテープ、そんなには遭遇しないですが、B~C級が好きな方は探してみてくださいね~
 
 



<Release Date>
Artists / Title : Shazam X 「The Best of KRS-ONE & BDP」
Genre : HipHop
Release : 1997年ごろ
Lebel : Shazam X No Number


Notice : プレスレーベルについて

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 上記のRelease Dateでは、Labelを「Shazam X」としましたが、ジャケには写真の「P:Type Grapics」のマークが記載されています。

 このP:Typeですが、90年代中期から中ごろのNYのミックステープには頻繁に確認ができるマークで、名前だけを信じれば、その作品の「ジャケット」を制作した集団を表している、と思われます。
 それこそ、DJ Spinbadの初期作やX-Men等のコスリ系DJの作品には全てこのマークが付いていて、NYの中ではTape Kingzとは違う方向性のDJ達の作品には、このマークが付いています。

 そのため、ある意味で、Tape Kingzと同じように「テープレーベル」と見なすことも出来ますかね・・・

 実際に、このマークの付いているテープは、だいたい作りが同じ(マクセルのテープを手刷り→テープ本体に紙のラベルを張り付け)なので、テープ自体もP:Typeの人が作っていた可能性が高そうです。

 なお、Tape Kingzの白黒ジャケに対して、USらしい原色感バリバリで、かなり雑なカラー印刷のジャケは、マニアになると愛らしくなるのには困ったものです(^^;)
 ただ、P:Typeモノは、割としっかりとデザインしてて、今回のKRSのように雑誌風のデザインは悪くはなく、Tape Kingzよりは凝っていたように思えます?


Notice : 日本版のブートについて

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 左:USプレス(オリジナル)  右:日本コピー(ブート)

 今回のShazam氏のBestテープは、前述した教科書的な理由も含めて、日本でも流通してたようですが、NYのオリジナルプレスの他に、日本でコピーされたブートテープも流通していました。

 今回のKRSにおいては、上記のように日本コピーのブートがあり、日本コピーの方は、ソニー製の国産テープを用いた裸テープで作られています・・・
 私が確認した限りだと、EPMDでも日本ブートがあり、時代的に需要があったからコピって売ってたんだろうな~と思いました。

 なお、このKRSでは、堂々と「90分」と日本語が書かれていて、直球で「日本でコピりました」と言わんばかりですが、EPMDのテープでは、その日本語部分をカッターで削ってあるという、涙ぐましい努力の痕跡が・・・こういうのは大好きです(^0^)
 また、関連で蛇足っておくと、当時の日本コピーについて、詳しい方の話だと、こういった「日本でコピってるのがバレる」ことを嫌がる本格派は、アメリカから格安な空テープを持ち帰り、それでコピって売ってたそうです・・・こういう地味な努力も大好きです(^0^)







Dimitri From Paris 「Secretbox Vol.17 presents Adult Only」 2018/1/7 @渋谷zero
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  あけましておめでとうございます!

 少し時間が経った挨拶になり、恐縮ですが、今年もよろしくお願いいたします!

 そんなわけで、今年の第一発目の更新は、正月に付けた贅肉を落とすべく、踊りに行った報告です~


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 今回は我らのDimitri先生が来日プレイをされるとのことで、青山にある「Zero(ゼロ)」さんにお邪魔しました!

 まず、Dimiさん、ここ最近は割と頻繁に日本に来てて、実は半年に1回ぐらいの割合で来ているんですよね・・・ただ、割とひっそりと来日してて、来てたことに気づかないことが多く、結構困っています(^^;)
 今回は、年末のCountdownを某所で(2万って・・・)やった関係か、日本にゆっくりと滞在してて、帰国前の東京公演として、このパーティーが行われたようです・・・逆の理由で来てたらすみません・・・

 んで、今回のパーティーは、割と早い時期からフライヤーが出てて、それで気づいてロックオンしてました・・・

 まあ、本当は金曜日(1月5日)に開催したTimmyに行きたかったんですが、土曜日が仕事だったので、喜んでDimiさんを選んだ経過もあったりしました(^^;)

 そして、当日は、久しぶりの「休みの日の夜中の開催」だったので、日中は家事やらブログ作業を行い、夕方にしっかりと睡眠をとり、会場となるZEROには11時を少し過ぎた位に到着をしました。


 ZEROについては、結構お好きな方も多いクラブかと思いますが、意外にも私は初めてなクラブです・・・

 ZEROは、青山にあった名店「LOOP」の流れを受け継いだクラブで、いわゆる小箱ながら「音」と「パーティー」にこだわった印象のあるクラブになり、もはや日本を代表するクラブの一つかと思います。
 ブログでは良くお名前が登場するDazzle Drumsさんがマンスリーパーティーを開催したり、Noriさんが毎週水曜日にパーティーを開催したり・・・やっぱり「音」と「パーティー」に信念を持っているのかな~と思います。

 特に、たまたま最近ですが、ZEROの音響やDJブースについて語られた記事(クラベリア)があり、これに結構ヤラれたのも、今回の訪問の大きな理由かもしれないです。
 このZEROは、業界的にも「音」のこだわりが半端ないことで知られていて、音の良さ=踊る気持ちよさに繋がることを知っている身としては、やっぱり興味があります・・・
 うん、記事の中で「レコードのためのDJブース」って紹介してるのだから、是非、聞いてみたいと思いました・・・


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 そして、11時過ぎにさっそく入店し、荷物をロッカーに預け、ダンス開始・・・

 まず、先に脱線をしますが、初めて訪問するクラブって、ロッカーがどの位あるのかが分からいないので、少し早く行くんですよね・・・そしたら正解で、ロッカーがあまりなく、大半の方が入れることが出来ず、目立たない場所に置いていました・・・
 まあ、お店を出る時に、臨時のクロークがあるような感じはしましたが、私は自分の荷物が無くなることに極端に臆病(笑)なので、無事にロッカーにしまい、気持ちよく踊りを始めます・・・

 んで、11時ごろはお客さんがそこまでいない中で踊りました・・・おおっ、凄い踊りやすいぞ!

 音に関しては、渋谷Contactとかの大きな箱と比べちゃうと「その大きさで音が出せるの?」と思うJBLのスピーカーを中心にしたセットなのですが、これが結果的に「肌感覚で気持ちいい」構成になっていて最高ですね・・・
 これは、先ほども指摘した「音のこだわり」があっての音だと思いました・・・特に、だんだんと踊って音に慣れてくると、その優しく包んでくる感じが気持ちよく、これは素敵なクラブだな~と思いました。

 また、個人的に驚いたのが「床」で、木の板なんですが、最高に踊りやすいですね!
 たぶん、しっかりと砂を下に敷いた構成なんだと思いますが、家に帰ってきて、全然「膝」が痛くないんです・・・今回も結構踊ったハズですが、こういった細かい部分までこだわりがあるのは、流石と思いました~

 そして、踊り始めたわけですが・・・普段以上に集中して踊っていました!

 Dimiさんは、結果的に3時からのプレイになり、それまでは3人のDJがWarm Upしてて、私の準備運動も兼ねて踊らさせていただきました。

 最初のNaosuke NishimakiさんはDisco、次のButchさんはNu Houseっぽい感じ、そして、このパーティーの主宰者であるREMIさんはRe-Editを中心にプレイし、だんだんと気分を高めてくれます・・・
 こちらとしては、初めてのクラブなので、音のつかみ方やお客さんの流れが分からない部分があり、徐々に様子をみながら踊っていましたが、だんだんと私が気持ちいいと思う踊り方を掴み、気持ちよく踊らさせていただきました・・・

 特に、主宰者のREMIさんは、Disco系のRe-Edit~Disco Dubを中心にプレイしてて、結果的に後のDimiのプレイに繋がるような選曲とDJプレイをされてて、良かったです!
 割と序盤では、Dimiさんだからこそ期待しちゃう和物ラインとして「阿●泰子 / L.A. Night」のRe-Editをプレイしたり、これはクラブに行ってる人でないとプレイしないはずな「Michael Jackson / Off The Wall」のRe-Editをプレイしたり・・・大きな体(失礼!)で、魂を込めてプレイされてたのが印象的でした(^0^)

 Re-Editって、私としては「便利な存在」だと思っています・・・

 それは、元のDiscoや和物なんかでは弱い音圧をボトムアップし、かつ、DJミックスしやすいように作られているので、DJをする側としては便利なんですよね。
 ただ、元々の歌い手やミュージシャンが作ったグルーブを解体している側面もあるので、実は「プレイする側」が凄い腕が試される部分があり、下手な人がプレイすると原曲の良さが出せない場合があるかと思います。
 
 今回のREMIさんについては、プレイによってフロアーを馴染ませ、フロアーの方向性を一つにしていったのが上手いな~と思いました。

 ただ、Dimiのプレイするまでの時間が長かったので、一部のお客さんはDimiの登場を待つ前にダレちゃった部分もあったかな??


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 そして、3時になりDimiさんがDJブースに立ち、プレイ開始・・・

 先に結果から書くと、6時までの約3時間のプレイでしたが、最高でした(^0^)

 もー、やっぱりDJが上手いし、選曲も最高だし・・・とにかく踊りまくっていました!!

 帰る時、恰幅の良いお兄さんから「あなたがニコニコしながら、フロアーで踊ってくれたので、このパーティーが盛り上がったよ!」的なことを言われるぐらい、ほんと気持ちよく踊っていました!

 んで、今回は時間軸を前後しながら、Dimiの最高だった所を紹介しますね~

 まず、開始では、交代前のREMIさんが60~70年代チックな生音ドラムっぽい曲をプレイし、そこからDimiさんはJBのI'm Cominループの曲をプレイし、流れでまさかの「Black Machine / How Gee」をプレイ!
 それも、前曲のホーンフレーズと、グルーブをくみ取っての選曲、更に、How Geeの空気を生かして、JazzyなHouseに展開させて行ったのには圧巻でした(^0^)

 Dimiさんについては、ちょいちょい「B」な曲をプレイしてて、私としては合点がいきましたが、まさかHow Geeが来るとは・・・B出身なので、これでスイッチが入りましたよ!


 また、選曲に目を向けると、ガツっと盛り上げたいところは「Phyllis Hyman / You Know How To Love Me」「Loleatta Holloway / Love Sensation」などのド定番をプレイし、フロアーを大合唱させますが、結構渋い曲も多くプレイしてて、ヤラれました・・・

 個人的には、B出身の流れで紹介をすると「The Temptations / Treat Her Like A Lady」ですよね・・・もう、私自身はMUROさんから洗礼を受けた曲なので、これをプレイしてくるのには心の底から驚きました!

 このテンプスも、Dimiさんらしく、最高のエディットの状態でプレイをしていましたが、ここ最近のブギーでアーバンな感じを受けてのパワープレイが印象的で、やっぱり「選曲眼」が最強ですね!
 後で紹介をする和物もそうですが、プレイするタイミング、そしてプレイする文脈が「分かってらっしゃる」の一言で最高です・・・個人的には、Spinnaのミックスを聞いて旬だと感じていた「Kool & The Gang / Open Sesami」のプレイにもヤラれました(^0^)


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 そして、Dimiさんといえば「独自エディット」ですね!

 Dimiさんを知らない方に説明をすると、プレイする曲のほぼ全てが、自分がプレイしやすいように構成を変えたり(=エディット)、大胆にRemixを施したり・・・プレイする曲を「光らす」ために独自のエディットを施しています
 それは、Dimiさんが得意とするDisco~Garage~Houseはもちろんですが、後で紹介する和物でもエディットしてたり・・・ある意味で、自分が自信を持ってプレイできる状態の曲でないとプレイしない位で、本当に良いですね!

 今回、前述したテンプスのような初めて聞いたエディットもありましたが、最高にヤラれたエディットは「MFSB / Love Is The Message」でしょうか?

 確か、5時過ぎぐらいに、一度音を落とした後におもむろにプレイをしたのですが、これが「あんた、最高だよ!」と言わせる内容なんですよ・・・
 それは、全体的にビートをボトムアップしつつ、レジェンダリーなDanny Krivit (Mr.K)のエディットを尊重しながら、後半に進むと「Love Break」や「Heavy Vibes」といった関連曲(似た曲?)のフレーズが飛び出す仕様で、これは最強だ・・・

 また、日本だからプレイしたわけでなく、今となってはDimiのトレードマークになっている和物であれば「●井紀美子 / I Thought It Was You」のエディットがヤラれました・・・

 もしかしたら、エディトではなく、オンタイムでのDJプレイかもしれないですが、この曲の後半では、この曲の作者であるHerbie Hancock版の曲にスイッチし、まるで疑似共演みたいなエディットになっているんですよね・・・
 残念ながら、Herbieのは元テイクか、邦盤オンリーのMaster Soundテイクかは分かりませんが、こういった「マニアがうっとり」なエディットが炸裂してて、踊りながら「こう来たか!」と衝撃を受けながら楽しんでいました(^0^)


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 んで、これも詳しく書きましょう・・・今回も「和物」が大爆発でした!

 Dimiさんについては、ほんと昔から和物をプレイしてて、そこらの日本人DJが「初恋」の良さを知らない頃でも、平気でプレイして、フロアーに一般客を唖然とさせ、私を含む好き者は狂喜乱舞させていました!

 今回も、下のプレイリストで紹介するように、当●嬢を自然にプレイするなど、好き者は狂喜乱舞、フロアーにいる人は「えっ、日本語・・・うわっ、カッコいい!」となるプレイで、みんなDimiの和物選曲に酔いしれていましたね~

 そして、究極はコレでしょうか・・・

 5時30分ぐらいだと思いますが、また音を落としてから、「●ン・ルイス / Alone In The Dark」からの、まさかの「●田●奈子 / 恋は流星(Part 1)」を朝方選曲・・・最高に気持ちいいよ!
 そして、その流星から、ほぼカットイン気味で「●下●郎 / Solid Slider」への和物3連荘・・・山●に突っ込んだ時の衝撃と行ったら最強で、割と近くにいた和物を知ってるお兄さんと思わずガッツポーズをした位です(^0^)

 ただ、ここがDimiの凄いところで、ただ、今のトレンドだから、そして日本だから「和物」をプレイしているわけでなく、しっかりと「歌詞」が分かってプレイしているんですよ・・・

 今回、なんで「●下●郎 / Solid Slider」に行ったのかな~と思いながら、気持ちよく踊っていたのですが、歌詞のサビ前ぐらいで「♪これが最後だと~」とあるんですよ・・・これには、私も歌いながら「あっ」と思い、また近くのお兄さんと一緒にフッとんでいました!
 また、この歌詞プレイが本気なんだな~と思ったのが、この山●の後は「Odyssey / Don't Tell Me Tell Her」をプレイするのですが、これも歌詞に「♪Don't Tell Me, It's Over」とあり、もうパーティーが「終わり」なのをメッセージとして伝えているんですよ・・・


 個人的には、●下も大好きですが、Odysseyは大好き、いや、私の中ではミックステープの良さを教えてくれた故Maki the Magicさんから最後に教わった曲なので、これがプレイされたことに感動しちゃった・・・

 クラブで踊ってると「自分にしか届かないミラクル」が届くことがあります。

 それは、最高のDJが、気持ちを込めてプレイしてくれた曲が、素直に心を開放して踊っている時にのみ届くことが多く・・・今回、久しぶりにOdysseyにはヤラれました・・・
 なんか、上手く説明できないけど、踊りながら「感動」してました・・・色々な思いや、これから日常に戻ることを含めると、なんか、Dimiさんから励まされているようで、ほんと感動してました・・・

 たぶん、この曲自体、結構知られていない曲なので、あの時は「ただのメローな曲」として踊ってた方が多い中、私は、人知れず感動をしながら踊っていましたよ・・・Dimiさん、ほんとありがとうございます!


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 んで、6時前に「Diana Ross / It's My House」をプレイしてエンド・・・

 もう、最後はまさかのDiana Rossで、これまた気持ちよく踊らさせてましたが、Dimiさんも気を良くして「このクラブは、僕の家だよ」と伝えたかったのかな~と思いました?

 んで、終了後、客電がついた店内をサクっと撮影し、まだ暗い青山通りを渋谷に向かいました・・・

 まず、ZEROは「本当に良いクラブ」ですね!

 今回、初めて踊らさせていただき、とにかく「気持ちよく踊れる」点は素晴らしく、ちょっと感動してしまいました!

 それは、小さいながら優しく照らしてくれるミラーボール、素敵な音を出してくれるスピーカー、そして気持ちよく踊らさせてくれる木の床など・・・このクラブの「こだわり」があって、初めて達成できたことだと思います。
 そして、お店の方、パーティーのスタッフ、お客さんなど、この「パーティー」に参加した方が、このお店を信頼して集まった結果があって、気持ちよく踊れた点もあるでしょう・・・うん、やっぱり信頼されているお店は強いですね!

 そして、そして・・・何よりもDimiさんに勝る者はいないです!

 もー、行って良かったです・・・たくさんの元気をを頂きましたよ(^0^)

 今回、Dimiさんのプレイでたくさんの元気をもらったので、暫くは頑張れるかな・・・ありがとうございました!!





●クラブ・レポのオマケ① 当日の機材等

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 今回、最初の方で紹介したクラベリアの記事で「レコードのためのDJブース」と書いてあったので、結構気になって、トイレや水を買いに行く時、さりげなくチェックをしていました(^^;)

 まず、Dimiさんに関しては、海外を飛び回っている方なので、アナログプレーはなく、音源元はPC(ソフトはTRAKTOR)で、それをPionierのCDJに送ってプレイ(だと思う)し、ミキサーはAllen & Heathっぽい4chの縦フェーダーミキサーでした。
 音が良いとのことで、UREIなどが標準仕様のクラブではありますが、Dimiさんは割と音源元の方をこだわっているので、このセットでも音はバッチリですね・・・

 あと、今となっては意外なのが、外付けでPioniorのエフェクター(EFX-1000かな?)を置いて、効果的にプレイしてましたね・・・
 これって、もはやオールドスクールな機材になりつつありますが、上手い人が使うとやっぱり最強・・・ベスタのアイソレーターと一緒で、シンプルが一番なんでしょうね~

 なお、マニアックな話ですが、観客から割と見えやすい位置にPCが置いてあり、プレイしている曲が分かったのが嬉しいです・・・最初は、どうしても知りたい曲をShazam先生に頼っていましたが、Dimiさんに迷惑にならない程度に覗きに行ったのは秘密です(^^;)

 また、Open Upの最初はアナログを使ってプレイしていましたが、このZEROのシステムだと、音が繊細に出力される分、プチノイズも簡単にでてしまい、ちょっとでも盤質が悪いとプレイに影響するのかな~とも思いました。



●クラブ・レポのオマケ② プレイリストについて

 今回も割とツボだったので、マメにメモり、分からない曲はSha先生やDimi先生のPC画面を見て、メモベースのプレイリストを作りました。
 もしかしたら、間違っているかもしれないですが、参考にどうそ~

【注意】
・曲が改行なく続いている場合は連続でプレイした曲になります。
・和物は、●田氏が厳しいお方(笑)なので、とりあえず伏字にしておきます。

01:30 to 03:00 DJ:Remi
【注意】 ほぼ全ての曲が何らかのRe-Edit版でプレイをしていました

阿川●子 / L.A. Night
Michael Jackson / Off The Wall
Sugarhill Gang / Rapper's Delight
Michael Jackson / Thriller

Patti Labelle / Music Is My Way Of Life


03:00 to 06:00 DJ:Dimitri From Paris
【注意】 ほぼ全ての曲がDimiによるEdit~Remixが施された曲でプレイをしているはずです。

Black Machine / How Gee

Mighty Ryeders / Evil Vibrations

●山ひ●み / Tuxedo Connection

Kool & The Gang / Open Sesami
Sister Sledge / Lost In Music
Phyllis Hyman / You Know How To Love Me
笠●紀美子 & Herbie Hancock / I Thought It Was You
The Temptations / Treat Her Like A Lady
●田美奈● / Light'n Up
Loleatta Holloway / Love Sensation
Odyssey / Native New Yorker (※1)

Ashford & Simpson / Stay Free

MFSB / Love Is The Message

The Joubert Singers / Standing On The World

ア●・ル●ス / Alone In The Dark
吉●●奈子 / 恋は流星(Part 1)
●下●郎 / Solid Slider
Odyssey / Don't Tell Me Tell Her

Diana Ross / It's My House


(※1)
 12月に行ったDJ COSMO & DJ NORIさんのパーティーでもプレイしてた曲で、現場では分からず、記事で不明と書いたら「Odyssey / Native New Yorker」とご指摘を頂きましたが、なんか違うんだよな~と思っていた曲です・・・
 んで、今回、Dimiさんがプレイし「あっ、この前のだ!」と思い、やっぱりOdysseyと違うな~と思いながら、恐る恐るDimiさんのPC画面をみたら・・・なんと「Dimiさんのエディット」だということが分かりました!
 そうか、オリジナルのOdysseyとは違うな~と思ったのは、ボトムが太く、構成も若干変えてあったからですね・・・Kさん、謎が解けました(^0^)
 なお、10月にアナログが切られているのね・・・今度、買おうっと~





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<独り言>

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 え~、久しぶりにこの地図が登場です・・・いやいや、歩きました(^^;)

 上の地図は、我らのユニオンの各店舗を示した地図で、年末と年始にかけて行った「地方ユニオン・ツアー」の内容を示しています・・・

 普段はなるべく地方のユニオンを巡る時は分割するようにしているのですが、昨年の12月は仕事が結構忙しく、休みもあまり無かったため、年末と年始で固め打ちをしてきました(^^;)

 日程的には、休みに入った年末の12月30日に「横浜(関内・西口)→町田→吉祥寺→中野→高田馬場」、そして年明けの元日に「千葉→柏→大宮→北浦和」と巡り、どちらも大陸横断的な移動距離でしたね~
 特に、元日の千葉~埼玉ルートは、千葉から船橋に移動し、船橋が始発になる東武野田線を駆使したルートになり、柏で途中下車した形にはなりますが、野田線を最初から最後(=大宮)まで乗ったルートで、元日からこんなことをしているのは、相当コアな乗り鉄か、実家にいづらかった私(笑)以外にはいないでしょうね(^^;)

 んで、この「地方巡り」ですが、人によっては「何で行くの?行っても大して在庫が無いでしょ?」と思うかもしれませんね・・・
 また、このご時世であれば「欲しいのがあればネットで検索をして、代引きで注文すればいいじゃん」と思う方もいるでしょう・・・

 ただ、レコードなりテープは「一期一会」のモノなので、どこに何があるのか分かりません・・・

 例えば、私が探してる「テープ」はニッチな存在なので、現地に行かないと発見出来ないモノも多いため、どうしても「お店を巡る」ことが必要なので、未だに足しげく通っています・・・
 特に、ここが地方巡りの特色なのですが、都内の専門店に比べると、割と出た時の破壊力は地方は大きく、それもセールというよりも通常ストックで普通に出したのが、私にとってはボムだったみたいなケースが多く、それで巡回をしてますかね?

 また、年末のユニオンは「多く買うと割り引いてくれる」ことも大きく、自分の財布の負担以上に、一人のディガーとして「この位の安い値段で買った」という自分との戦いがあることも大きいです・・・

 まあ、今年に関しては、年末に全然レコ屋巡りが出来ず、もう「体がうずいて」しまい、耐えられなかったのも大きいかも・・・おかげ様で、無事に散在(?)が出来たのは、心の平静を保つ上でも重要だったかもしれないです(^^;)


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 そんなわけで、せっせと巡回し、それなりに釣果があり、ニンマリでした~

 年末の神奈川~都外ルートは若干辛かったですが、元日の千葉~埼玉ルートは結構当たり、結果的にレコはガッツリ、テープは少なかったけどボム多数な感じでした(^0^)
 テープだと、あの髭ファンクに属していた日本語ラップグループ「Good Fellas」のテープEPには衝撃を受けたり、レコも探してた「G-Wiz / Teddy Bear」が相当安く買えたりで、久しぶりに巡回して良かったですね~

 ただ、前述したとおり、意味もなく「体がうずいて」いたので焦っていた部分もかなりあり、年末の出だしで行った横浜某店では、ちょっと欲しかったBoogie~FunkのややレアLPが、割引込みで安く買えそうなので、視聴をして盤OKとして買ったのに・・・家で聞いたら、重要な所に何か所もキズがあり、その日の夜は寝つきが悪かったです(--;)

 う~ん、盤チェックは得意な方なんですが、きっと、焦ってたんでしょうね・・・また、それまで12月は散在してなかったので、気も大きかったのもあるかも・・・
 それこそ、G-Wizは、実はCだけど全然イケるのを見抜いて買えたのに・・・うん、今年は「検盤は真剣に」をモットーにしたいと思います(^^;)


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 あと、こうやって報告すると、他のお店、つまり普段良く行くお店(=渋谷、新宿、下北、池袋、お茶の水)には行ってないように読めますが、普通にバシバシ行きました(^^;)
 たぶん、行ってないのは立川だけで(遠かったので挫折しました笑)、普段のうっ憤を晴らすべく、割とガシガシ攻めていました・・・

 それこそ、大晦日は私的には頂上決戦で、新品も、そして12月に出した新着セール品も安くなるので気合が入ります・・・

 んなわけで、大晦日は、気合で「MTT大賞の記事」(Krutchさん&KIMさん、吉澤さん、やる夫さん、反応を頂き、アザス!)を書きあげ、タイトに新宿、渋谷、池袋と回りました・・・
 でも、今年は思ったほど買うものがなく、そして、クラブ系はそこまで混んでなく、ややユッタリと回りました・・・まあ、15%の時だけ混む傾向がありましたが、買い逃し系とかを中心に抜いてきました(^0^)

 なお、今季の年末~年始を総括すると、私が買っているテープや、Disco等のレコは、死ぬほどな大物は無かったけど、単発でポロポロと出るのが熱かったな~と思っています。
 特に、年が明けて、渋谷と新宿が細かいテープが出てて、何となく行ったら「あった」みたいな感じで助かります・・・やっぱり、マメにお店に通うことは重要ですね!


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 そんなわけで、足しげく「ユニオン」に通った成果が分かるイベントも開始しましたね・・・

 そのイベントとは、ユニオンの会員限定で、前年の購入金額や売却金額に応じて付けられるポイントによって、上記のような特別ノベルティーをプレゼントして頂ける内容です・・・
 詳しくは、下のリンク先でご確認ください・・・なお、一部では、おのずと「前年のユニオンでの購入金額」が分かってしまう恐怖のイベントとして有名です(^^;)

● 【ディスクユニオン・メンバーズ】プレミアムキャンペーン2017


 んで、私の昨年の結果は「12DU」でして・・・例年並~やや少なめですかね??

 昨年、私の購入動向を無駄に深く紹介した「俺の履歴書」で公開したとおり、ユニオンでは毎年それなりの金額を使っているので、皆さんも驚かない(?)かもしれないですね・・・

 ただ、正直に書くと、これだけのポイントを得ることは結構大変です・・・

 先ほどの「足しげく」に繋がりますが、年間通して、コンスタントにお店に通い、高いのでも安いのでも欲しかったら買わないと、ここまでのポイントは出せないかな・・・
 まあ、アレなRockとかを集めている人だと、一発で超えちゃう場合もあるけど、テープのような細かいモノが含まれているだけで、ここまでのポイントを積むのは大変です・・・

 とりあえず、今年のノベルティーはお願いしたので、来るのを楽しみにしましょう・・・ちなみに、レコ工場見学は応募しませんでした(笑)

 そして、今年も頑張りたいので、是非、クラブ系のユニオンの皆さまは、今年も気合を入れて仕入れをして、バンバンと私に売ってくださいね!!




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おまけ 「写真で振り返る年末年始」

 えっ、まだ続くの・・・新年一発目の独り言は特盛です(^0^)

 年末年始でレコ掘りをしてた過程で、なんとなく携帯で撮影した画像が多かったのと、上の独り言では収まりきらなかったネタが多いので、おまけとして紹介しておきたいと思います!

 もう、昨年12月の更新が全然出来ず、私の中で「ブログをもっと更新したかった病」が発症していたので、久しぶりに書かせてください・・・やっぱり、独り言は書くと、気分がスッキリしますね(^^;)


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 まずは、我らのユニオンのテープ棚です・・・上が渋谷(01/04時点)、下が中野(12/30時点)です。

 文中でも紹介したとおり、渋谷は最近ポロポロとテープが出ており、気づいたら結構通っていました・・・新宿も同じ感じで、何となく覗いたら新入荷なテープあり、みたいな感じでしたね~
 それこそ、渋谷に関しては、大晦日に行って、1月3日に別件の用事のついでに軽く覗き・・・翌日、仕事初めの後に、細かいテープ放出があることが分かり、会社帰りに二日連続で行っていましたね(^^;)

 まあ、こういった細かい出物があるのは嬉しいですね・・・あと、写真の通り、こんなゴツいのがあるのもポイントですね~

 んで、下の中野、年末に行ったらレゲエのテープが大量にあり、久しぶりに「なぜ、ここに!」と狂喜乱舞しました(^0^)
 結果的には、殆ど持っているテープではあるものの、数本だけ初見のがあり、嬉しくゲットしました・・・こういう放出こそ、足しげく通わないと出会えないですよね~

 ほんと、テープについては、こういう風に「自分から出会いに行く」ことが重要です・・・それこそ、大宮も意外とテープがあるお店で、Goodは大宮で抜きました(^0^)

 あと、最近、こういしてテープを買っていることから、店員さんに会計時に「いつもブログを見ています」的な声かけがあり、直近では北浦和と新宿でバレてしまいました(^^^;)
 まあ、いつもあの帽子をカブっていますからバレやすいですね・・・これからもよろしくお願いいたします!


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 一方で、レコを紹介すると、私が好んでいるDiscoの12inchのセール等は少なく、今年はどのユニオンも「和物」に力を入れてて、結構盛り上がっていましたね~

 和物系は、このブログを読んでいる方であれば、興味を持っている方も多いはずで、今季のユニオンのセールに行かれた方も多いのではないでしょうか?
 私自身、今はそこまで力を入れてなく、セールが終わった後のセール品をチェックした程度で、ユニオンにおいては、Rock系のお店、Black~Club系のお店とも、かなりゴツいセールが多く、セール品を見てるだけでも面白かったですね~

 ただ、正直な感想だと「相場が上がりすぎた」感じはしました。

 この和物人気は今年だけでなく、2~3年前からレートが上がっていましたが、今年はなんか、年末のセールに向けて買い取り金額をアップ→それが値段に反映という感じで、ややバブル感のある相場だと感じました。
 直球で書くと、竹内さんのプラスティックがマックス9000円でした・・・昨年の時点で4~5のイメージでしたから、相当な上昇がありましたかね・・・まあ、そうでもしないと集まらないのもあるのでしょうね・・・

 ただ、こういったバブル感のある相場であるが故に、普段の相場を知っていると、どうも手が出ないのも事実で、結構「売れ残っている」印象も強かったです・・・

 たまたま撮影した写真ではありますが、某店では、11月末のセール品が、12月末に行った和物セールと同時に少し値下げして出していた・・・など、レコを買う側としては嬉しいやら悲しいやらな姿もありました。
 う~ん、この辺はお店とお客さんがイタチゴッコを行い、いかにして相場を安定させるかが重要ですね・・・今季の相場を見ていると、来年は下げ基調なような気がします??


 なお、あまり嬉しくない話(?)として、これまでの和物ブームの陰で、まったく目立たなかったのでコソコソと抜いていた「和物なPromo Disco 12inch」が、ついに目を付けられ、割と値段が付いていました・・・

 これ系は、皆さんがLP~45に目が向いていたので、そこまで高くなかったのですが、実は12はロングミックス&音が最強、そしてモノによっては45&LPは無しなので、私はずーっと着目してて、安価であれば買っていました・・・
 また、もはや日本を代表するDisco ProducerなT-Grooveさんが、これ系の45をコンパイル(流石です!)をされたので、今後は狙われるでしょうね・・・

 
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 んで、この本はやっと買えて、読んでみたら最高でした!

 ブラックミュージック系の大御所ライターの「JAM」さんが、Black Music Review誌で連載していた「Chasin' The 80s Classics」をまとめた一冊で、80年代のBlack Music~R&B~Discoの素晴らしさを、制作者=プロデューサー別に分かりやすくまとめており、勉強になる快著です!
 もう、80年代のBlack Musicを、ここまで愛を持って、分かりやすくまとめてくれたことは、大変価値があり、興味がある方は是非読んで欲しい一冊です・・・私も読んでて、知らなかったことが多く、今現在、読み進めていますが、急激にBlack Music愛が芽生えております(^0^)

 ただ、結構大判な本なので、通勤時間等に読めないので、JAMさんには失礼ですが、家の近所で飲む時の「最強のお供」になっております・・・

 先日も、大好きな近所のスーパー銭湯に新年の初風呂の後、風呂上がりビールのツマミに読んでたら・・・まあ、最高で、思わず2軒目にサイゼリアでワインを嗜みながら読みふけってしまいました(^^;)
 なんか、お酒でリラックスしながら、脳には文字を通して音楽の栄養が入るのは、最高に気持ちいいですね・・・

 なお、ここ最近、ワインが安くておいしいのと、普通の居酒屋だとタバコ臭いので、サイゼリアに行くことが増えました・・・だけど、行くと、ツマミが安いので、つい食べ過ぎて、カロリーオーバー気味です(^^;)
 う~ん、あんまり大食いをしない人なんだけど、行くとイタリアンハンバーグ×ミラノ風ドリアを食べちゃうんですよね・・・2軒目なのに(^^;)


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 そして、これは「自分たちの注意」のために紹介しておきます・・・

 あまり良い事ではないので、だいぶ写真はトリミングしましたが、12月31日の13時30分ぐらいに、渋谷のユニオンの並びのビルで、かなり大きな火災がありました。
 ニュース等でも結構報道をしていてご存知の方もいるだろうし、何よりもユニオンの渋谷地区のタイムセールと重なったので、遭遇した方も多いかもしれないですね・・・

 私自身は、姑息な手段ですが、タイムセール開始のちょうどに行くと混んでるので、目ぼしいものをキープするつもりで13時30分ごろ渋谷に着き、ユニオンを目指して歩いていたら、異様な煙が見えはじめました・・・
 その時点でも、結構な人だかりがあり、黒い煙が徐々に増え、1~2分も経たない内に炎が上がり、目の前で「火事」になっていました・・・

 幸い、すぐ近くに交番があるので、お巡りさんが交通整理をしたり、すぐに消防車が来たりで、(不謹慎だけど)思ったより火事は広がらず、死者いなかったそうです・・・

 今回、間近で火事を見て、ほんと「冬の火事は怖い」と思いました・・・燃え広がるスピードが速いですね・・・

 真面目な話、私の家はレコードやテープがたくさんあり、これらは考えてみると「恐ろしく燃えやすい」ものばかりです・・・
 私自身、割と火の気には注意している方かと思いますが、自宅を含め、ほんと「火の元には注意」はしないとダメですね・・・

 ただ、それ以上に、今回の火事においては、消火活動が始まり、周りの皆さんも「これで大丈夫」と思った瞬間、普通にユニオンに行った私の根性を直さないと・・・
 ほんと不謹慎ですが、身の危険が少しでもあるのに、掘りを優先した根性は直したいと思います・・・


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 んで、最後は、年末だから行ったわけではなく、毎月、1度は行っている「MUROさんの家」に・・・

 これは、渋谷のタワーレコード内でShop in Shopとしてコーナー化している「TOKYO RECORDS in TOWER RECORDS SHIBUYA produced by MURO」で、MUROさんファンには欠かせないお店になります。
 本当は半年限定のはずでしたが、気づいたら常設化してて、渋谷に来て、タワレコのマンスリー(bounce)の新しい号が出るタイミングでいつもお邪魔させてもらっています・・・

 まあ、特に、このお店限定の商品があるとかは無いのですが、注目すべきは、MUROさんに係る調度品の展示で・・・実は行く度に微妙に増えている&変化しているのです!

 どうやら、MUROさんか、MUROさんのスタッフさんが定期的に訪れ、MUROさん秘蔵のグッズ等を追加したり、季節に合わせて展示品を変えたりしてて、月1回行くだけでも発見がある状況です(^0^)
 今回も、年末に訪れたら、US系のHipHopステッカーをコラージュ展示した所に、さりげなく「Yo MTV Rapsのカード」を模したMUROさん版のカード(!)が貼り付けられてて激上がり・・・ほんと、ファンになればなるほどシビれるのが多いです!

 特に、個人的には、入口横にあるマネキンで、いつもKODP系の服が、背中にあるプリントを見せるような形で展示されています・・・それは、まるで「MUROさんの背中」のようです・・・
 うん、僭越ながら、MUROさんが掘り進めている姿を後ろから眺め、そして影響を受けて今に至っている私としては、この「背中」は神々しいんですね・・・

 もはや、この場所が、私にとっての「パワースポット」になっており、渋谷のセール前に行くと運気が上がる(実例あり・笑)ぐらい、大切な場所です・・・もう、渋谷はキングの街なんだから、一生常設で良いと思います(^0^)


 なお、関連で、毎年恒例で、MUROミックス作品のリストを更新しましたので、よろしかったらどうぞ~

 DJ MURO MixCD 作品リスト
 DJ MURO MixTape 作品リスト


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 いやいや、久しぶりに書きましたね・・・相当、ネタが溜まってたんでしょうね(^^;)

 んなわけで、最後の最後は「MUROさんの家」の看板を・・・最近、この「No Diggin', No Life」もいい言葉だな~と思っています!!

 私自身も、今年も、一年間を通して「掘りが無いと、俺の人生は無い!」と言えるぐらい、掘りに関しては充実した1年にしたいと思います。
 そして、ブログに関しても、その掘りが反映できるよう、精一杯努力をしていきたいと思います。

 まあ、初更新から、ここまで長ければ、まだまだ元気ですよね(笑)

 では、今年もよろしくお願いいたします!!